3月25日に無事発売されたLoseの新作、「まいてつ」ですが、うちの手元にも無事ものべのHEとセットになった「なかよしセット」のほうが到着いたしました。
早速メイン機にインストールしてプレイ…と行きたかったのですが、システムドライブのほうでペンディングセクタが発生したようで念のためシステムイメージをとってローレベルフォーマットを行っていたため、今日の今日までメイン環境が使えない状態でした。
メイン機に搭載されているHDDはHGST製のHTS545050A7E380ですのでMS-DOS版Drive Fitness Tool(DFT)でローレベルフォーマット(BIOSの設定がUEFIモードだと起動不可・HDDの設定がAHCIモードだと認識しないのでそれぞれLEGACYモード、IDEモードに切り替えてから起動します)を行ったのですが、これが異様に遅くて500GBのHDDで2日半かかるという異様な遅さ。ゼロフィルフォーマットを行うつーるはほかにMaxtorが配布しておりHDDに依存しないMAXLLF、PowerMAX(それぞれDOS版)、汎用フォーマッタのDarik’s Boot and Nukeも試したのですがこれらのソフトではIDEモードに設定していてもHDDが認識不可だったため、やむを得ずHGST公式のツールを使ったのですが、後から考えてみれば適当なLinuxディストリビューションで起動してddでゼロフィルフォーマットしてしまったほうが結局同じことですし早かったかもしれません。
その間、メイン機ではまいてつは当然プレイ不可という状況だったので、検証がてらKEIANのKEM-70B(Windows 10 Home TH2にアップグレード済み)でまいてつの体験版をプレイしてみることにしました。
本作では立ち絵・イベントCGなどすべてがアニメーションする「emote(株式会社M2開発)」を採用しており、Twitter上では「BayTrail-T搭載のWindowsタブレットでは重い」というツイートも見られたこともあり、ちょうどいいベンチマークテストにもなるんじゃないかなぁということで。
一応まいてつ製品版にはDMM経由で全く同じものをダウンロードできるDLコードもついているのですが、KEM-70Bに刺しているmicroSDHCカードが16GBと少なく、すでにものべのHEの製品版をインストールした状態になっていたため、今回は体験版で検証してみることにしました。
なお、素のWindows 10ではDirect X 9.0cの一部コンポーネントが含まれていないため、Direct X 9.0c エンドユーザーランタイムのインストールが必須となります。
結果からいってしまえば「若干フレーム落ちする個所もあるもののKEM-70B/KVI-70Bにおいては普通にプレイ可能。」でした。
設定は特に変更せず、フルスクリーンモードでとりあえず体験版で見れるハチロクたん(すずたん)のちゅっちゅシーンを見てみたのですが致命的に遅くなるということはなく普通にプレイ可能でした。ただしプレイ中はKEM-70B本体の背面が結構暖かくなっていたのと、搭載されているバッテリー容量が2600mAhと少ないのもあってプレイ中はバッテリーがもりもり減っていくのはある意味仕方ない点かもしれません。それでも意外とストレスなくプレイできたのは本機の解像度が1280x800となっているのも大きかったかもしれません。
ということでLose新作「まいてつ」は1万未満のBayTrail-Tタブレットでも(microSDHCカード必須ですが)正常にプレイ可能です。KEIANのKVI-70Bは1万未満で買えるショップもありますし、ジェネシスのWDP-073やPloyerのmomo7wであればもっと安く買えますのでエロゲプレイヤーとしてはやっぱり最適かもしれません。
余談ですがローレベルフォーマットに3日かかったメイン機は無事ペンディングセクタが正常なセクタ扱いに戻ったようで、S.M.A.R.Tの値も正常に戻りました。製品版のほうは予定通りこちらで楽しもうと思います。
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