まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

初たまご

2009-08-26 05:02:34 | 家族
8月22日(土)。

我が家には、おーちゃんとクロちゃんという2羽の鶏がいます。おーちゃんが朝から何やら挙動不審で怪しいので、これはきっと卵を産むに違いない、と妻に言いましたら、案の定初めて卵を産みました。

あっちに行ったりこっちに来たり、ちょっとした隙間に頭を突っ込んでは引っ込めたり、産む場所を探すのは面白いですね。ま、本人は必死なんですけど。

その後家の前を歩いていると、人事部長でスコティッシュのお姉さまが、最近鶏どう?と聞いてきました。今日初めて産んだよ、と言うと、近くにいた人たちに、「ヘーイ、卵産んだってよー!」と言いふらしていました。あげるなんて言ってないって。

今日(25日)は、2つ目の卵を産みました。息子に「食うか?」と聞いたのですが、目の前にいる鶏から産まれたので生々しいらしく、食べません。お父さんが数秒後にはご飯の上に落として、醤油をかけて食べてしまいました。産み初めでも美味しいものですね。

チーターは猫だった

2009-08-26 04:36:24 | ほっと一息。
8月16日(日)。

ケニヤに帰国後すぐ学会の準備をし、一週間後に南アフリカ共和国のダーバンへ。
5日間の学会翌日には、プロジェクトの年次会議を南アのプレトリアで開催。

日曜日には、ヨハネスブルグ近郊にある、ライノ、ライオンセンターというところに遊びに行ってきました。そこには、ライオン、チーターなど肉食獣の子供たちがたくさんいて、ごろごろ喉を鳴らしていました。

写真は、大人になったチーターで、観光客はなでることが出来ます。写真では聞こえませんが、大きい音でごろごろ喉を鳴らしていたんですよ。思わず子供のように感動してしまいました。

うな重

2009-08-26 04:25:05 | グルメ
2009年の土用の丑の日イヴ。

もう一ヶ月も前のことですが、ナイロビの我が家にまで来てくれたRyokoさんの家に、日本に帰った時にうなぎを食べに行きました。

なんとRyokoさんの御実家は歴史ある鰻屋さんで、最寄り駅からその通りに入ると、目をつぶってでもたどり着けるくらい香ばしい香りがする素晴らしいお店なのです。

エディンバラで知り合い、今は日本で暮らしているロシア人の親子と一緒に僕は土用の丑の日イヴにお邪魔したのですが、これが本当に美味しかった。忙しいのに挨拶に出てきてくれたRyokoさん、さわやかな笑顔ととっても美味しい鰻重をどうも有難う。

ナイロビに着きました

2009-08-03 04:31:41 | ほっと一息。
8月2日(日)。

昨日僕達はナイロビに着き、一緒に着かなかった預け荷物が昨晩空港になんとか全部着いたので、今日引き取りに行きました。買い物も出来、生活が整いました。

日本での3週間は、あっという間でした。
1週目は、7月12日(日)に実家の福井に帰り、16日(木)に妻子と別れ東京へ。東大でエディンバラ大学留学時代に知り合った友人と農学部で再会し、思いもよらずある集まりに参加することになったのですが、お陰で有名な大御所の方々と挨拶することが出来ました。夜はエディンバラ大のプチ同窓会に参加。友人宅泊。翌日17日(金)は仕事の打ち合わせで医学部へ。会議の1時間後に母校の日本獣医生命科学大学を訪れ、お世話になった教授に挨拶しました。さらにその1時間後には大学時代の音楽サークルの友人達と酒盛りし、2次会には、先輩が赤坂で開いているJ-Rock Cafeで3時まで飲みました。そしてさらに5時過ぎまで友人一名と飲んでました。翌日は、エディンバラで知り合ったロシア人親子に会いに行き、2日間お世話になりました。

2週目は、夜行バスで高松へ旅行。7月20日(月)朝に、5,6年振りに、よくコメントを下さるTAKAMIさんに会いに行きました。とても濃いー2日間でした。22日(水)は大阪へ移動、NDK(農場どないすんねん研究会)主催「コミュニケーションと参加型疫学の集い」ワークショップの打ち合わせと準備を、アシスタントをしてくれるエディンバラ時代の友人とし、夜は妻子と再会、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ。息子はすっごいハイテンションで楽しんでました。23日(木)、24日(金)とワークショップに参加、24日はファシリテーターをさせていただき、2日間とも目からウロコの連続で、とっても有意義な学びの時間になりました。その晩広島の妻の実家に向う途中、九州の大雨で1時間ほど福山駅で足止めされましたが、無事雨の中呉に到着。

3週目は、インターネットが使えない状況で、心底ゆっくりしました。日本の山と田んぼに囲まれた、なんとも言えない時間。暑さと雨による湿気で眠りにくい夜を久々に体験したのも良かったです。インターネットカフェはないのに、酒屋に入ると、大好きだったスコッチの数々の銘酒がスコットランドより安く売られているのにショックを受けました。これはカルチャーショックでした。買わなかったけど、日本に帰ったとしたら、この点は安心だな、と変な安堵感を覚えました。7月30日(木)は晴れ、義母と二人で畦の草刈をしました。久し振りに振るう草刈り器の振動が心地よく、いい汗をかきました。他には、生活に必要なものや、サファリで使う一眼レフを購入したり、買い物に時間を費やしました。

全く、「あっ」という間の3週間。
帰りの日になって、ちゃんと仕事に復帰出来るか不安になってきました。帰って来てみると、3週間のブランクで、すんなりとは英語が出てきません。2,3日で元に戻ると思いますが。職場であり住居である国際家畜研究所(ILRI)に戻ると、いきなり飛び込みでお茶に呼ばれ、みんなの笑顔とジョークに囲まれたお陰で、一気に不安は解消されました。

さて、明日からバリバリ働くぞー!