かのあゆブログ

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Windows 10 Build 10041リリース。ローカライズが進み、アイコンデザインが変更されるもSpartanはなし

2015-03-21 21:04:00 | デジタル・インターネット

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1月のBuild 9926のリリースから2か月ぶりとなる3月18日にWindows 10 Tecnical Previewの最新ビルド、10041がリリースされました。

現時点でISOイメージはリリースされていないため、Build 9926からWindows Update経由でアップデートする形になります。

うちの環境だとBuild 9926の一部環境で新しくなったWindows Update UIを利用するとエラー番号0x80070057が出てWindows Updateできない問題をfixするTipsを適用(要は新WU UIを無効にして旧ビルドのWU UIを有効にする)した結果通常のWindows Updateはうまく受け取ることができるようになったものの、関心のBuild 10041の更新が受け取れない不具合が出てしまったため、.esdファイルを直接ダウンロードしてこれからISOイメージを作成し、このISOイメージからBuild 9926からの上書インストールを行いました。

ISOイメージからだろうがWindows Updateからだろうがやっていることは上書インストールなのでアップデート自体は割とすんなりと完了。ドライバ自体もほぼすべてBuild 9926の環境を引き継いでいましたが、なぜかMicrosoft ACPI Compilant System Batteryドライバが当たっていない状態だったため手動でインボックスドライバを適用しました。

Windows 7 Home PremiumからのアップデートだったのでBuild 9926の時点では無印版相当のSKUであるWindows 10 Tecnical Previewにアップデートという形になったのですが、今回はISOからのアップデートからなのかどうかはわからないのですがなぜかSKUが個人向けの上位エディションProにアップデートされていました。クリーンインストール(Insider Programサイト内のTP用プロダクトキーが求められる)だとProになるのはわかるのですが今回無印Win10 TP Build 9926からの上書アップグレードで特にプロダクトキーも求められていないためどういうことになったのかは不明。おそらくWindows 10がリリース1年は海賊版も含め(!)無償アップデートされることになることを考えるとTP版をインストールしているユーザーもそのまま使用期限制限がない最終版であるRTM Buildにアップデートされる形になるとは思うのですが、今のメイン機がこのままPro相当になるのかどうかは不明です。

今回の更新内容はスタートメニューの半透明化、スタートメニューのタイルのドラックアンドドロップでのピン止めのサポート、仮想デスクトップ機能の強化、写真アプリのアップデートなどが含まれています。

また日本語版に関していえばローカライズが進み、音声アシスタンス機能コルタナの日本語サポートこそまだ未実装であるもののBuild 9926では英語のままだった検索ボックスも日本語化されたほか、アイコンデザインが変更されたのも特徴になっています。

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全体的にiOS 7以降やAndroid 5.x”Lolipop”で採用されているようなフラットなアイコンデザインは賛否両論となっていますが、それ以上に気になるのが英語版では「This PC」となっているものをそのまま直訳した「このPC」(従来のマイ コンピュータ→コンピューター)でしょうか。

個人的に違和感バリバリでちょっと気になっているのでもういっそ単純に「PC」にしてもらいたいのですが…

残念ながら新ブラウザ「Spartan」は次のビルドまで持ち越しとなり、本ビルドには搭載されていませんが、今夏中にはRTMに達すると予定されているだけあって日本語ローカライズ面も含めより完成度を高めてきたような印象でした。

Windows 10 “Phone”のほうの新ビルドももうまもなくリリースされる予定となっており、リークされている画像を見た感じこちらも残念ながらSpartanは未実装なようですが現TP BuildよりUI面の調整を行っているようなのでこちらも期待したいところです。