[ 10月 15日 ]
[ アメリカ格差社会の不公平 ]
アメリカ合衆国内に富の不平等が蔓延した原因を疑問に思う人は多いでしょうが、実は「現在のアメリカの
大富豪たちは労働者クラスよりも低い税金を支払っている」という衝撃的事実が分かりました。
この新事実は、カリフォルニア大学バークレー校の二人の経済学者エマニュエル・セズとガブリエル・ザック
この新事実は、カリフォルニア大学バークレー校の二人の経済学者エマニュエル・セズとガブリエル・ザック
マンが行った分析の結果わかりました。
2018年にアメリカ国内の上位400人の大富豪とその家族が収めた税金の総税率が23%だったことを突き止めま
した。
一方、アメリカの中流以下の家庭が収めた総税率は24.2%と、富豪層よりも1%以上高いのです。
アメリカで最も裕福な400の富豪家族よりも労働者の税率が高いなど、アメリカ史上始まって以来の出来事です。
驚いたことに富裕層の税率が20世紀半ばから急激に下がった事実。
1950年からの10年間はアメリカに初めて好景気が訪れた時期で、当時の上位400の大富豪家族は70%という途方
もない税率の税金を収めていました。
それが1980年には47%となり、現在は23%です。
中流以下の60%の家族の富を合計したより多くの富を上位400の大富豪家族が所有しているという、受け入れがた
いシステムになっていてなまでになっています。
[ 川 柳 ]
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土曜深夜関東を直撃した史上最強の台風19号は交通網に大きな被害を及ぼし鉄道は
運航停止羽田・成田空港も全便「欠航(canceled)」の表示が並んでいました。
これまでの日本人ノーベル賞受賞者は24人。2017年に文学賞を受賞した長崎出身の英国人作家カズオ・イシグロ
さんら外国籍の日本出身者を含めると27人で、世界第7位です。
欧米諸国以外の国々の中では首位独走です。
今世紀の自然科学部門に限ると、日本人受賞者は15人。アメリカ(68人)、イギリス(16人)に次ぐ第3位
で、堂々のノーベル賞受賞大国です。
2008年に物理学賞を受賞したヨウイチロウ・ナンブ(南部陽一郎)さんと2014年に物理学賞を受賞したシュウジ・
ナカムラ(中村修二)さんは米国籍のためアメリカにカウントしていますから、この2人を日本人受賞者に加える
と、イギリスを抜いて2位です。
授賞理由の研究はお二人とも国籍変更前の実績ですから、我田引水ではありません。
しかし、残念なことに、この状況が将来にわたって続いていく可能性はとても低いと言わざるをえません。
ノーベル賞の受賞者は高齢化の傾向があり、受賞者が授賞理由となった研究を発表した年と受賞した年には、概ね
25年のタイムラグがありますが、近年、さまざまなデータが日本の科学技術力の劣化を示しているからです。
つまり、今世紀に入っての日本人受賞ラッシュは過去の遺産の賜物です。
日本の科学論文数の国際シェアの低下を分析し、日本の科学研究力が失速していることを指摘されています。
また今世紀に入り、日本の大学が徐々にランキングを落としていることも将来の先細りが懸念されます。
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