来月あたりに真面目にZenfone5の予備用端末をそろえようと思っているのですが、その中で検討している端末の中に入っている「ZTE Blade S(goo g03)」に関しては販売がオンラインか一部のドスパラ店舗のみという形になってしまうため、なかなか実機を触ることができません。(秋葉原のドスパラ店舗では今のところ取り扱っていません)
そこでgooがクラウド型スマートフォン検証サービス「Remote TestKit」でg01/g02/g03の実機をリモート試用できるサービスをやっているので試してみたいと思います。登録は会員登録するのみです。
Remort TestKitはその名の通りエミュレーターではなくリモート操作用サーバーソフトウェアをインストールした実機そのものをPC上で利用できるプログラムで、本来はアプリ開発などのために提供されているもので、有料サービスなのですが、gooのスマホ3機種は無料で試用できます。
というわけで実際にgoo g03(Blade S)をレンタルしてみます。利用時間は30分です。
ブラウザ上にg03本体が登場。リモート経由なので実機本来のパフォーマンス…というわけではないでしょうがWEBブラウザ経由でもスムーズに動作します。
標準ランチャーはこんな感じ
というかこれHuawei端末同様Android端末で一般的なドロワーメニューがないんですね。
リモート操作とはいえ動いているのは実機そのものですからGoogle Play Storeも動きます。ということで自分のアカウントでログインしてAntutuをインストール。本機の性能をベンチマークしてみたいと思います。ちなみにこのデータ自体は試用完了後に消去されるのでとくにこのデータが悪用されるという問題はありません。
というかわざわざイメージエディターでサイトの画像切り出さなくてもスクリーンショットは保存可能でした。
ベンチ結果はこんな感じ。SnapDragon 615はオクタコアプロセッサですが、あくまでミッドハイ向けプロセッサなので最新のSnapDragon 810のように40000台はいかず。とはいえSnapDragon 800と同程度の性能はただき出しているので十分そうです。
設定画面がロックされていたり一部制限があるので本当に一通りしか試せませんでしたし、本体の質感などはやっぱり実機を手に持って試したい感はあるのですが、一通りリモート上で試用した感じとしては「一昔のハイエンドと同程度の性能で悪くはなさそう」という感じでした。
ただやはり販売経路が限定されているのはちょっと痛いですね…