最近すっかりブログをさぼり気味でした。フィガロの暗譜地獄に、チケットを色々買ってしまったオペラやコンサートに行ったりで、フィガロのお知らせもしようとしつつ全くしていなくて・・・
音楽関係の友人中心に来てくださるのですが、うれしくもあり不安も日々倍増・・・
みなさま、応援よろしくお願いします!
公演まで1ヶ月を切り、この土日の稽古でようやく全場面への立ちがつきました。
とはいえ、まだ通してやったことがないので、ちゃんと前の場面を想像しながらやらないと、この小道具はどこに置いたらいいの?とか、どこから出ればいいの?なんてことになってしまいます。
今日は1時から稽古だったので、少し早めに家を出て、稽古場最寄駅の近くでパスタの昼食をとりながら楽譜を眺めて稽古モードに頭を切り替えました。
音楽だけはなんとか暗譜しても、演技をつけると、支えが足りなくなり息が上がってしまうし、歌だけなら休符のところカウントして準備できるけど、演技など他のことをしていると1度に2つのことができない私は、、あれ早い!?遅い・・・・。という状況。
今日は2幕のケルビーノを女装させるシーンをやりましたが、DVDなどで見ると、いとも簡単になっているんですがそうはいかず。 全く余裕なし。
ケルビーノが窓から逃げる早口の重唱のところは、いくらかマシになってきましたが、まだまだメリハリが足りないようです。
やっぱり、VTR持込で自分の演技を確認しないとなぁ。。。
少しずつ小道具や衣裳も出来て、今日はそれを部分的に使いながらやってみました。公演前に舞台裏はあまり見せると楽しみが減るので、ちょっとだけ。。。
1幕のスザンナ&フィガロです! 数少ない創設時(97年)からメンバーであり息もピッタリ!
当時高校生だったフィガロ役のK君は、最近ではプロの方とも一緒に舞台に出ることもあります。本職は営業マンで毎日深夜帰宅、昨年は忘年会16回あったとか。。。でありながら、オペラ歌手なみの舞台活動、どうやって時間を作り出しているのか誰もが不思議に思っていますが・・・・しかも営業成績もいいらしい(自称)。確かにイイ声してます!
スザンナのUさんは、某お嬢様様系大学にお勤めで、稽古場まで2時間近くかけて通ってきます。しかも、ほとんど遅刻なしで会員はいつもお尻をたたかれています私と重唱のペアを組むことが多くて、小さな煙突屋さんでは双子の役を、魔笛では童子を一緒にやりました。今回は花娘を一緒にやります。
でも、彼女のほうが私よりさらに高音質の声なので、私は下パートになるのです。だから大変・・・
この帽子は・・・・4年ほど前ニューヨークに行った際、ニューヨークシティ・オペラで使った小物や衣裳を売っているお店で買ったものです。カッコいいソファなどもすごく安く売っているんですが、ソファ買っても持ってこれない、、、ってことで、軽くて安い「何かに使えそうな」帽子を買ってはみたももの、今まで陽の目を見ることなく。。。
でも、今回採用されるかも、と今日持参しました。
誰がかぶるのか?本番までのお楽しみです
携帯電話用のミニ・キーボードがあるって知ってますか?
今回、あらすじ執筆担当のYさんは、稽古場の片隅で構想を練っておりました。アマチュアでオペラをやっているなんて、時間がたくさんある人と思われがちですが、メンバーは中堅どころの社会人が多いので、平日は終電ギリギリ仕事をしている人ばかり。歌えるだけでなく、隙間の時間をどれだけ上手に使えるかがポイントです。
Yさんは食品メーカーのIR担当なのですが、少し前に、企業戦士のオペラ歌手?として新聞でも紹介されていました。
私はといえば・・・
先週は、ケルビーノが窓から飛び降りた後のレチを毎日、お経のように唱えながら過ごしました。短くてもスラスラと言えるようにするためには、口から自然にこぼれるくらい話す練習をしないとダメ、と以前師匠に言われたことがありました。
で今週は・・・当初カット予定だった3幕の結婚式シーンの花娘(Ⅱ)を私がやることになり、これはまだ暗譜できてないのでこれを覚えねば!
1週間、ほんとに早いです!
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