まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

卒業おめでとうライブ

2013-04-06 22:06:19 | 音楽は心の泉
2013年3月19日

ちょっと遡りますが。。。
大学に赴任し、研究室で受け持った学生が初めて巣立ちました。

酪農学園大学に来てから3年、この学年とは様々なお付き合いがありました。特に、「獣医ライヴ」に参加させてもらったのは、よい思い出です。

写真はなんと、「La La La Love song」のカバーをやっているところ。練習2回で臨みました。
楽しかった!みんな、卒業おめでとう!

ドラムデビュー

2011-12-26 23:37:23 | 音楽は心の泉
12月25日(クリスマス)

今年のクリスマスは、23日に江別へ引っ越し、24日夜はイヴ礼拝、25日は朝からクリスマス礼拝と、とても慌ただしく過ごしました。ブログも、仕事用のブログは新設し(ブックマーク作りました)、これからはこちらでは、力を抜いて書いていきたいと思います。

クリスマス前に、私が通っている平岡ジョイフルチャペル(ブックマーク貼ってます)では、棚に眠っていたドラムセットを引っ張り出しました。その一か月前に、カホンという楽器がやってきて、私がギターはお休みし、打楽器担当を始めたのがきっかけでした。うちのメインギターは本職はベースですが、ゼップ札幌で演奏する実力があります。ピアノはどんなキーにも対応します。それならかぶることはないという分けで、一年ギターを務めたので、打楽器に転向してみました。

私はもともと高校では他高校の音楽仲間とバンドを組んで、ドラムを叩いていました。Loughin'NoseのGet The Gloryなんかは好きでしたね(You Tubeをご覧ください)。

とはいえ、今教会の賛美では、スティックではなく専らブラシを使って静かにやっています。あー、イヴ礼拝は雰囲気良かったなー。札幌在住の方、遊びに来てください。結構いい音楽やってます。

新しい趣味

2010-11-15 23:59:25 | 音楽は心の泉
2010年11月15日(月)。

うちの子がピアノを習い始めたので、2ヶ月ほど前にクラビノーバを買いました。ギターを適当に弾くのもいいのだけれど、実は僕自身ピアノに憧れているところがあったのです。

昨日、ダイエーで、妻が子供の防寒着を選んでいる隙に、店内の楽器屋さんでパッと楽譜を買ってきました。

初めて自分で買うピアノの本。ラグタイムブルースの楽譜です。ピアノでラグタイムと言えば、「エンターテイナー」。ピアノって面白いですね。音も、自分が弾きなれているギターとは全然違うので新鮮で面白い。そして面白いことに、ピアノを集中して弾いていると、楽譜が読めるようになる。ギターは、五線譜で追うには難しいので、いつもタブ譜を見るか、コードのみ見るか、音でコピーしてしまうか、それともアドリブか、という選択しかありませんでした。ピアノだと、短時間でヘ音記号のついてる方の読み方も分かるようになる。

いやー、はまってます。ゆっくり、間違えながら、曲の最後までたどり着きました。子供も、お父さんが弾いていると、普段自分では言われないと練習しないのに、弾きたい、弾きたいと言って練習するんです。あー、高かったけど、ピアノ買って良かった。楽しみが一つ増えました。

アフリカの教会の歌

2009-02-06 02:46:06 | 音楽は心の泉
2月5日(木)。

こちらに来て、2つの教会に行きました。一つは欧米人とケニヤ人が半々の大きなぶどう園教会で、もう一つは、日本人が主催しているケニヤ人主体の小さな教会、キューナ教会です。

驚いたのが、ケニヤ人は、すごく音楽の感性に恵まれていることです。中には音痴もいるはずなのだけれど、歌がすっごく上手い。どうして声があんなに魅力的なのだろう??素直に感情を出すことが出来るし、リズム感も弾けるようです。

イギリス人の知り合いに連れて行ってもらったぶどう園教会も、国際的だしとても良かったのだけれど、家からは遠すぎるので、キューナ教会に行くようになりました。実はこちらの牧師I先生の奥さんは、幼稚園の園長先生で、うちの子はその幼稚園に通っています。また、幼稚園の敷地内に50人ほど椅子で座れるほどのテントが張ってあるのですが、そこが教会となっているのです。

大きな体育館のステージでバンドが演奏するぶどう園教会に比べて、キューナでの礼拝は、楽器がキーボードだけだったので、ちょっと寂しい感じでした。そこで、思い切ってI先生に申し出てみたところ、ギター演奏で参加して良いことになりました。

I先生の選曲には、ノリのいいブルースのような賛美歌が入っていました。これってゴスペルなのかな?人々が立ち上がって体を揺らし、手を叩きながら歌い、歌い終わる頃に、ノリノリでI先生が前に出てくる。そこで説教が始まりました。

アフリカの教会はノリが違います。この前は野外だし、ギターの音量がとにかく足らなかったので、アンプを買おう、という話が教会の中で進み、今日I牧師夫妻から電話がありました。安い店が見つかったので、来週までにはアンプを購入するそうです。

次は、どんな礼拝になるのでしょうか?ケニヤに来ても、音楽活動を出来るようになったことだし、楽しくなって来ました。

ギターを購入

2009-01-30 03:06:33 | 音楽は心の泉
1月29日(木)。

ようやく自分の車が手に入ったので、取りに街まで出たついでに、ギターを買ってきました!

まだ一部屋しかないゲストハウスに泊まっているので、夜8時過ぎには子供を寝かせるのに電気を消してしまうため、ずっとブログが書けない状態です。あー、ほんとに目が悪くなりそう。住居も、2月7日ごろには職場の敷地内の家に入れそうです。そうしたら、夜も電機を付けてパソコンを使えるようになるかな?

ソーラン節、ナイロビで大ウケ

2008-12-14 02:45:56 | 音楽は心の泉
12月11日(木)。

うちの職場、国際家畜研究所で、ちと早いですが、一年間の締めを祝うパーティーが開かれました。

一週間前に、パフォーマンス募集のメールが回ってきたので、せっかくだから、ソーラン節を唄うことにしました。

パーティーは、まず敷地内の広場で、ビュッフェ形式の食事を楽しんだ後、余興に入りました。パフォーマンスは、蓋を開けてみると、職員は2グループのみで、後は、牛の丸焼きと山羊肉の「にゃまちょうま」を作ってくれたマサイ族、それからプロのサルサ・ダンサーズの4組のみでした。しかも職員で研究職は僕一人のみ。

それでも、日本の心、民謡で全員を沸かせましたよ。まずは、「参加型手法」を得意とするうちの研究所の心を、「参加型」という一言で掴み、手拍子に合わせて、合いの手の「ハイハイ」と「ドッコイショー」で盛り上げ、盛り上がったままソーラン節に突入しました。いやー、国際機関の職員が、所長も含め全員網を引き寄せる仕草で、「ドッコイショー、ドッコイショ!」と盛り上がっている絵は、とても可笑しいものでした。

終了後、各出し物の採点は拍手の大きさで決められましたが、ソーラン節がダントツで一位となりました。それからというもの、僕はそこら中から、「ハイハイ」とか「ドッコイショー」とか声を掛けられています。

パーティーは、その後綱引きや、口にくわえたスプーンで卵を運ぶ競争などで盛り上がり、日が暮れてからは、ずっとダンスで盛り上がったのでした。いやー、ナイロビ、ノリがいいですわー。

筑前琵琶

2007-08-28 17:13:39 | 音楽は心の泉
8月27日(月)。

夜7時から、家族で筑前琵琶のコンサートに行って来ました。

コンサートは、琵琶の前に、2台の竪琴を二人の女性が弾き語りする、とても美しい演奏で始まりました。ケルトの音楽は、竪琴にとても良く似合います。

次は琵琶の演奏。平家物語から。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
 おごれる人も久しからず。
 唯春の夜の夢のごとし。
 たけき者も遂には滅びぬ。
 偏(ひとへ)に風の前の塵に同じ。」

初めて、生で琵琶の弾き語りを聴きました。琵琶法師の語りとは、このようなものであったかと聴き入りました。

琵琶の音は、意外と聴き覚えのある音でした。NHKの歴史物や教育番組でよく使われていますからね。しかし、絶妙なタイミングと、恐ろしささえ感じるような独特の雰囲気は、さすが千年も保存されるだけのことはある、迫力のあるものでした。

と、僕と妻は感動していたのですが、子供には全く興味がなし。すぐにじっとしていられなくなったので、残念ですが、琵琶の演奏を2曲と、中国人の木琴とスコットランド人のアルトサックスによる、中国風の曲の演奏を1曲聴いて、途中で連れて帰ったのでした・・・

エディンバラに住んでいると、日本では機会の少ない日本の伝統芸を観る機会が、逆に多くあるように思えます。知り合いのインド人に今朝この話をしましたが、インドでも同じだそうです。インドで観れないものを、エディンバラでは簡単に観ることが出来る。

もっと、日本国内でも、日本文化を味わう機会が増えるといいですね。
天馬にも、日本文化に触れる機会を積極的に作ってやりたいと思います。今回は飽きてしまったけど、どこか記憶の片隅に残ってくれることを、ほのかに期待してます。

Bryan Adams concert

2007-07-24 07:09:31 | 音楽は心の泉
7月21日(土)。

冷たい雨が降りしきる中、天馬を上の階のメキシコ人一家に預け、妻と二人でブライアン・アダムスのコンサートに行ってきた。

妻には悪かったのだけど、結婚してから二人で有名人の大きいコンサートに行ったことは一度もなかった。2年前に家族で和太鼓を観に行ったのと、自分のステージには何度か来てもらったけど。

長時間幼稚園以外に子供を預けたことは、実家も含めて今まで一度もなかったので、ドキドキだった。チケットには4時会場、5時開演とだけ書かれているので、預け先のパトリシアには、普段の就寝時間である8時には帰ってくる、と伝えておいたが、渋滞のため少し遅れて会場に入ると、前座のバンドが演奏している。

会場であるラグビー場のアリーナは雨で気温が下がり、とても寒い。久し振りのコンサート会場で、曲もいいし演奏も上手いので、それでも楽しんでいた。ようやく演奏が終わったと思ったら、また違う前座バンドが出てきた。係員に聞いてみると、ブライアンの開演は8時15分とのこと。あー、子供が~、どうしよう~!

電話すると、パトリシアは、いいわよ、寝かせとくから、楽しんできて、と言ってくれた。しかし、僕達の読みでは、安心して寝ることなんか決してあり得ないと分かっていた。分かっていたけど、しょうがない。以前パトリシアの子を11時まで預かった貸しもあったし、お言葉に甘えることにした。

みんな背が高いし、雨で傘をさしている奴はいるし、これじゃ全然見えないよー、と二つのアリーナゾーンのステージ側後方にいると、ステージ脇のスクリーンに、ブライアンの姿が映し出された。大歓声が上がる。どこに向かって歩いてるんだろう?とキョロキョロしていると、突如なんと、知らない間に前方ステージと逆側にステージが設営されていて、そこで始まった。お陰で、かなり近い距離!

大学時代に聴いたり演奏していた、アルバム"Waking up neighbours"からの数曲で始まった。学生時代に、たまにコメントをくれるちゃんこアトムさんとK谷という友人と一緒に武道館に行ったことを思い出す。いやー、今回はかなり近かったよ。

顔はすっかり老けたけど、声は全く変らない。こんなことってあるのかな、と思うほど変らない。ギターのキース・スコットのプレイも全く変らない。ブライアンは、年間演奏日数が昔からかなり多いはずだから、もう数十年、ほぼ毎日同じようにプレイしてきたのだ。いやーーー、これはすごいことだ。

妻を見ると、こんなに嬉しそうな顔は見たことがないというほど嬉しそうだった。
Summer of '69では、会場が一番盛り上がった。やはり、スコットランドでもこの曲は人気がある。Cuts like a knifeで休憩に入ったところで9時40分。残念ながら子供が限界だろうという判断で、会場を後にした。

会場を出たところで電話すると、やっぱり寝てなかった。バスに乗って、家に着いたのが10時半。パトリシアとご主人のエリベルトは、どことなくやつれていた。大変だっただろうけど、ほんとお陰で楽しめたよ。天馬は、「二人で楽しいところに行ってたんでしょ!どうして連れて行ってくれなかったの?」と文句を言った。
悪いけど、絶対にそれは無理。

妻と僕は、聴いてきた音楽のバックグラウンドが全く違うので、ブライアンのコンサートの広告を見るまで、二人とも心から楽しめるコンサートがあるとは思っていなかった。また来年も、世界のどこかで彼のコンサートに行きたい。

ブリティッシュ・ロック

2007-06-11 08:24:12 | 音楽は心の泉
6月9日(土)。

昼間は子供をプールに連れて行き、夕方はネパール人ーイギリス人夫婦とその息子がいきなり押し掛けて来たので、近くの公園に遊ばせに行ったりで、濃い一日だった。

子供を寝かせ、久しぶりにテレビを見ていると、BBCでブリティッシュ・ロックの歴史を追った番組が放送された。

その番組は、バーミンガムの鉄工所が映し出され、若い男が板で指先を落とすシーンから始まった。

トニー・アイオミ:ブラック・サバスのギタリストだ。
ブラック・サバスのデビューから大ブレイク、そして同じバーミンガムから出たさらにヘビーなロック、ジューダス・プリースト。

彼らが売れて行き、酒、麻薬に溺れたり、ファンの自殺により、家族からサブリミナル効果のある危険な音楽を販売したと起訴されるなどの浮き沈みも放送された。

続いては、セックス・ピストルズ、ディープ・パープル、アイアン・メイデン。
アメリカに移り、モトリー・クルー。オジー・オズボーンの復活、ランディー・ローズの事故死。ようやく自分のリアル・タイムになったと思ったら、映像だけで、ジェイクEリーの名前は出てこなかった。最後にメタリカが出て終わり。

マルーン5、ミューズなど、最近のバンドもかっこいいけど、やはり自分が若かりし頃にハマった音楽には熱くなる。こんな番組を見れて、僕よりも熱心なファンの方々には申し訳ないくらいだ。大晦日の紅白に当たる番組では、ポール・サイモンやエルトン・ジョンが毎年歌うし、エリック・クラプトンもギターを弾く。この前は、ポール・マッカートニーがマンドリンを弾きながら海辺で歌っていた。日本のNHKに当たる番組でこういうのが放送されるなんて、やっぱり恵まれてる。

番組が終わって、次の番組には集中しないでお喋りを始めると、妻が、
「すっごく嬉しかったんでしょう、釘付けだったよ。」
と言った。いやー、こっちにいて良かったよ。改めて自分が、今ブリティッシュ・ロックが生まれた国に住んでいるんだなと気が付いた。

お父さんの歌

2007-05-19 06:05:11 | 音楽は心の泉
5月18日(金)。

なんだか最近また天馬が成長して、僕との関係を楽しむようになってきた。知恵がついて、親をからかったり、嘘をついたり、そのくせ甘えてくる。

一ヶ月ほど前、妻が息子に、僕の1998年2月のライブが録音されたCDを聴かせたらしい。それから僕の曲が好きになったようで、昼間僕がいない間に聴いているそうだ。

今日帰ってくると、風邪から快復したばかりの嬉しそうな顔で、「ほうれん草の歌」を歌って、とお願いした。いいよ、と歌い始めると、何故か恥ずかしがって、台所の妻の後ろに隠れて聴いていた。自分の曲を子供に好きだと言ってもらえるなんて幸せなことだ。何かくすぐったいような気持ちだ。どうせだから、ブログで紹介しておこう。

           ほうれん草の歌
                   作詞作曲 まっきー
                 
ある真夏の暑い夜、ほうれん草が食べたくて、自転車で八百屋へ急いだ
シャッターが半ば下りて、奥にはおばさんが、うちわ扇いでテレビを見てた

「すいません、もうお終いですか?」
「今日は休みよ。」
おばさん出てきた
「いいわよ、何が欲しいの?」
「ほうれん草をください」
「ちょっと待ってね、いいのないわよ・・・いいわ、これ持ってきなよ。お金はいいから。」
一人暮らしにゃ、来るものがあった。

「すいません」ちょっと寄ってみよう
今日は休みの日曜じゃないから
財布を持って自転車で、ゆっくりこいで行く
ほうれん草と、レタスも買おう
店の明かりそして、大きな声のおばさん
その笑顔を少し分けとくれよ
その笑顔を少し分けとくれよ



とても懐かしい。以前住んでいた、埼玉県川越市での話を歌にした。昔ながらの商店街が残っていて、人情も残っていた。今はどうなっただろう?これからも、ずっと残って欲しいものだ。