MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

3月1日

2013-03-01 16:14:02 | Personal
今日から3月ですね。
 先日お正月を終えたばかりと思っていたら、
 もう3月ですよ。

でも3月は徐々に春らしさを増し、 
 景色も徐々に緑が増え、
 何かワクワクする月です。

その一方で、
 3月1日と言えば、
 マーシャル諸島のビキニ環礁で、「ブラボー」と 名付けた水爆実験を
 アメリカが実施したのが
  1954年3月1日。

太平洋島嶼国の一つであるマーシャル諸島共和国は、
 1914年から1945年まで日本の統治下にありました。

その頃、日本人と現地の方達の良好な関係築いており、
 その頃の様子をまとめていらっしゃる方のHPがありましたので、
 リンクを貼っておきます。
 http://www.tamanegiya.com/mikuro.html

当時の実業家も大変苦労をされた様子が書かれていますね。
 とても興味深いのでお時間があるときにでも読まれてみてください。

1944年、終戦前にアメリカが占領。
 1947年から正式にアメリカの統治下に置かれ、
  1990年に完全に独立するまでアメリカの統治は続きました。

1946年から1958年にかけて
 アメリカは67回もの核実験をマーシャル諸島北部のビキニ環礁
  およびエネウェタック環礁で行いました。

その中でも最大の核実験が
 1954年3月1日に行われた核実験。 
 広島に投下された原爆の1000倍と言われているそうです。

その時に近隣諸島の島民数十人、
 そして近隣で漁をしていた日本の漁船等が被ばくしたそうです。

そのことを詳細に書かれたのが、
 こちらのサイト↓
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0402_4.htm

被ばくした住民は
 被ばく者特有の問題をその後も抱え、
 現在でも島に戻れず苦労をされている、
  と言うことを先日テレビで拝見しました。

マーシャル諸島北部の地域が
 核実験場に使われた理由は、
 人口密集率が低く、
  当時米国が自由に使えた土地だからそうです。

なんて身勝手な理由なんだろう。
 そして人口が少ないからと言って、
 人は住むわけで、
  そしてその住民の存在を知りつつ
  危険な実験を続けた。

アメリカ人に対して個人的な敵対心はないし、
 憎んでもいない。
 
ただアメリカがすることがすべて正しいことと思われがちだけれど、
 実はそんな事は無く、
 アメリカも数々の過ちを犯し、
  それらの償いをアメリカもまだしていない。

それなのに
 世界の規律を正すみたいな正義ぶっているのはいかがなものかと、
 3月1日のマーシャル諸島の出来事を振り返りながら
  考えた、そんな日。

コメント
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