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9月23日 男はつらいよ「口笛を吹く寅次郎」 寅さんの最終回!?

2006-09-20 00:11:06 | 寅さん
三択の女王、竹下景子さんが初登場する「口笛を吹く寅次郎」が今週末9月23日に放送されます。そして2代目のおいちゃん、松村達雄さんがマドンナのお父さんとしての登場です。
中井貴一さん・杉田かおるさんペアが、家業を継がずに写真に情熱を燃やして上京するマドンナの弟と、それを心配して故郷から追ってくる女性というお話で盛り上げてくれます。

この回で、寅さんの訪れる場所は備中高梁です。この地はかつて博の父飃一郎の故郷で、第8作の「寅次郎恋歌」でも滞在し、りんどうの花のお話を聞いた場所。飃一郎の法事があることを思い出し、駆け付けてみたらお坊さんや街の人に気に入られて寅さんも坊主をしているというおかしな設定です。櫻、ぶっ倒れそうになっちゃいます。
そのお寺の娘が今回のマドンナ朋子さんを演じる竹下景子さんです。

この後竹下景子さんは、第38作「知床慕情」、第41作「心の旅路」にと複数回、別のマドンナとして登場します。

竹下景子さんといえば、クイズダービー!クイズダービーといえば寅さんの最終回が三択で問題になったことを思い出します。

当時の山田洋次監督が考えていたことで、もちろんこのシーンは映画では実現しませんでした。が、寅さんをまだよく認識していなかったおそらく高校生?の私にもイメージがしっかり出来るくらいリアルなラストシーンでした。


それは次のようなものです。

柴又帝釈天題経寺の境内で、子供達とかくれんぼに興じる寅さん。鬼の子供が寅さんを探し出し、「寅さん、見つけ!」と叫ぶ。その子の指先には、仏のようにして眠るように亡くなっている寅さんが居る。

というラストシーンだそうです。

この問題自体を覚えていらっしゃる方が居るかどうか。。。。
大橋巨泉さんと竹下景子さん、はらたいらさんには覚えていて欲しいですけど。(篠沢教授・斉藤慶子さんは覚えていないでしょうね。)

死別だったんです、やっぱり寅さんとのお別れは。。。。山田洋次監督の考えた「もしシリーズを終らせるには・・・」ってことなんだったと思いますが。

でも私はこのシーンの印象が頭から離れず、色々な回と組み合わせてみたりしたのですが、振られてしまうことが多いので、どの回のラストに入れても悲しい終わり方です。映画のラストは、やっぱり振られても「バッキャロー」と強がったり、旅先で元気に商売してたり、おばあちゃんの肩を叩きながら大笑いしているような寅さんの方がいいですもんね。

幸せになった後にこのシーンでも、それはそれで悲しすぎます。
一体どういう構成の結末にこのシーンを持ってくれば納得できるのか自分は分りません。

まあ最終回の件はさておき、

第32作「口笛を吹く寅次郎」をお楽しみに!
9月23日 夜9時から、BS11です。


昭和58年 1983年の思い出 この映画の公開当時の思い出です。
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私は、デュランデュラン・ジャパンなどのビジュアル系を消化し、ジャーニーやらREOスピードワゴン、エイジアを経て、レインボー・マイケルシェンカーグループ・ナイトレンジャーなどのギターフューチャー系のハードロックバンドに傾倒し始めた頃です。

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