まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

積み木

2005-12-29 09:58:50 | 家族
12月28日(水)。

息子が、初めて積み木で遊び始めました。
今まで木の積み木は家に置いてあったのだけれど、自分から遊び始めたのは初めて。市販のプラスチックのブロックより、自然の木の感触を味わって欲しいと妻が用意していました。

振り返ってみると、両足で立ったり、言葉を口にしたり、言葉が言語として繋がった話せるようになったり、ほとんどの大きい進歩は、妻と息子が実家に帰っている間に起こりました。人がたくさんいて、いい刺激になったのかも知れません。
なので、今回の成長は、目の前で見ることが出来て、本当に嬉しかったです。

積み木は、一緒に遊んでみても大人でも楽しいし、創作的だからいいですね。こちらには砂場がないし、第一寒くって外に出られやしないので、ちょうどいい遊びです。この休暇中は、家族とずっといられる貴重な時間となっています。

寒いといえば、まず息子が風邪をひき、僕もうつってしまったので、ここ3日間は全く外へ出ることが出来ませんでした。おかげでダ・ヴィンチ・コードは読破出来たけど。面白かったー。でも、息子も元気になり、ようやく僕も今になって楽になってきたので、なんとか元気に正月を迎えられそうです。皆さんも、くれぐれもお体をお大事に。

サンタさんが来てくれた!

2005-12-26 23:33:31 | 家族
12月25日(日)。

スコットランドでは、25日のクリスマス、26日のボクシング・デイはパキスタン人の小さな商店を除いて、スーパーやほとんどの店は閉まってしまうので、23日と24日の両日は、たくさん買い物をしました。

24日のイブ・ディナーは、我が家特製のラム・シチュー。
ここ最近、食事のマナーを息子に教え始めました。いただきますとご馳走様は今までも言えたけれど、食事と遊びがいつもごちゃ混ぜになってしまいます。来年は一月に3歳。幼稚園も始まるので、いただきますからご馳走様まで、なるべく座っていられるように教え始めたのです。

そこでこの時期よくある手ですが、いい子にしてないと、サンタさんにプレゼントもらえないよー、と毎食説得し続けました。
そしてクリスマス。もちろん完璧に出来るわけありませんが、息子の努力を見ていたサンタさんは、願いどおりにチョコレートをプレゼントしてくれたのでした。

写真は、25日の朝。良かったね。

ダ・ヴィンチ・コード

2005-12-26 23:01:59 | ほっと一息。
12月23日(金)。

去年もそうでしたが、もうこの時期は、スコットランド中のオフィスでは、みんな全く働く気がありません。大学に行っても、誰もおらんがな。みんなパーティーの準備やら、クリスマス・プレゼントを買うのに大忙しなのです。もちろん、オフィスとは打って変わって、街中は人でごった返し、商店は大忙しです。

普段は5人が作業するうちの部屋も、僕一人。一時間だけいて、家で作業するのに必要な資料をかばんに詰めて、すぐ帰りました。あとは家の手伝いと、プレゼントを探しに街へ。

さて、日本では、ダン・ブラウンのダ・ヴィンチ・コード(THE DA VINCI CODE)は流行ってますか?訳本も出てるのかな?
こちらでは結構売れたようで、僕もこの前ユリさんから借りました。これに最近ハマってます。めっちゃ面白いし、表現も単語も多様で美しいです。フランス語付きの電子辞書を使っているので、フランス語がふんだんに出てくるこの本で、ようやく使うことが出来ました。ま、フランス語の勉強もすっかりご無沙汰してる、ということやね。クリスマス休暇の大切な友になりそうです。

冬至のエディンバラ4

2005-12-26 22:36:06 | エディンバラの見どころ
12月21日(水)。

まあ、4時過ぎにはかなり暗くなって、4時半にはもう夜なわけですわ。
写真は16時30分。

夏至のときにも同じように写真を掲載したので、お暇な方は6月21日ころのブログを見てみてください。

赤道直下の国だと一年中ほとんど日の長さが同じでメリハリがないし(多分このため、スワヒリ語やルガンダ語では、英語で言うところの朝6時を0時とし、昼12時は6時という。)、スコットランドは日照時間に差がありすぎる。

やっぱり日本は、繊細な季節感を持つに丁度いい緯度に位置しているのだなあと、つくづく思うのでした。

冬至のエディンバラ1

2005-12-26 22:17:04 | エディンバラの見どころ
12月21日(水)。

指導教官とのミーティングは、なんと来年に持ち越しになってしまい、レポートの内容も示されずじまい。こちらでもこの時期は、まさに師走なんですね。

すっかりやる気をなくした僕は、起きても真っ暗な朝に、やっぱ行くのやめた、とベッドに戻ってしまうのでした。休み中も仕事しますよ。自分がやりたいから。しかし、12月6日に帰ってきたのに、延期、延期で年明けにミーティングとは、ちょっとひどいですね。

というわけで、やる気を奪い、スコットランド人の鬱病の大きな原因ともなっている、短い日照時間を写真に収めて見ました。
写真は、朝8時10分の様子。フラットの窓より。

二人のTim

2005-12-26 21:56:39 | ほっと一息。
12月20日(火)。

今日は、同じ熱帯獣医学センターで博士課程に在籍している先輩カップル、ジェナとティムのフラットで、センター仲間のクリスマス・パーティーがあり、招待されました。

前回ジェナとティムのフラットに招待されたのは、昨年、2004年の10月のこと。日本から単身留学のため渡英して一ヶ月ほど経った頃でした。この時は、みんな何を言っているのかほとんど聞き取れなくて、また握手から初め、挨拶や体の動かし方も分からず、非常に居心地が悪く感じたのを覚えています。この日は、イギリスに来ていたウガンダの大学講師、チャールズの誕生日パーティーでした。風邪をひいて体調も悪かったので、早めに切り上げようとしたところ、ジェナに引き止められて、重いチャールズを、みんなで繋いだ腕の上で歳の分だけバウンドさせる、バンピングというゲームをし、最後にケーキを食べて解散したのでした。

一年経って、同じ部屋で、何人かは同じメンバーなのに緊張しなくなったし、初対面の人たちともすぐ打ち解けて話すことが出来ていました。特に努力してはいないし、仕事上会話は少なかったと思うけれど、英語が格段に上達したのでしょう。ここ最近、本当に楽しむ余裕が出てきました。初めの一年は、とにかく毎日毎日しんどくて、5年分くらいに感じるほど、一年が長かった・・・。

息子の天馬は、妻の語学学校付属の保育園では、Timと呼ばれています。パーティーの時、気が付いたら天馬はティムの部屋の暖炉の前で、ティムと二人、椅子に座ってお話していました。

「ティム同士で仲がいいね。」

と声をかけて撮った写真。
天馬は、多国籍の人たちに可愛がられたのを覚えて育つのだろうか?まあ、ずっと多国籍の中で暮らす可能性だってあるわけだけれど。この日のように、言葉、文化、年齢が違っても、人として分かり合えることを忘れずに育って欲しいと思います。

B&B

2005-12-23 07:47:54 | ほっと一息。
12月19日(月)。

昔懐かしい漫才コンビのことではありません。
B&B: Bed and Breakfast。

ホテルよりは格安で、風呂、トイレは共同、しかしユースホステルよりは上で、大概が個室のアットホームな宿のこと。イギリス全土にあります。
子供がいるけれども、アットホームで気取らない雰囲気の方が好きな僕たちには最もぴったりの宿です。

僕はエディンバラに来たとき、個人的にB&Bに泊まったことはあったけれど、家族で泊まったのは初めて。割安だし、宿主夫婦も優しくて、朝食もおいしかったし、最高でした。食堂の写真を一枚公開します。庭もあって、いい雰囲気でしょう?

イギリスに来られる際は、是非一度はB&Bを利用されることをお勧めします。もちろん家に泊まってもらってもいいんだけどね。

変な銅像

2005-12-23 07:38:56 | ほっと一息。
12月18日(日)。

チェルトナムの中心街で、一際目を引くのがこの銅像。

変わってるよねえ。上品な街中の通りに、一つだけあるのがいいアクセントになってました。僕たちは久々に観光気分。
息子も、

「変わってるよねえ。牛さんとうさぎさんが座ってるよおおー!」
と、叫んでいるのでした。