また雨です。
ヤマタノオロチの作曲者、加藤昌則さんは「雨オトコ」だそうなんだ・・・。しかも平日6時半に稽古開始。とはいえ、ほとんどの人が時間には集合したのはオドロキでした。会社勤めの男性たち、何と言い訳して帰ってきたんでしょう・・・
昨夜は、初めて、キャストと合唱とオケとでの合わせ。これで「ヤマタノオロチ」の全貌が明らかになりました。
合わせの会場は、パーシモンホール小ホール。オケといっても、室内樂なのでそんなに楽器の数は多くないのですが、弦が少ないし、パーカッションもいろいろあるのでなかなか賑やかでパワフルな音楽。
2幕から合わせていったのですが、この中のクライマックスとも言えるクシナダとスサノオの二重唱が涙が出るほど美しいのです!今夜オロチに奪われてしまう悲しみを抱えながらスサノオへの愛を語り助けを乞うクシナダヒメ、そのクシナダヒメへの愛ゆえに封印した力を再度クシナダを助けるために使おうと決意する内容なのですが、クシナダ大貫裕子さん、スサノオ宮本益光さんの声がよく合っていて、後ろで聞いていて感激していました。おっと、出演者が感激していてはいけませんね。
大貫裕子さんのソプラノは本当に素敵でした。高音でもしっかり芯があって響きも透明感もある声、意思をもってまっすぐに音楽が進み、デュエットの相手である宮本益光さんの懐に飛び込んでいく、そんな音楽創りを目の当たりにすることができたのは大きな収穫でした。そしてロングトーン・レガートを歌ったときに、その人の実力が現れるものなのだなぁと感じた瞬間でもありました。
私はソプラノなので、どうしてもソプラノの方の歌に耳がいってしまうんですね。
私は、というと、合唱ダメ出しでも指摘がありましたが、いつも耳にしていたピアノの音楽とちょっと違うので、ついついオケを聞いてしまって音楽が遅れ気味。金曜日にもう1度合わせがあるので、今度は積極的に歌おうと思います。
それにしても、こんなオペラを創ってしまう加藤さん。。。音楽は全然違うけど、構造とかテーマとか、魔笛とかぶるところがあるように感じます。映画のサウンドトラックになりそうでもあり、どこか懐かしい感じもある時代を越える、メロディラインで、かつ躍動感のある展開。いつもレッスンでピアノを弾いている加藤先生は身近な作曲家なのですが、今日はとっても遠い世界の人に感じてしまいました・・・
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ご訪問ありがとうございます。
誰かなー?と思い巡らせています(笑)
今日のGP,楽しみです。よい音楽とつくりましょう!
宮本先生のHPからやってきました。
今日、このオペラのチケットを探したけどとっくに売り切れていたみたいです。前日なんて遅すぎ・・・そういうやつなんです、私。
私も声楽を勉強しています。声楽やっている人のブログがなかなか見つからなかったので、仲間を見つけた気分でとてもうれしいです。これまで歌ってきた曲も似ているし。参考になります。
これからも、チョコチョコ見に来ますのでよろしくお願いいたします。
ご訪問ありがとうございます。
> 宮本先生のHPからやってきました。
> 今日、このオペラのチケットを探したけどとっくに売り切れていたみたいです。前日なんて遅すぎ・・・そういうやつなんです、私。
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私も直前購入派です!先日のラ・ボエームも3日前に宮本先生に速達で送っていただきましたの・・・
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> 私も声楽を勉強しています。声楽やっている人のブログがなかなか見つからなかったので、仲間を見つけた気分でとてもうれしいです。これまで歌ってきた曲も似ているし。参考になります。
> これからも、チョコチョコ見に来ますのでよろしくお願いいたします。
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私はアマチュアですので、自分の勉強記録みたいなものですから、参考にはならないと思いますが、ぜひぜひいらしてください!