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かのあゆブログ

クーニャ好きがやってるガジェット系ブログなのです>ω<

PS2版SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.8 V.R Flat Out レビュー 見た目は業務用に近いが…

2015-11-07 12:05:18 | アニメ・コミック・ゲーム

1992年にSEGAからModel1基盤作品処女作としてリリースされた「バーチャレーシング」はF1(一応厳密にはフォーミュラーカーではあるものの特にカテゴライズはされていないようですが)を題材にした3Dポリゴンレースゲーム。フルポリゴンで再現されたグラフィックとのちにデイトナUSA/デイトナUSA2やスカッドレースでも採用された4段階の視点切り替えシステムを搭載し(このシステムでSEGAは特許を取っています)、当時としてはリアルな挙動で大ヒットした名作レースゲームです。Model1基盤のスペック確認用に開発されたゲームで、これの成功がきっかけでやはりこちらも名作格闘ゲーム「バーチャファイター」がリリースされることとなり、また本作が成功してなければデイトナUSAシリーズもスカッドレースシリーズも存在しなかったでしょう。デザイナーは鈴木裕氏。ほかに名越俊洋氏、光吉猛修氏などのちにデイトナUSAを開発する方々もかかわっています。

本作は何度か移植版が出ており、まず1994年にAM2研自らがカードリッジに3Dチップをぶち込む(当時任天堂がFXチップとして同じことをやっていました。SFC版スターフォックス、ワイルドトラックスなど)ことで移植を実現。さすがにポリゴン数・フレーム数ともに減ってしまっており見た目は劣化しているものの業務用のプレイ感覚を忠実に再現、同じ年にはメガドライブの追加モジュールであるSuper 32X用に追加コース・車種を新たに加えた「V.R Deluxe」が発売。こちらは32bitモジュールのSuper32X用に開発されただけにポリゴン数も増え、フレーム数も20fpsに向上。追加BGMも高い評価を受け、のちにガラケー向け3Dアプリとして本作が移植されるほどの名移植となっています。

ただしV.Rとして移植度が高いのはこの2作品のみで、次世代機に移行した95年のセガサターン版はなぜか発売元・開発がタイムワーナー・インタラクティブ(旧テンケン)に移行。テンケンらしいカオスな説明書は評価されたものの、移植度はV.R DXに劣る出来でファンを失望されました。

それからしばらくV.Rの移植はなかったのですが、2004年に「SEGA AGES」シリーズとしてセガ旧作をリメイクしたシリーズを出した際にPS2に再び移植されることとなりました。それが本作「バーチャレーシング・フラットアウト」です。

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開発は3D AGESが担当。本シリーズは後半M2がModel2基盤のエミュレーターを用いた作品(ラストブロングス、バーチャファイター2、ファイティングバイパーズ、電脳戦記バーチャロン)をリリースするまでは変なアレンジを施すのが特徴で、アウトランはフェラーリ・テスタロッサ風の車から詳細不明のスポーツカーに変更したうえで3Dにリメイク(当時Outrun2が稼働していたにもかかわらず)するなど微妙な評価だったのですが、本作は見た目に関してはタイトルにもなっているフラットシェーディングを施し、車の書き込みも細かくなり、さらに業務用では30fpsだったフレーム数が60fpsに向上してはいるものの生ポリゴンそのままなグラフィックやアーケードのセレクト画面(”ボタンでシートを調整してください”のアナウンスも再現しているのは感涙!!)、チェックポイント痛快時に流れるBGMなどは業務用をそのまま踏襲。さらにV.R DXとは違う新コース、新車種も追加するなどこれでV.Rの移植版としては決定版がリリースされたのかと思われたのですが…

pcsx2 2015-11-07 11-04-48-401

上記SS通りクッソダサいタイトルスクリーン、なぜか挙動が大幅に変更されており、妙にドリフトしやすくなった業務用のフォーミュラー、敵車に接触すると簡単にスピンアウトしてしまう仕様に改悪、ノーマル設定の周回数が5周→4週に減ってる(ため本来ファイナルラップ時に流れるBGMは周回数をロングに設定しないと聞けない)、アーケードモードのエンディングをなぜかバッサリカット(ちなみにこのエンディング自体は一応収録はされていてチャンピオンシップでシリーズ優勝すると見れるらしいです)など、見た目以外のアーケードの差異が多すぎる困った移植になっています。やっぱりMD版V.R DXを超えることはできませんでした。これならModel1版をベタ移植してくれたほうが良かったのでは…もともとAGESシリーズは低価格で販売されているのも特徴でしたし。

とはいえ見た目に関してはこれまで移植された作品の中で最も業務用に近い移植になっていますし、AGESシリーズ初期移植の中では原作に近い再現度で、ハードやゲーム自体の入手のしやすさからあくまで雰囲気を楽しむのであれば本作を購入するのも悪くはないんじゃないかなぁと思います。入手できるのであればSuper32X版V.R DXをお勧めしますが…

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Loseの「ものべの」がブラウザゲーとしてmobageに移植。なんかこれじゃない感。

2015-11-03 19:56:59 | アニメ・コミック・ゲーム

ちっちゃい子とちゅっちゅできry
で知られるLoseの「ものべの」がmobageでプレイできるようになりました。
ベースは昨年PSVに全年齢移植された「Pure Smile」で、2013年に発売された「Happy End」をベースにR-18シーンの削除、新シナリオの追加を行ったものです。
ちなみにスマホ向けものべの自体は萌えゲーがiOS/Android向けに原作に近いADVシステムで前述のPSV版に先駆け全年齢版として移植していたりします。
WEBブラウザゲームなので基本スマホ付属のブラウザかPC向けのブラウザでアクセスしてプレイしていくこととなります。

いきなりクー・・・じゃなかったひめみや様に名前を聞かれて面食らいますが、mobage版のオリジナル要素として後述する仕様から主人公の名前を変更できるオリジナル要素が追加されています。

今回はR-18版でちっちゃいすみやなっちゃんにド変態Playingをする透ボンの名前そのままでプレイすることに。全年齢版とはいえ本名プレイできねぇw


ゲームの流れ自体は原作と同様ですが、ブラウザゲーゆえの宿命か原作に存在したキャラ音声はバッサリカット。キャラ立ち絵のアニメーションも削除されて本当に「紙芝居ゲー」に退化してしまった印象。

さらにmobageなので再起動して再度プレイを再開すると無駄に金をせがんでくるなっちゃんや





原作では横文字を苦手とした大天使すみが普通に横文字を使って課金システムを解説してくるなど原作のキャラを見事に破壊していきます。というか交流で応援ってなんだ。ガールフレンド(仮)と勘違いしてるのか。

ということでお約束通りシナリオを進めるには課金が必要です。
ブラウザで手軽にできると言うのは利点だと思いますが正直これをプレイするならPSV版PSを買った方がいいんじゃないかなぁと言うのが正直な感想。PSV版はなかなか時間がとれなくでまだ序盤をプレイ中ですがこちらの方がもとのPC版のシステムを忠実に再現してフルボイスですし、クロックモードなどのおまけ要素も搭載して今津。

というかチュートリアルなどの部分はmobageスタッフが書いてるんでしょうけどもうちょっとキャラの特徴ry
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EA/FireMonkey最新作、Need For Speed No Limits、日本でもようやく配信開始

2015-10-03 10:19:24 | アニメ・コミック・ゲーム

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海外では半年以上前からリリースされていたものの、なぜか日本では配信が遅れていた「Need For Speed No Limits」がようやく日本でも配信開始となりました。基本プレイ無料でプレイできるいわゆるフリーミアムゲームとなっています。開発はRealRacingシリーズやモバイル版における前作「Need For Speed Most Wanted For iOS/Android/Kindle Fire」を開発したFireMonkey。今作はもう間もなくコンソール版が登場する最新作「The Need For Speed」同様NFS UG~NFSUCあたりまでの、いわゆるワイルドスピードに影響されたスポコン路線に戻ってはいるもののモバイル用に開発された完全オリジナルタイトルとなっています。

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登場車種は本作初登場となるBMW M4やBRZ、モバイル版では初登場となるE36型BMW M3や定番であるランボルギーニ・アヴェンタドール、日産GT-Rなどが登場。R32型スカイラインGT-Rなんかも収録されています。これらの車種はゲーム内で入手できる「設計図」を集めていくことでアンロック可能なようです。

またストリート路線に戻っているだけあってバイナルを張り付けたり外見のカスタマイズも可能になっています。

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ドリフトは下にスワイプで発動可能。同開発チームのReal Racingシリーズがレースシム寄りの挙動に対してこちらは本当にアーケードよりの挙動となっています。

グラフィックはApple A8+PowerVR G6430のiPod touch(6th Gen)で上の通り。iPhone 5s/6&6Plus/iPod touch(6th Gen)などApple A7以降のデバイスであればコンソールレベルのグラフィックでプレイできるんじゃないかと。それ以前のデバイスではさすがにグラフィックレベルは落とされると思いますが…

完全に課金ゲームにシフトしているせいかレース毎にガソリンを消費する仕様だったりするのは気になりますが聞いていたほどガチガチな課金仕様ではなさそうで一安心。本編「The NFS」とはあくまで別ラインのゲームですが発売までもうちょっと時間がありますし(自分はPC版待ちなので来年まで待たされることになりますが…orz)ちょっとした時間に気軽にプレイする分には十分楽しめるんじゃないかと。ただシナリオに音声が入っていないのはともかく警察無線くらいは盛り上がるから入れてほしかったところです。どうせモバイル版はNFSUC以外はマルチランゲージ仕様だし英語音声でもよかったからつけてくれればよかったのに…

Need For Speed No Limits For Android

Need For Speed No Limits For iOS Devices

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DMM Mobileの支払い方法変更によるお詫びポイントの有効活用でも考えた結果

2015-08-31 14:23:30 | アニメ・コミック・ゲーム

今月からDMM Mobileのクレジットカード支払いの仕様が変更され、以前は基本料金後払いだったものが先払いに変更されました。通話料は従来通り後払い2か月後引き落としなのでややこしいのですがどうやらデビットカード利用で料金を踏み倒しする利用者が多かったためこのような仕様に変更されたようです。

そのため今月は先月の料金+今月の料金の引き落としが発生する形になり、発表が急だったこともあってか利用者にお詫びとして今月分の利用料金をそっくりそのままDMMで利用できるDMMポイントとして還元することになり、今月後半から利用料金分のポイントがそっくりそのまま加算されています。

うちの場合(すでに本体自体は手放してしまっている)Zenfone5の分割分も含まれているので3524円分そっくりそのままDMMポイントとして加算されました。これに通常のDMM Mobile利用時にいくらか還元されてるポイントも加算されていたので約4000ポイントチャージチャージされている結果になりました。

ただしこのお詫びポイント自体も有効期限が一か月に設定されているため、9月中旬までに使わないと無駄になってしまいます。ということでDMM通販で何かを買うことに…

当初2011年12月の購入当初からずっと4GBのままだったPS Vita用メモリーカード(16GB)を購入しようと思ったのですがDMM通販の場合家庭用ゲーム関連の商品だとポイントでの支払いができずあきらめることに。じゃあエロゲでも買おうかと思っても4000円ポイントちょっとで買えるDL版ソフトはあまりないうえにKey作品2本(リトバス、クドわふたー)はパッケージ版を持っていたのであえてDL版を購入する意味もなく。じゃあどうしよう…と思っていたところ

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なぜかアダルト商品扱いされているのかDMM通販(R-18)のほうで検索をかけないと出てきませんが、リトバスEX発売直前あたりから展開されていたキャラクターソングとアニメ版リトバスのボーカル曲をすべて2枚組CDにコンパイルしたベストアルバム「リトルバスターズ!パーフェクトボーカルコレクション」がありました。クーニャの実質キャラソンの「One’s Future」が入っていないのは残念ですが、一応”リトバス”関連曲ではなく”クドわふ”のOPソングですからね…ここら辺は仕方ない。

とはいえ無印版リトバス!バージョンの主題歌「Little Busters!」はもちろんのこと、2012年のアニメ化の際にritaさんが再度ボーカルを取り直した「Little Busters! TV Animetion Version」も収録していますし鈴ちゃんやかなたん、さささささーさんや沙耶っちのキャラソンもこれ一枚で聞けるので間違いなくファン必須な一枚になってるんじゃないかと。出た当時からほしかったのでこれを機会にポイントで購入することにしました。

一応エロゲ版ドリフトシティっぽいドライブオンリクエスタもやってますがあまり課金する気もない(というか挙動がNFSWよりドリフトシティ寄りの挙動で萎えたので…)ポイントの有効活用ができたんじゃないかなぁと思っています。

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高田馬場ゲームセンター「ミカド」デイトナUSA入荷!!しかも超備品!!やはり永遠のマスターピース!!

2015-08-25 23:53:56 | アニメ・コミック・ゲーム
昨日から高田馬場のゲームセンター、「ミカド」にてデイトナUSA Twin Cabinetが稼働しています。現時点では周回数ノーマル設定。



すでに稼働から26年近くたってるゲームだけあってコンディションがきれいな台が減ってきており、それゆえ海外ではHDでリメイクした「SEGA Racing Classic」が稼働しているくらいなのですが、ミカドさんに入ってきた筐体は1オーナーで新品のような状態をキープしている奇跡のような状態の筐体でした。
昨年末に新宿のミラノボウルが閉鎖となったため、都内でデイトナUSAがプレイできる場所はなくなってしまったのですが、これで再びアーケードオリジナル版をプレイすることができます。というわけで久々に3プレイ・・・やるつもりが結局対戦も含め13プレイやってしまう結果に。ここまではまれるアーケードゲームはいまだにデイトナだけなのでその魅力は未だ色褪せず!といったとことでしょうか。都内復活1日目というのもあってリアルタイム稼働時からプレイしている上位ランクのプレイヤーさんもいらっしゃって対戦も受けてもらい本当に夢のような時間を過ごせました。



改めて今回デイトナUSAを入荷してくださったミカドさんに感謝したい気持ちで一杯です。本当に有難うございます。
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