いよいよ、というか、もうというか、魔笛の立ち稽古が始まりました。
最初に今回の演出コンセプトの説明があり、とにかく冒頭から付けていくことに!
大事なこと。とにかくまずは暗 譜!!!
言葉として「暗記」はなんと覚えたとしても、音楽全体を把握して(つまりオケの音楽も)、言葉の意味がイメージできる、というところまで体に入れないと動けないし、表現になりません。
ポピュラーなオペラだけに、いろんな舞台を見たときの情報があり過ぎ、ジャマになる。全て楽譜に情報があるからそれを読み込んでいく、というのは音楽家なら普通のことだけど、しろーとは、どうしてもそういう過去に得た情報や表面的なこと・目に見えることに執着してしまいがち。もっとも、モーツァルトを解読できるなんて、プロだって至難のワザだと思うけど・・・
今回はいわゆる「読み替え」はせず、モーツァルトの作曲意図にフォーカスしていくことになりそうです。演出家もアマチュアながら、かなり勉強している様子。軸になるところが明確であれば、わからなくなったらそこに戻ればよいのだから、案外進め易いかも、なんて思いました。
みんなが質問するのを聞いていると、今日はその答えが自分でも驚くほどイメージできて、これは、ミュージカルの稽古で演劇的側面を学んだことが、すごく生きているののだな、実感しました。そう行間の読み方です!
それと、声楽を始めてからずっとモーツァルトにこだわってやってきましたので、モーツァルトの舞台を多数経験した先生方から、レッスンの中で学んだことや舞台を鑑賞する中で得たこと、と肌で得た情報が少し血肉になってきているようでもあり・・・
でも客観的に。わかったと思ってもほんの一部に過ぎないに違いないですから。
今までになく、立ち稽古、ワクワクします。
そのわりにKnabeのイメージ、実はまだできていないのですけど。
そして・・・
2幕フィナーレが相変わらず音さえ取れてないので、年内にKnabe特訓となりそう・・・・。がんばろうっと。
実寸が取れていたミュージカルの稽古とは大違いだけど
狭いながらもパワフルな稽古場。早く楽譜はずそうね!
稽古の後は、本日の稽古参加メンバーがほぼ揃って今回の制作K君のお誕生会謙の忘年会を今日の稽古場三茶の居酒屋で。クリスマスが近いので、トナカイまでお祝い駆けつけました!?
来年は創立10年!なかなか全員揃わないのが悩みの種
だけどいつも愉快な仲間たち、みんな10歳年を取った・・・
2次会は今日も点心のお店、でも中華は毎日でも平気です。
これは杏仁豆腐なのでした。
今年の正規稽古は残すところ、来週の1回のみ。冬休み中にしっかり暗譜を終わらせないと・・・ 衣裳プラン、チラシや広報活動、グズグズしているとまた直前に慌てることになるので、早めに動かないと! ああ、ちっとも早くないか・・・
まずは、暗譜から。夢でうなされそうです。そうなれば覚えたってことだけど。
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