昨日までの木枯らしとはうってかわっての穏やかな元旦となりました。
何かの寒いできごとが多かった2007年に別れを告げて、穏やかな2008年になる、ということであればいいのですけど。
何はともあれ、新年おめでとうございます!
初詣代わりに近所の教会へ出かけました(私の家はキリスト教なので・・・)。
この教会は1955年に建てられた比較的新しい建物ですが、内装がアールデコっぽくドーム型の装飾が美しく、ステンドグラスも比較的地味なのでシンプルで落ち着いた雰囲気です。
教会の建物のサイトを見つけました。日本の神社仏閣に比較したら新しい建築物ですが、どれも芸術作品ともいえる繊細で美しい建物ばかりです。
それにパイプオルガンがすばらしい!当然、こんなオルガン誰もが弾けるわけがないので、オルガニストがいて、それに合わせて毎週歌うことができるなんて、なかなか贅沢。。。。
合唱団にいた頃はミサ曲を歌ったことがありました。
合唱をやる人はみんなミサ曲好きですね。荘厳な雰囲気で天に通じる美しいハーモーニー!歌う人にとっては「非日常的」なピンとはりつめたこの空気感がたまらないようです。
でも、キリスト教の家庭で育った私にとっては、ミサ曲も賛美歌も特別な音楽でなく、「日常」でしかありませんでした。特に子供の頃は、毎週日曜日、他の家がのんびり寝坊してゆっくりしているのに早起きして教会へ行くということがめんどうでしかたがなかったし、ミサ曲は毎週聞いて(歌って)いましたから、アニュスディのあたりにくると、ああもう少しで終わりだ!とうれしくなったような不信心さでした・・・ (神様ごめんなさい!)。
今となれば、毎週のミサも様々な教会行事(祝日)に行ったことも、宗教曲に取り組むとき、またオペラの主人公の心情に影響を与えている文化的背景を理解する助けになっているなぁと思ったりしています。
合唱としての宗教曲は、芸術作品としてミサで歌うのとはまた違うことがわかりますし、素晴らしいと思います。今は、ちょっと自分の音楽を優先していますが、余裕ができたらまたコーラスにも参加したいですね。コーラスによる音楽のエネルギーやメッセージは、やはりすごいと思うので。
私が声楽を始める前に2年半ほど在籍していた合唱団の定演が今月あるのですが、そこでもモーツァルトの「ミサ・ソレニムス(荘厳ミサ ハ長調 KV.337)」を演奏するそうです。私はお手伝いがてら聴きに行きます。
目黒混声合唱団第10回定期演奏会
2008年1月26日(土)18:30~
大田区民プラザホール(アプリコではありません!東急蒲田線下丸子駅下車)
さてさて、私が今年取組みたい曲は・・・
実はまだ決めていません。というか考えられないというのが正直なところ。
2つの発表会の出来次第、それを終えるまでにどの程度成長できるか、それによって、今後の取組み曲を考える予定です。
1つだけ、モーツァルトをまた少し、今年はレチタティーボも入れたり重唱なども含めてやっていきたいという気持ちはあります。声楽を始めた頃、よくわからないけど、先生に言われた通り「まずモーツァルト」をやったのですが、モーツァルトは自分自身も聞いていて心地よいし(自分で歌って心地よくなっちゃ仕方ないけど)、教材としてのエッセンスがギッシリ詰まっているということ。
プラス、言葉(イタリア語!)をそろそろ真剣に取り組まないと。発音からくる発声もだけど、イタリア語で感じることも少しはしないと。
あとは、3月の発表会が終わるとしばらく授業がないので、そのときになったら考えるつもり。発声のため以外のことを今年は少し取り組みます。
それでは皆様にとっても、光輝きワクワク感あふれる1年になりますように!
・なぜか家にネズミのグッズがないので(ディズニーのキャラクタもなぜかミッキー がいなかった)マウスを文字通りネズミに変身!
・足元を固めつつエレガントな女性でいられるよう赤中心のアレンジメント(女性の象徴赤いバラに私の好きなアルストロメリア中心)とピンクの小物を。
・インスピレーションが磨かれるようにターコイズの天使グッズを。
後ろの絵は以前私のイメージとして描いていただいたものです。
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