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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

北米視察団2日目

2020-02-10 | Weblog

JETROニューヨーク 
 ジェトロニューヨークを訪問しました。
この施設は貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することを目指しており、 70 カ所を超える海外事務所ならびに本部(東京)、大阪本部、アジア経済研究所および国内事務所をあわせ約 50 の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に機動的かつ効率的に取り組むとともに、調査や研究を通じ、我が国企業活動や通商政策に貢献している。 
  今回はJETOROニューヨークの畠山一成所長から 
「ニューヨーク及び米国のインフラ整備の現状と課題」 
「日本茶の普及状況及びニューヨーク・米国における日本産農産物市場の将来性」 

 今回はニューヨークの橋梁を訪問したり、「八女茶」のニューヨークでの評判を販売店の方から直接聞くチャンスもあります。北米という巨大な成熟した市場をどの様な戦略で「福岡・九州」を知らしめるかは今後の課題ですが、昨今の健康ブーム、日本ブームでお茶には勝算があるのではないかと思いました。

     

日本政府観光局ニューヨーク事務所 
 JNTOニューヨーク事務所(日本政府観光局Japan National Tourism Organization)は、東京オリンピックが開催された 1964 年、我が国の政府観光局として産声をあげ、50 年間にわたって訪日外国人旅行者の誘致に取り組んできた日本の公的な専門機関。JNTO は、世界の主要都市に
海外事務所を持ち、日本へのインバウンド・ツーリズム(外国人の訪日旅行)のプロモーションやマーケティングを行っています。 
  今日はJNTO ニューヨーク事務所 伊勢尚史 所長から「日本のインバウンド政策」についてお話を聞かせて頂きました。いんばうオリンピックパラリンピックの後のインバウンドの伸びの確保のために各地で政策が行われています。

ブルックリン橋とヴェラザノ・ナローズ橋
 アメリカの経済の中心であるニューヨークのマンハッタンとブルックリンを結ぶブルックリン橋が完成したのは1883年。
中央径間486mです。 中央径間500mクラスの橋を架けるのは当時の技術では不可能と見られていましたが、ナイアガラ橋で実績のあるジョン・ローブリングは、平行線ケーブルを使った、吊り橋方式を提案、建設されることになりました。 ケーブルの材料としては、当
時大量生産ができるようになった鋼(steel)を使い、主塔基礎の掘削には、ヨーロッパで開発されてまもない潜函工法(ニューマチック・ケーソン)を採用しています。途中事故で死亡したジョンを引き 継いで息子のワシントンが橋を完成させました。世界で初めての長大吊り橋の建設にあたって、工事は難航し、着手から完成まで13年の年月がかかっています。 
 株式会社 アイエスエス  執行役員 ニューヨーク支店長 武田大輔氏からのご説明あり橋梁について説明がありました。株式会社 アイエスエス本社はマネジメント事業として、国内外の建築・土木施設の PFI導入可能性調査に力を入れています。PFIとは公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的 能力を活用して行う新しい手法の事です。 


     


     

※「鹿島建設(建設博物誌)」 HP から抜粋 
 
 ブルックリン橋の視察の後は世界ではじめての長大吊り橋、ブルックリン橋の登場以来、長大橋はアメリカの独壇場でした。
 その頂点を示すのが、1964年に完成したヴェラザノ・ナローズ橋なのです。
この橋は、マンハッタン島の下流、ニューヨーク湾口のリッチモンドとブルックリンを結ぶ吊り橋で、中央径間1298m。1981年、イギリスのハンバー橋ができるまで、17年間、世界一の座を守りました。
 主塔は、凱旋門を思わせる形で力強く、美しい橋です。建設当初は6車線でしたが、現在はその下段に6車線が追加され、湾口を結ぶ大動脈になっています。 

メトロポリタン美術館
 1870 年開館当時は 174 点の収蔵作品でしたが、現在は 300万点を超える世界最大級の美術館に。広大な館内は大きくエジプト美術、武器・甲冑、アメリカン・ウィング、近代美術、アジア美術、19 世紀ヨーロッパ絵画・彫刻、ヨーロッパ彫刻・装飾、イスラム美術、アフリカ・オセアニア美術、ギリシャ・ローマ美術の部門に分かれています。
 特にヨーロッパ絵画部門にはアネンバーグ夫妻コレクションの印象派絵画作品やハヴェマイヤー夫妻コレクションのヨーロッパ古典絵画の巨匠による名作がずらり展示されています。 
 ニューヨークには美術館や博物館、ギャラリー等がマンハッタンにたくさん存在ます。観光客や地元の方々が回遊性を持ちながら共存共栄が生まれています。


     
 
 

  
     
 
 
 
 

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