[ 2月 13日 ]
[ 論文作成代行業 ]
作文の宿題や提出期限が迫っている論文を前に「誰かが代わりにやってくれればいいのに……」と
思ってしまった経験がある人も多い中、宿題を代行してくれる「学術論文代行業(アカデミック・ライ
ター)」という職業が、東アフリカのケニア共和国にあります。
ケニアの中心部にあるニエリの町に住む25歳の大学生メアリー・ムブグアさんが、「アカデミック・
ライター」という仕事に出会ったのは、学費をまかなうための仕事探しをしている時のことでした。
友人がすすめたのが、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの大学生の論文を代筆する「アカデ
ミック・ライター」の仕事です。ムブグアさんは、1カ月間トレーニングしてからアカデミック・ラ
イターの仕事を開始。
安楽死の是非を問うエッセイから、宇宙の植民地化について説いた論文までさまざまな仕事を請け負
って、多い時には1カ月に320ドル(約3万5000円)を稼ぎました。
この金額は、ムブグアさんがこれまで手にしたどんな金額より多い額だったのです。
ケニアの平均年収は約1700ドルほどであるのに対し、腕のいい「アカデミック・ライター」は月に
2000ドルも稼ぎ出します。そのため、ムブグアさんのような学生が副業でやることもあれば、専業
のライターも存在しています。
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究公正局でディレクターを務めるトリシア・ベルトラム・ギ
ャラント氏は「これは大きな問題です。対策を講じなければ、すべての認可大学がただの卒業証書印
刷所に成り下がるでしょう」と述べて、危機感を募らせています。
アメリカでは17の州で論文代行が違法として取り締まられていますが、摘発されることはほとんどな
く、もし摘発されても処罰は軽いのです。
学術論文に関する不正行為としては、過去の論文を盗用するものがありますが、こうした行為は「剽
窃チェッカー」などで簡単に見抜くことが可能です。
しかし、「アカデミック・ライター」が作成した論文やエッセイは完全にオリジナルなので、見抜く
ことは非常に困難です。
ムブグアさんは、ニューヨークタイムズ紙の取材に対し、「この仕事は不正行為の片棒を担ぐ行いで
す。でも、他に選択肢はありませんでした。私たちは生計を立てるために、お金を稼がなくてはいけ
ないんです」と話しました。
それにしても高度な仕事です。
[ 川 柳 ]
[ もったいない カマボコ板が 捨てられぬ ] モノがなかった戦中派ですね。
[ 中ぐらいの 暮らしがしたい ねずみ年 ] 上か下かしかありません。
ベトナムのサイゴン近くの海で高級魚や真珠養殖をしている日本の大企業に、養殖の効率を
上げるためのハイテク装置を設置するための調査に行った際に撮ったビデオです。
ここで養殖場へ機械を据え付ける調査をしました。
コロナ・ウイルスによって豪華客船ダイアモンド・プリンセスが大変のことになっています。
乗客の大変さは言うに及ばず運航会社の損害も巨額なものになります。
乗船客には高額な代金を全額戻す上、もう一度クルーズ出来る券を無料で渡すと言う大出費です。
でも今回のことでクルーズ人気は少し警戒されるかもしれず、これからの営業上のマイナスも出る可
能性があり、世界経済に大損害を与える結果になりました。
当社のような零細企業にもコロナ・ウイルスによる影響が出ました。それは中国の銀行が閉まってお
手中国人が経営するプライベート・バンクが機能しなくなりました。アフリカとバンコク本社間の資
金の動きに支障が出てア支払先からおしかりを受けましたがコロナ・ウイルスには逆らえません。
1日も早い終息が待たれます。
御意見などある方は下のところにメールをください。
[ lunacorp@live.jp ]