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ソニー、細胞解析を倍速で 8月に新装置発売

2015年06月18日 | 再生医療

ソニー、細胞解析を倍速で
8月に新装置発売
2015/6/18 3:30 日経朝刊

 ソニーは17日、細胞の解析を現在販売されている装置より約2倍の速さでできる新製品を8月に発売すると発表した。価格は約1700万円から。研究機関や製薬会社に売り込む。再生医療や創薬の研究で多数の細胞を短時間に評価する需要が高まっているのに対応する。
 解析装置の仕組みは、細胞入りの溶液を回路に流しレーザー光をあて、反射光の波長を解析することで細胞の種類や状態を判別する。溶液が多数並ぶサンプル容器をセットし吸引管で回路に順番に取り込むが、従来装置では前の測定の細胞が次の測定に混入することがあり、その確率を下げるのが難しかった。ソニーの新装置は混入率を0.1%以下に抑えることができ、解析の効率が高まるという。
 ソニーは2010年に米ベンチャー企業を買収し、解析装置の主要機能の技術を取得。12年には映像分野のブルーレイ技術を応用した初の自社製品を発売した。測定した波長のデータを省略せずに分析する独自の解析技術も搭載している。


セブンイレブン、中国でリン酸塩を全廃 パンや弁当、日本基準を徹底

2015年06月18日 | 企業研究
セブンイレブン、中国でリン酸塩を全廃
パンや弁当、日本基準を徹底
2015/6/18 3:30 日経朝刊
 【北京=島田学】セブン―イレブン・ジャパンの井阪隆一社長は北京大学で講演し、年内に中国本土で販売するパンや弁当類から食感をよくするためのリン酸塩をなくす方針を表明した。動脈硬化の原因になるとされるトランス脂肪酸についても、極力含まない食用油に切り替える。中国での食の安心への関心が高まっているのに対応する。
 また訪日中国人の間で人気が高い日本製の化粧品などについて「中国国内でも買えるようにしたい」と述べ、店頭での日本製品の取り扱いを拡充する意向を示した。
 リン酸塩やトランス脂肪酸に関し、日本では2006年から使用を中止または低減している。中国ではパンなど一部の食品が対応しきれていなかったが、今後は日本基準の運用を徹底する。
 中国では経済発展に伴って中間層が厚みを増し、消費者の間で食品の安心・安全への関心が高まっている。中国の地場系コンビニよりも早く食品添加物の問題に対応する姿勢をアピールし、差別化を図りたい考えだ。
 セブン―イレブンは現在、中国(香港含む)で2100近い店舗網を持つ。中国連鎖経営協会によると、コンビニチェーンの上位10社を合計した中国本土の店舗数は、14年末時点で約5万8400店。13年に比べ約2400店増えている。