⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

中国輸出額、3カ月連続マイナス

2015年06月08日 | 日記
中国輸出額、3カ月連続マイナス
5月2.5%減
2015/6/8 15:30 日経夕刊
 【北京=大越匡洋】中国税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、米ドルベースの輸出額は前年同月比2.5%減となり、3カ月連続で前年水準を下回った。4月と比べ減少幅は縮小したものの、外需は勢いを欠き、中国景気の下振れ圧力となっている。輸入は17.6%減と2桁の減少となり、7カ月連続で前年より落ち込んだ。
 5月の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は約595億ドル(約7兆4500億円)の黒字となった。1~5月累計の輸出と輸入を合わせた貿易額は前年同期に比べ8.0%減った。中国政府が今年の貿易額の伸びの目標としている「6%前後」の実現は早くも難しい状況となっている。
 主な貿易相手別にみると、1~5月の日本との貿易額は11.3%減と2桁の減少幅となった。欧州連合(EU)向けも7.2%減と、減少傾向が続いている。一方、米国向けは2.6%増と堅調を維持した。

植物工場「見える化」

2015年06月08日 | 食品
植物工場「見える化」
プラントデータ、生育の分析ソフト
2015/6/8 3:30 日経朝刊
 愛媛大学発のベンチャー企業で植物工場向けのソフトウエアを開発するプラントデータジャパン(千葉市、久枝和昇社長)は、植物工場で集めたデータを分析するソフトウエアを開発した。世界で初めて植物の光合成機能の変化を解析できる。栽培環境を「見える化」し、作物の収穫量増加につなげる。
 井関農機が愛媛大学と共同開発した、植物の生育状況を把握できる計測装置を使う。植物をCCD(電荷結合素子)カメラで撮影することで光合成機能を計測する。計測データと工場内の気温や湿度などの情報を合わせて分析し、結果をグラフで表示する仕組みだ。
 グラフから「3日前の気温の低下が光合成機能を低下させた」などの分析ができる。ソフトウエアの価格は1ライセンス60万円から。初年度で5千万円の販売を目指す。

ブラックホール、近くの星のガス吸引 京大、急成長の仕組み解明

2015年06月08日 | 宇宙
ブラックホール、近くの星のガス吸引
京大、急成長の仕組み解明
2015/6/8 3:30 日経朝刊
 京都大学はロシアの研究チームと共同で、ブラックホールが急成長する仕組みを解明した。一部のブラックホールが近くの星から大量のガスを吸い込んで成長していることを、米ハワイ島のすばる望遠鏡による観測でつきとめた。英科学誌ネイチャー・フィジックスに発表した。
 強いX線を出すブラックホール4つを観測し、出てくる光の波長を詳しく分析したところ、高温のヘリウムと水素のガスが吹き出していることがわかった。ブラックホールが大量のガスを急速に吸い込む「超臨界降着」を起こし、その反動で一部のガスが吹き出していると考えられる。
 宇宙誕生から約8億年たった初期宇宙で、太陽の20億倍ある巨大ブラックホールが生まれたことがすでにわかっている。そうした大きなブラックホールがどのようにできたのか議論になっていたが、研究チームは、今回観測したのと同じ超臨界降着が起きたとみている。

細胞が放出「エクソソーム」、がん進行・転移に関与

2015年06月08日 | 再生医療
細胞が放出「エクソソーム」、がん進行・転移に関与
新たな治療法開発の糸口に

2015/6/8 3:30 日経朝刊

 がん治療の最大の壁になっている進行や転移に、細胞が出すマイクロカプセル「エクソソーム」が密接にかかわっていることが明らかになってきた。がん細胞が作る情報物質をほかの細胞に運び、増殖や転移につながる反応を引き起こしている。がんの進行を抑える新たな治療法を開発する手掛かりになりそうだ。


 エクソソームは脂質の膜でできた、直径50~100ナノ(ナノは10億分の1)メートルの微小なカプセルで、多くのがん細胞が放出している。
 東京医科大学の大屋敷純子教授らは、がん細胞が栄養を確保するために周囲に新たな血管を作る「血管新生」という現象にエクソソームが関与していることを、動物実験で突き止めた。
 多発性骨髄腫という骨のがんは、進行すると骨髄の中で酸素不足に陥るが、増殖を続ける。このがん細胞を実際と同じ低酸素状態で培養したところ、普通に培養した場合の2倍のエクソソームを放出した。
 マウスに皮下注射したところ、注射した部分で血管新生が進むことが確認できた。エクソソームの中に入っている遺伝情報物質のRNA(リボ核酸)の小さな断片「マイクロRNA」が血管の内側の細胞に作用し、血管新生を促していることがわかった。
 がん細胞は低酸素状態になると、必要な酸素を得るためにエクソソームを放出し、血管新生を促していると考えられる。他のがんにも同様の仕組みがあるとみている。
 国立がん研究センター研究所の落谷孝広・分子細胞治療研究分野長は、エクソソームが乳がんの脳転移にかかわっていることを明らかにした。
 脳の血管は通常、互いにしっかりつながって壁を作り、ウイルスや異物が脳内に入るのを防いでいる。落谷研究分野長はこのバリアーを模した細胞の壁を実験的に作り、転移した乳がん細胞を加えて変化を調べた。
 その結果、乳がん細胞が出すエクソソームに入っているマイクロRNAが細胞の間に隙間を作り、バリアーの機能を失わせることがわかった。エクソソームがバリアーを破壊し、そこからがん細胞が脳に入り込んで転移するとみられる。
 乳がん患者の血中のエクソソームを調べることで、脳転移の早期発見が可能になりそうだ。またエクソソームの働きを抑えることで転移を抑制できる可能性がある。

MERS、24病院を公表 死者5人に

2015年06月08日 | 国際政治
MERS、24病院を公表
死者5人に 韓国政府が方針転換
2015/6/8 3:30 日経朝刊

 【ソウル=小倉健太郎】韓国政府は7日、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)感染者が発生したり立ち寄ったりした国内24病院の名称を公表した。このうち6病院で感染者が確認された。ソウル郊外の京畿道平沢市に加えソウル市内の病院でも感染者が相次いでいる事態を受け、これまでの方針を転換した。これらの病院を最近、訪れた人に自己申告を呼びかけて感染した疑いがある人の隔離を徹底し、これ以上の拡大を防ぐ狙い。


 韓国全体の感染者は7日午前現在で死亡者5人を含め64人に増加した。感染者と接触した可能性がある隔離対象者は2361人となった。韓国政府によると病院外での感染は確認されていない。
 世論が強く求めていた病院名の公表に踏み切ったことは、政府の情報公開の一環だ。インターネット上では不安に駆られる市民が投稿を募り、感染者の確認場所などの独自「マップ」を作製するなど、多くの未確認の情報が飛び交っていた。
 崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政相は7日の会見で「6月中旬までに自治体、民間、軍、学校などがこぞって参加する総力対応の態勢を強化する」と述べた。行政措置のほか予算面でも支援する。文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉相も同日、政府の対応を批判していた朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長らと共同で会見に臨み、各自治体と連携する姿勢を強調した。
 韓国では5月20日、中東からの帰国者の一人が初めてMERS感染と確認された。感染拡大は当初、この患者が入院していた平沢市の平沢聖母病院が中心だった。同病院で確認された感染者は計37人。7日にはソウル南部のサムスンソウル病院でも17人が感染していたと判明した。この病院に平沢市で感染した患者が入院した際、MERSと判定するまで時間がかかり、医師らやほかの患者に3次感染したという。
 感染者のうちソウルの病院の医師は感染が確認される前に約1500人の会合に出席していたことがわかっている。
 ソウル市や京畿道の教育当局は7日、MERS発生病院周辺地域を中心に小学校や幼稚園の休校、休園を決めた。教育省によると、こうした休校や休園は全国で1800カ所を上回る。