Huaweiの2016年フラッグシップモデルとコストパフォーマンスの高いミッドハイモデル、日本に正式投入!
Huaweiは6月9日、3月にグローバル版が発表されたフラッグシップモデル「P9」及びP8 Liteの後継シリーズにしてP9の廉価版である「P9 Lite」を6月17日にSIMフリースマートフォンとして日本に正式投入することを発表しました。
P9はSoCにHuaweiの関連企業であるHisilicon社のハイエンド向けオクタコアSoC「Kirin 955」を搭載し、リアカメラに名門メーカーLaica社が監修した1300万画素のデュアルカメラを搭載したハイエンドモデル。P9 Liteは搭載SoCをミッドハイ向けの「Kirin 650」に落とし、カメラも1300万画素シングル構成に落としたミッドハイモデルとなります。OSはともにAndroid 6.0にHuawei独自のUIである「EMUI」のバージョン4.1を搭載。どちらも指紋認証を搭載し、5インチFHD液晶を搭載していることは共通しています。ハイエンドモデルのP9は59800円、ミッドハイモデルのP9 Liteは昨年発売した前モデルP8 Liteと据え置きで29800円で販売されます。
すでに一部のショップではP9、P9 Liteともに実機の展示が始まっていまっており、自分も昨日ヨドバシカメラマルチメディアAKIBAで展示されている実機を見てきました。
上がハイエンドモデルのP9、下がその廉価版P9 Lite
ハイエンドモデルに相当するP9はもちろんのこと、そのデザインテイストを継承したミッドハイモデルのP9 Liteも質感が高いデザインで302HW(P9 Liteの2世代前のモデルであるAscernd P6 sがベース)以来久々に”欲しい”と思えるHuawei機になったなぁというのが個人的な印象でした。ベースOSが最新のMarshmallowベースに、EMUIも4.1に変更され、より使いやすくなったような印象。ただし相変わらず日本版ではテーマ機能がデフォルトで含まれているものしか選択できず、ダウンロードテーマに対応していないのはちょっと残念なところでした。
P9のカメラはさすがにLaica監修なだけあってクオリティの高い写真が撮影可能。ミッドハイモデルのP9 LiteはさすがにLaica監修ではないもののこちらもカメラの性能自体はP9同様1300万画素ですし十分きれいな写真が撮影できる印象でした。
OSのバージョンは6.0 Marshmallow、EMUIは4.1
個人的にHuawei機は好きだったこともあり、現在使用しているメイン機のXPERIA Z3 Compactのバックアップ機としてP9 Lite(この機種ですらすでにAntutuのスコアはSnapDragon 801搭載のZ3cと同程度になっていることに時代の流れを感じてしまいます…)を購入しようかなぁと検討しているところですが、前モデルP8 Liteも在庫処分で2万未満で購入できる店があり(中古だとそれ以下の場合も)、HuaweiがP9/P9 Liteの発表と同時に本機(とファブレットモデルのP8 Max、Honer6 Plus、日本国内では最後のAscendブランドを冠し、Android 4.4.2のまま放置されていたMate 7も含む)も今月中にAndroid 6.0 With EMUI 4.1へのアップデートが決定したこともあり、こちらもかなり魅力的だったり、HTCのDesire 626が個人的にデザイン(とHTC Sense)が好きで魅力的だったり、Freetelが初めて独自UIを実装して発売したREIもかなり魅力的だったりするだけにこのクラスの機種に関してはかなり悩ましくなっていたりもしますw
Zeofone 3の日本投入も近いでしょうしバックアップ機に関しては本当に購入直前まで迷うことになりそうです。