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かのあゆブログ

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Huaweiの新モデル、P9/P9 Lite 日本版実機を見てきました

2016-06-15 15:27:27 | Android

Huaweiの2016年フラッグシップモデルとコストパフォーマンスの高いミッドハイモデル、日本に正式投入!

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Huaweiは6月9日、3月にグローバル版が発表されたフラッグシップモデル「P9」及びP8 Liteの後継シリーズにしてP9の廉価版である「P9 Lite」を6月17日にSIMフリースマートフォンとして日本に正式投入することを発表しました。

P9はSoCにHuaweiの関連企業であるHisilicon社のハイエンド向けオクタコアSoC「Kirin 955」を搭載し、リアカメラに名門メーカーLaica社が監修した1300万画素のデュアルカメラを搭載したハイエンドモデル。P9 Liteは搭載SoCをミッドハイ向けの「Kirin 650」に落とし、カメラも1300万画素シングル構成に落としたミッドハイモデルとなります。OSはともにAndroid 6.0にHuawei独自のUIである「EMUI」のバージョン4.1を搭載。どちらも指紋認証を搭載し、5インチFHD液晶を搭載していることは共通しています。ハイエンドモデルのP9は59800円、ミッドハイモデルのP9 Liteは昨年発売した前モデルP8 Liteと据え置きで29800円で販売されます。

すでに一部のショップではP9、P9 Liteともに実機の展示が始まっていまっており、自分も昨日ヨドバシカメラマルチメディアAKIBAで展示されている実機を見てきました。

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上がハイエンドモデルのP9、下がその廉価版P9 Lite

ハイエンドモデルに相当するP9はもちろんのこと、そのデザインテイストを継承したミッドハイモデルのP9 Liteも質感が高いデザインで302HW(P9 Liteの2世代前のモデルであるAscernd P6 sがベース)以来久々に”欲しい”と思えるHuawei機になったなぁというのが個人的な印象でした。ベースOSが最新のMarshmallowベースに、EMUIも4.1に変更され、より使いやすくなったような印象。ただし相変わらず日本版ではテーマ機能がデフォルトで含まれているものしか選択できず、ダウンロードテーマに対応していないのはちょっと残念なところでした。

P9のカメラはさすがにLaica監修なだけあってクオリティの高い写真が撮影可能。ミッドハイモデルのP9 LiteはさすがにLaica監修ではないもののこちらもカメラの性能自体はP9同様1300万画素ですし十分きれいな写真が撮影できる印象でした。

DSC_1841

OSのバージョンは6.0 Marshmallow、EMUIは4.1

個人的にHuawei機は好きだったこともあり、現在使用しているメイン機のXPERIA Z3 Compactのバックアップ機としてP9 Lite(この機種ですらすでにAntutuのスコアはSnapDragon 801搭載のZ3cと同程度になっていることに時代の流れを感じてしまいます…)を購入しようかなぁと検討しているところですが、前モデルP8 Liteも在庫処分で2万未満で購入できる店があり(中古だとそれ以下の場合も)、HuaweiがP9/P9 Liteの発表と同時に本機(とファブレットモデルのP8 Max、Honer6 Plus、日本国内では最後のAscendブランドを冠し、Android 4.4.2のまま放置されていたMate 7も含む)も今月中にAndroid 6.0 With EMUI 4.1へのアップデートが決定したこともあり、こちらもかなり魅力的だったり、HTCのDesire 626が個人的にデザイン(とHTC Sense)が好きで魅力的だったり、Freetelが初めて独自UIを実装して発売したREIもかなり魅力的だったりするだけにこのクラスの機種に関してはかなり悩ましくなっていたりもしますw

Zeofone 3の日本投入も近いでしょうしバックアップ機に関しては本当に購入直前まで迷うことになりそうです。

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[自分用覚書]docomoのdアカウント(docomo ID)関連アプリの再有効化について

2016-06-06 17:23:06 | Android

docomoの端末をMVNOで運用する際にかかる制限として

  • テザリング時に専用のAPNに接続先を変更するため、テザリング利用が不可能
  • A-GPSの接続先がdocomoのものに設定されているため、MVNO契約時にはこの接続先が使えずGPSのつかみに時間がかかる

というものがあります。

このうちテザリングについてXPERIAに関しては現在の6.0 FWにアップグレードされた国内docomo版XPERIA Z4/Z5シリーズも含め、非root環境でも設定ファイルにパッチを行うことでMVNO契約時でも利用できるようにすることができるのですが、A-GPSの問題に関してはrootをとって設定ファイルを書き換える(4.4以前だとグローバル版のFWから持ってきたドライバ関連の書き換えも必須とのこと)必要が出てきて非常に面倒だったりします。

ただしこちらのサイトで「端末にdocomo ID(=現dアカウント)を設定するとA-GPSが利用できるようになる(んじゃないか)」という情報があり、実際に設定したところ確かにA-GPSが利用できているような感じでGPSのつかみが改善された感はあります。確実なのはrootをとって接続先をグローバル版XPERIAと同じ設定かGoogleのものに変更することでしょうが、rootをとれない端末やrootをとりたくない端末の場合は効果があるかもしれません。ちなみにdアカウント自体はdocomo契約時よりできることが大幅に制限されますがdocomoユーザー以外でも取得可能で、ID設定すればA-GPSのつかみが改善されます。

dアカウント自体はもともとこのIDを使ってるサービスである「ショップらっと」を利用していたこともあり、ほとんどのdocomoサービスをadbを使って完全無効化していた中唯一有効にしていたのですが、このサービスが7月に終了となり、それ以降docomoの設定メニューを再有効にしないとID設定アプリを呼び出せないためドコモサービス関連の項目”のみ”再有効化することにしました。

ただし設定メニューにある「ドコモサービス/クラウド」というメニュー項目と「ドコモサービス」自体別アプリ扱いになっており、メニュー項目を有効にしないとドコモサービスを利用するアプリを入れないとID設定に一切アクセスできず非常に不便ですのでどの項目を再有効にすべきか覚書としてメモしておきたいと思います。A-GPS対策でdアカウントを設定する場合、以下の項目のみ有効のまま(or再有効化)にしておいてください。

  • ドコモサービス(ドコモのサービス設定メニュー本体。これを有効にしないと後述の設定メニュー項目を有効化してもアクセスできません)
    com.nttdocomo.android.docomoset
  • 「設定」メニュー内の「ドコモのサービス/クラウド」メニュー項目(上記ドコモサービスとこれを有効にしないとdアカウントを利用するアプリをインストールしない限りdocomo ID設定にアクセスできません)
    com.sonyericsson.docomo.settings
  • docomo ID設定(docomo IDの設定アプリケーション本体)
    com.nttdocomo.android.idmanager
  • ドコモアカウント認証(認証サービス?一応念のため再有効)
    com.nttdocomo.android.accountauthenticator

Screenshot_2016-06-06-15-06-45

これで設定からdアカウントの設定を行うことができるようになります。ドコモアカウント認証のほうはdアカウントとは違うもののような気もするのですがググってもあまり情報が出てこないうえにパッケージ名を見た感じだと認証時に使ってる可能性もあるので念のため再有効にしておきましたが、ショップらっと経由でdアカウントを設定した際はこのサービスを無効にしたままでもA-GPSのつかみの改善は見られたので有効にしなくてもいいかもしれません。

dアカウントを設定することによるA-GPSのつかみ改善についてはいまいちよくわからない部分や挙動も多く、すべてのdocomo端末でMVNO回線利用時のA-GPS利用時のつかみが改善されるかどうかもいまいち不明ですが、少なくとも手持ちのZ3cに関しては改善が見られたのでとりあえずdアカウントを取得して設定しておいても損はなさそうです。

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Android Wear 2.0 Preview(“N”ベース)レビュー。リリースは今秋予定。

2016-05-27 16:36:45 | Android
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Android Wearも”N”ベースへ!!

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先日開催されたGoogle I/O 2016で詳細が明らかとなったAndroid Wear 2.0はKitkatベースの4.4w世代からLolipopベースの5.0世代に初めてアップデートされた時と同じくらい大掛かりなメジャーアップデートとなります。

Screenshot_20160527-154448Screenshot_20160527-154349ベースOSはスマートフォン/タブレット向けに今夏中にリリースされるAndroid 7.0”N”に変更され、新たにアプリケーションの情報を文字盤に表示できるコンプリケーションAPIをサポート。標準ランチャーや通知領域のUIも変更されています。

Screenshot_20160527-154158

またそれに伴いOS側で用意されているデフォルトのウォッチフェイスもコンプリケーションに対応した「Elements Analog」「Elements Digital」の2つが新規追加されています。(それ以外のウォッチフェイスは現行バージョンに含まれているものと全く変更されていませんでした。実際に実機に搭載されるときにはこれに加えメーカー独自のウォッチフェイスもいくつかはいることになります)

Screenshot_20160527-161123Screenshot_20160527-161127Screenshot_20160527-161138

地味な変更ですが設定画面に「Apps」という項目が追加され、こちらからシステムアプリの無効化やアプリの強制終了、アプリのパーミッション変更(これは6.0 MarshmallowベースのWear 1.4でも可能)などが行えるようになっています。おそらくユーザーがインストールしたアプリのアンインストールもWear単体で行えるようになっているものと思われます。

そのほか新しいスワイプキーボードの実装やGoogleのフィットネスアプリ「Google Fits」の機能強化、Wear単体で利用可能なスタンドアロンアプリのサポートなど、魅力的な新機能が多数盛り込まれ、スマートウォッチ向けプラットフォームとしてより魅力が増したAndroid Wear 2.0のリリース予定は”N”本体からちょっとだけ遅れて今秋リリース予定。すでに”N”SDKにはエミュレーター用のイメージが含まれているほか(この記事のスクリーンショットもエミュレータによるものです)実機ではHuawei Watch、LG G Watch Urbane 2nd Edition向けにWear 2.0 Previewのファクトリーイメージが公開されており、当該機種を持っているユーザーであれば実機で動作テストを行うことも可能です。

ただし、基本Android Wear端末はすべてアップデートできる”はず”ですが、Android Wearローンチ時に発売された端末である「LG G Watch」に関してはLGが公式に「MarshmallowベースのWear 1.4でアップデートは打ち切った。今後のアップデートはない」という発言がなされており、これ以外の機種でも一部の機種においてはアップデート打ち切りになる機種も今後出てくるかもしれません。

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XPERIA椨っぽいTeclast X10 3Gを本当にXPERIAタブレット化してみる

2016-05-21 10:36:30 | Android

あまりに似すぎて草

ウィンタブさんでレビューを書かせていただいたTeclast X10 3Gですが、正式にうちの端末として迎え入れることになりました。性能はほどほどですが家モバイル専用機としては10.1インチというサイズも相まってちょうどよさげなので早速活用しています。

Google Nowランチャーの動作が重めなのでAOSPベースのLauncher3に戻してもよかったのですが、レビューにも書いた通り見た目がXPERIAタブレットっぽかったのでいっそ本当にXPERIA化しようということでXPERIA Homeを導入してみました。

オリジナルのXPERIA HomeのAPKも各所で配布されており、最新の10.0.A.0.40もあることにはあるのですが、これらは当然XPERIAシリーズ以外の端末では動作しないので、XDAで配布されている、他機種でも動作するように改変されたXPERIA Homeをインストールすることにします。

[APP][4.2+][Port] Xperia™ Home - Lolipop Taste [13 Feb 2015]

こちらはAndroid 4.2.x以降の端末であればXPERIA以外の端末でも動作可能です。ランチャーの世代としてはXPERIA Z3シリーズ(Android 4.4.4)~XPERIA Z4(Android 5.1.1)までに入っていたものがベースになっています。タブレット端末でも動作可能。

Screenshot_2016-05-19-13-55-32Screenshot_2016-05-19-14-16-45

インストール後の様子はこのような感じ。そのまんまXPERIA純正のストックランチャーですね。さすがにSony Mobile純正アプリ群は入れなかったので似たようなアプリのショートカットをホームに配置して”それっぽく”してみました。

動作のほうはGoogle Nowランチャーよりも軽快でもさもさ感がだいぶなくなるので個人的にはお勧めです。(Google Play Storeで配布・販売されているNova Launcherも軽快でお勧めです)

Google Now ランチャーはちょっと前のバージョンは古い端末でもここまでもさもさ感はなかったのですが、最新のAndroid OSの要素も組み込んでいるのでちょっと今となっては古めの端末には重荷になってきてるかもしれません。

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しかしランチャー変えると本当にXPERIAタブレットそのものっぽくなっちゃいますね…笑えて来ますw

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ウィンタブさんにてTelcast社製10.1インチAndroidタブレット「X10 3G」のレビューを書かせていただきました

2016-05-13 07:51:16 | Android

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何回かWindows 10 Mobile関連の記事を紹介していただいたWindowsタブレット情報サイト「ウィンタブ」さんからTeclast社製10.1インチAndroidタブレット「Teclast X10 3G」を提供していただき、レビューを書かせていただくこととなりました。外部サイトへの記事の提供は初となります。近日中に記事のほうが掲載されると思います。

Teclast X10 3GはMediaTek社製ローエンド~ミッドレンジ向けのオクタコアSoC「MTK8392」を搭載した、このサイズとしては珍しい低価格帯のAndroidタブレットとなります。またこの価格帯でありながら3G通信もサポートしており、通常SIMが刺さるSIMカードスロットも搭載されています。

日本で正式に販売されている端末ではないため、日本語ロケールがシステムに完全に含まれていなかったり、Google Mobile Service関連のコンポーネントがGmailとGoogle Play Storeのみと本当に最小限のコンポーネントであとは中華椨でおなじみの中華アプリ群がプレインストール(ただしすべてアンインストール可能)されていたりとおおむねいつもの中華椨らしい部分はあるものの、液晶は視野角が広く、表示も美しいIPS液晶を採用していたり最後に使った中華椨であるU-ZONE Q7V以前と比べるとハードウェア面ではこのクラスの中華椨も大幅に進化した感があります。

ただしオクタコアSoC搭載とはいえ、中身はCortex A7アーキテクチャのローエンド~ミッドレンジ向けSoCとなるため、ミッドハイ向けの同社製「Helio X10」やQualcommの「SnapDragon 615」、ハイエンド向け「SnapDragon 810」などと比べると性能は大幅に落とされており、ベンチマークスコアとしてはおおむね2~3年前のSnapDragon S4 Pro~600搭載機、あるいは現在のSnapDragon 4xx搭載機などと似たようなスコアとなります。また搭載GPUも2012年に発表された「ARM Mali-450 MP」で2016年現在となってはOpenGL ES 3.0にも対応していない時代遅れのものとなっているため、最新の3Dゲームを動かすにはパワー不足な印象でした。またTeclastによるOSのチューニング不足なのかそれともメモリリーク問題が完全に解決していなかったAndroid 5.1(.1ではない)を搭載した結果からなのか、ベンチマークスコアのわりに全体的な動作がもさもさしているのはちょっと残念な感じでした。

とはいえ開発者オプションの項目に「OEMアンロック」の項目があり、これを有効にしてFastbootコマンドでブートローダーをアンロックしてしまえばカスタムROMの導入が容易になるなど面白い要素もあり、現在販売されているGearBestのセール価格である12078円であればこの価格帯のAndroidタブレットの選択肢が少ないこともあって選んでもいいんじゃないかなぁと思います。

2013年のU-ZONE Q7Vの購入を最後に(同年に発売開始されたGoogleのリファレンスタブレットNexus 7(2013)に乗り換えたこともあり)中華Androidタブレット時代の購入から離れていたこともあり(一応2014年末に購入したドン・キホーテの「カンタンパッド」が中華椨のOEMっぽいのですがw)非常に楽しんで記事を書くことができました。今回このような場を提供してくださったウィンタブさんには非常に感謝しております。本当にありがとうございました。

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