まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

日本語で話せる有難さ

2005-10-15 01:11:57 | 異文化
10月14日(金)。

妻子は無事実家に着いた。息子も早速のびのび知り合いの子と遊んでいるようだ。

さて、こちらは、昨日木曜日、朝から疲労感を感じていたのだが、2件目の村で腹痛もあり、途中でホテルへ引き返した。午後2時には別の村に行く約束があったので、1時間だけ仮眠して仕事に戻った。

夕食時にインスタント味噌汁を飲んで落ち着き、夜は8時に寝たが、今朝目覚めたときに、まだ疲労感が残っていた。外は雨が降っていたため、今日は休むことに決めた。

思えば、ウガンダ入りから5週間、毎日ガタガタ道で体中振動を受け、時には役人や市長達から失礼な言葉も浴びることもあった。こういう時にはやはり、日本人と会いたくなる。この5週間、初めにJICA事務所に挨拶に寄ったきりで、一度も腰を落ち着けて日本人と会う機会がなかった。

昼ごろJICA事務所に寄ると、丁度4月にウガンダを訪れたときに会った専門家の方がいらっしゃったので、話をしたついでに、新しくオープンしたばかりのウガンダ初の日本食レストランに連れて行ってもらった。味はイマイチだったが、半年以上ぶりの寿司。日本語も話して元気が出てきた。

その後一件用事を忘れていたので、再びJICA事務所へ。事務所から出たところで、日本人がいたので話しかけた。彼女はTさんといって、同じく海外長期研修員で来ているということだったので、近くの喫茶店に行き、話をした。

同じ研修員の身分だし、Tさんも協力隊出身とのこと。お互い止まることなく1時から4時まで3時間ほど話し続けた。ネパールの協力隊で現地に赴任後、初めて首都に戻り、仲間たちと会った時もそうだった。皆とにかく、ここぞとばかりに日本語を話したものだ。
近くにあと2人ほど日本人が住んでいるという情報も仕入れ、今週末みんなで会うことになった。

分野は違えども、同じ国際協力の仕事をしている人たちの間では、話は尽きないものだ。皆希望を抱き、悩み、苦しみ活動している。

気分もすっきりしたので大学に戻り、3時間ほどデスクワークをした。体調の変化は、疲労と、精神的ストレスから来ていたのだろう。スケジュールが山のようなタスクで埋まっているので頻繁に会うことは出来ないだろうが、近くに近い年代、立場の日本人達を見つけたということで気分がかなり楽になった。これでウガンダをもっと楽しめそうだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿