今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

美しい声と健康と

2011-07-05 | アートこぼれ話

帰宅してTVをつけると、「モテ声」講師なる方が、音階を使いながら「モテる声」の紹介していて、芸能人がその声にチャレンジしていました。
女性は自己紹介するときは「E(1点ホ)」の音になるとよいのだとか。そして「ん~っ○○△子」というように、「ん~」っというのがポイント。さらに、おねだりするときにはA(1点イ)だそうです。
ちなみに男性はCから降りてすぐのH(シ)かA(ラ)がモテ声だそう。


この「ん~」っていうのは、おそらく息を流して響くところに音を乗せる、ということですね、きっと。
というのは、昨日の谷中のレッスンでまさしくこの練習やったのです。
レッスン中のInvito alla danza,途中の高音のdistendeのdeがGesで終わって、次の始まりのVoleteのVoはAsから始まるところ。音がどうしても決まらず、以降の4小節が不安定になる。
そこで「聞こえないようにハミングしながらン~とハミングのようにAsを取ってVoleteと入ってみてください・・・」とMT先生。そしたら、しっかりはまり、音が進行しても響きが保たれ、きれいな響きで歌うことができました。

息が通って響く声、そして心地よい周波数がきっと「モテ音」なんでしょうね。

 

そういえば、先週の「たけしのニッポンのミカタ」という番組では歌うことの健康的な効用が紹介されていました。
歌うという能動的行為であったり発散することが体によさそうなのは、なんとなくわかりますが、ちゃんと医学的根拠があるのにビックリ。それは歌を「上手」に歌うこと、だそうなんです。


で上手に歌うためのコツが3つあり、それぞれの健康上の効果。

◇1つめビブラートで歌うlこと
声を震わせると、それが記憶に必要な脳の視床下部を刺激し、物忘れなどを予防できるそうです。

◇2つめキレイな高音を出すこと
高音を出すと血管が拡張して血行が良くなり、生活習慣病を予防できる。

また、歌うときって顔の筋肉を上げますからフェイスアップ効果もある!

◇うなり(こぶし)で歌うこと
うなり節を入れて歌うことで腸を刺激し、腸の中の免疫細胞を活発化させると免疫力がアップする。

演歌なのでの「うなり」は息を止めるので、クラシックでは使えないかもしれませんが・・・

でも、ビブラートときれいに高音を出すというのは、クラシック歌手はいつもチャレンジしていることですね。
いずれも息を流すことがポイント。

つまり、息の流れた響きのある声は、健康にもよいし人にも好印象を与えるし、よいことがたくさんあるんですね!
そういえば、歌手は若々しく元気な人が多いし、話す声も美しくてホレボレしちゃうこともよくあります。これらはまさに「上手く歌うこと」の効用の結果なのかもしれません!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪マルマルモリモリ・・・ | トップ | Fleurs duet »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アートこぼれ話」カテゴリの最新記事