まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

世界のアーチ

2006-11-09 08:42:07 | 異文化
11月8日(水)。

昨日は、「心が痛みますね。」という記事に、数名の方が非常に素晴らしいコメントを残してくださいました。

僕のブログ記事なんかよりも、とてもいい文章ですので、どうかこの機会に皆さん読んでいただけたら、と思います。また、もちろんさらなるコメントも歓迎いたします。

さて、また昨日の今日でいいタイミングですが、今日は昼間仕事を休んで、小学校の見学に行ってきました。今日は見学会で、来週の水曜日が、登録の日なのです。こちらイギリスでは、子供は年度中に5歳になる年から、小学校に入れることが出来ます。5歳になってから、その年に入学することも出来ます。どちらかを選べるわけですね。

といっても、最初の1,2年は、アルファベットを習いますが、あとは日本の幼稚園のような感じです。外国人には、ちゃんと特別に英語も教えてくれるので、うちは来年の8月から入れてやりたいと思います。

今日見学に集まったのも、出身地域はほんとに様々です。中国のおじさん1名、日本人は太郎の母子と僕の2名、白人は5人くらい。インド、パキスタン辺りといった方が1名、それから中東の目だけを出したベールをかぶった方が1名でした。

ここでご紹介したいのが、学校の入り口の中に飾られた、色とりどりのアーチ。ここには、世界各国出身の子供たちが、自国の紹介を書いた紙を貼っています。教室の中にも、互いに助け合い、協調しよう、異文化を理解し合おうというメッセージでいっぱい。

ね。昨日のコメントに返信で書いたとおりでしょ?日本の政府、自治体、自治会にも、願わくばうるさいくらい頑張って欲しいと思います。

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2 コメント

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わしもとりあえず書いてみました。 (まるきち)
2006-11-09 23:50:47
こどものころ
「死にたい、でも死ぬと、、母ちゃんは泣くだろうな」と涙が出て、思いとどまったことがありました。
単に一線を越える勇気がなかったんだけど
想像力が勝ったんだよね。母への思いが。。。
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親の大切さ (まっきー)
2006-11-10 07:02:47
まるきちさん、
コメント有難うございます。
先日のコメントも含め、親の大切さを改めて感じました。それと、まるきちさんの優しさが伝わりました。

やっぱり、親というのは大変な存在なのですね。
しかし、子育ての出来ない親を持った子供、または死別なり、どちらの親とも暮らせない子供たちにも、どうにか無事に育っていって欲しいですね。

そういえば、こちらでは、よくトイレに心の相談の電話番号を書いたシールが貼ってあります。日本でも見たことがありますが、相談員の仕事を、いろいろ想像しました。彼らを心の支えにしている子達も、きっといるのだろうな、と。
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