デジタル派？アナログ派？

　私の勤務先は大手メーカー本社の販売戦略部門。業界的には、電機・機械・精密、いずれにも属して、ITベンダーではないけど、ITは必須アイテムとして製品はもちろんのこと、日常の会社生活では欠かせない。

  ICカードの社員証でビルに入館し、さらにオフィスに入るにも社員証でキーを解除。席に着いてPCに電源を入れても、ハードディスク・ネットーワーク接続・グループウェア立ち上げとパスワードを３つも突破しないと仕事に行き着かない。お給料明細もパスワードなしでは見られない。プリンタやコピーを使うときも、社員証で認証してから・・・資料は全てPCを使うし、電話のメモもメールの機能を使うから、ここ数年、手書きなんて、下書き以外したことがないかも！　日々、デジタルの波が押し寄せる。

その反動か、私の仕事以外の生活時間は、極めてアナログ的。
オペラなんて、デジタルに一番遠いんじゃないかと思うほど。ハワイアンキルトもフラワーデザインもカラーセラピーも・・・
それらに取り組むプロセス中で（例えば型紙をPCで作るとか、デジカメで写真を撮るとか・・・）デジタルも取り入れられていることもあるけど、やはりアナログの世界。デジタルになって生活は便利になったけど、生活に潤いを与えるのはアナログの世界ではないかしら。

どうやら、デジタルに過ごす時間の長さに比例して、アナログ的行動量がアップしているみたい。いや、待てよ、デジタル化されることで、使えるアナログの時空間が増えたってことでしょうか？
でも、アナログとデジタル、使い分けることで無意識のうちにバランスを取っているんでしょうね。そう、どんなことも、大事なのはバランスなんです。


　　　　　
　　　　帰宅途中、近隣の汐留付近にて。
　　　　私の会社ではありません。
　　　　夜、９時を回ったというのに、まだまだ働く
　　　　人たちが・・・　おつかれさまです！！