久しぶりに一人でカラオケに行った。
特別行きたいと思ったわけではない。
ちょっと前にお店のお姉さんに、「最近カラオケ行ってる?」て聞かれて、
ああ、そう言えば最近行ってないなあと思って。
忙しかったせいもあるけれど、特に行く必要もなかったのだ。
昨日は、予定がキャンセルになって一日暇になった。
まあ、配り物の仕事はあったのだけれど。
それで久しぶりに行ってみようかなと思った。
最初は軽く、誰かと行った時にも唄えそうな唄を練習のつもりで何曲か唄った。
そして一人できたなら唄っておかなきゃと思うみゆきさんの重い唄を…。
「誕生」は、今日はいいかなという気分だったけれど、
最後の方で唄っておこうと思った。
「誕生」を初めて聴いた時、ACの人に向けた唄だと思った。
えりかさんに贈りたいと思った。
でも今回は…。
唄っていたら、今までにない想いが湧きあがってきた。
私は父に会ったことがないのかもしれない。
そう思ってから、父に対する興味が薄れてしまったのを感じていた。
少しはあった「会ってみたい」という思いが、無くなってしまったような。
昨日は思った。
もしも、私がお腹の中にいた時に、母が離婚を決めていたとしたら。
母にとってお腹の中の私の存在は、一体どんなものだったのだろう?
そんな風に考えたことはなかった。
でも、離婚して乳飲み子を抱えて生きるということに不安を感じなかったはずはないのではないか?
そこが原点なのかもしれない。
私は胎児の時に、母の不安や憂鬱や、そういったネガティブな思いを受け取っていた。
私が産まれた時に、母は心から「welcome」と思えただろうか?
心から思ってくれたとしても、それだけだっただろうか?
母と離れて暮らした2年間、
私がいなかったなら、母は頻繁に実家に帰る必要はなかったはずだ。
交通事情があまりよくない場所と時代。
その中で、母は私のために幼かった姉を連れて実家と職場のある町を行き来した。
それは、母の私への義務であり、愛だった。
特別行きたいと思ったわけではない。
ちょっと前にお店のお姉さんに、「最近カラオケ行ってる?」て聞かれて、
ああ、そう言えば最近行ってないなあと思って。
忙しかったせいもあるけれど、特に行く必要もなかったのだ。
昨日は、予定がキャンセルになって一日暇になった。
まあ、配り物の仕事はあったのだけれど。
それで久しぶりに行ってみようかなと思った。
最初は軽く、誰かと行った時にも唄えそうな唄を練習のつもりで何曲か唄った。
そして一人できたなら唄っておかなきゃと思うみゆきさんの重い唄を…。
「誕生」は、今日はいいかなという気分だったけれど、
最後の方で唄っておこうと思った。
「誕生」を初めて聴いた時、ACの人に向けた唄だと思った。
えりかさんに贈りたいと思った。
でも今回は…。
唄っていたら、今までにない想いが湧きあがってきた。
私は父に会ったことがないのかもしれない。
そう思ってから、父に対する興味が薄れてしまったのを感じていた。
少しはあった「会ってみたい」という思いが、無くなってしまったような。
昨日は思った。
もしも、私がお腹の中にいた時に、母が離婚を決めていたとしたら。
母にとってお腹の中の私の存在は、一体どんなものだったのだろう?
そんな風に考えたことはなかった。
でも、離婚して乳飲み子を抱えて生きるということに不安を感じなかったはずはないのではないか?
そこが原点なのかもしれない。
私は胎児の時に、母の不安や憂鬱や、そういったネガティブな思いを受け取っていた。
私が産まれた時に、母は心から「welcome」と思えただろうか?
心から思ってくれたとしても、それだけだっただろうか?
母と離れて暮らした2年間、
私がいなかったなら、母は頻繁に実家に帰る必要はなかったはずだ。
交通事情があまりよくない場所と時代。
その中で、母は私のために幼かった姉を連れて実家と職場のある町を行き来した。
それは、母の私への義務であり、愛だった。