MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

利休箸

2010-05-10 15:58:19 | 商品
今日はちょっと利休箸のお話でも。

 利休箸とは両端が細く削ってあるお箸のことですね。
 
 弊店ではお箸と言えば竹のお箸で、
  杉の木でできた利休箸は日陰的な存在ですが、
  人気はあるのです。



 これね(735円)。
 
 両端が削ってあるからと言って、
  両方を食べるように使うわけでは本来はありません。
  片方を食べるために、そしてもう片方を大皿から小皿にとるために、
   というわけでもありません。
   それではなぜ両端が削られているのでしょうか??

利休箸は利休が茶懐石で客人をもてなす前に、
 その日の朝に吉野より取り寄せた赤杉の木を削って作ったお箸で
  おもてなしをしたことから由来しているそうです。
   杉の香りもおもてなしの一つであったわけです。

お箸の一方は人間用。
 そしてもう一方は神様用との意味があるそうです。

なるほど~ですよね。

弊店で扱っている利休箸は、
 国産の杉間伐材を削り、
  拭き漆で仕上げたお箸です。

伝統的な形にはそれなりの理由があり、
 それを知るとその物に対しての見方も変わってきますね。
  
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