ちょっとした断捨離ブームですが・・・。だからというわけでもなく、必要なモノがすぐ取り出せること・新しいモノを入れるスペースを作るため少しずつ、整理しています。
私が声楽を始めるきっかけにもなったオペラ団体での活動。それぞれがプロになったり海外赴任が重なったりで、元々の団体での活動はお休み状態となっています。そして制作スタッフや衣裳を受け持っていた私の家にも、預かり荷物があります。
もう使わないモノは捨て、まだ使えるモノは活動を続けいてる人に預かってもらうべくお片付け。
そして舞台で使った私物も最低限のモノを残して処分。
私は声楽はレッスンとその関連での演奏の機会のみに、プラス、コントラバスを始めたのでそちらもレッスンとオケへの参加・・・と考えたときに、オペラをやるのは時間を考えると無理なのは明確ですので。
どこまで続ければいいのか、という疑問はいつもわいてきますが、当分は音楽的なスキルアップを中心にしていくことにしました。
いざ処分と思っても、思い出が多くてなかなか・・・。この団体での活動は私の人生を変えたと言ってもおかしくない時間でしたので。
でも、次のステップに進むために!
残した中から少しだけご紹介。
☆左の帽子。
ニューヨークに行ったとき、ニューヨーク・シテイ・オペラの小道具を売っているお店で買った物です。
レモンイエローが美しくて女優さんがかぶる帽子みたいと気に入って購入。
「フィガロの結婚」をやったときにマルチェリーナの衣裳に使いました。
☆ピンクのワンピース。
ブリテンの「小さな煙突掃除屋さん」というオペラで双子役をやったときの衣裳(ワンピース)。
双子のもう一人Uちゃんとお揃いで自分で縫いました。セリフも多かったのですが、双子なので、2人同じトーンやイントネーションでセリフを言ったり歌ったりしなくてはいけなくて、とても大変でした。しかも子供役だったし・・・
☆真ん中のキャップ。
東邦音大のフィガロの結婚に合唱で出たとき、衣裳が足りなくて、一緒に参加していたAさんが家から布を持って来てくれて、みんなで急遽作りました。
「なぜにフィガロの結婚の合唱がそんなに大変・・・?」と思われる方も多かったのですが、プロとアマチュアの違いと言いますか、プロとしてオペラに出演することの厳しさを心から感じた舞台でした。今まで参加していた団体でも厳しいことはたくさんあって乗り越えてきたという自負はあったのですが、それとは全く異なっていました。
他、お稽古のときにはいていたロングスカートや、またいつか舞台をやることがあったら使えるであろう何点か残したスカートやワンピースも、思い出と一緒に全て1つの箱にしまってしばしさよなら。
実は今度のGWにその団体の有志企画のコンサートがあるのですが、ずっとどうしようか考えていたのですが、後ろ髪引かれる思いで降りることにしました。
淋しいけど気持ちは少し軽くなりました。
もちろん、今まで同様、みんなのことは応援しますし、時間があればみんなが参加している舞台も観に行きます。
またいつか一緒に舞台ができたらいいな。
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