もう一週間になる。
先週の今ごろ、私は松本駅にいた。(午前10時半現在)
高校1年の時に行った林間学校。
その時のクラスの人たちと、林間学校で宿泊した施設に泊まる計画を立てた。
本当は多分10年以上も前からあった話だ。
みんなの都合を合わせることも難しく、企画が進展することはなかった。
今年は高校1年から40周年。
今年は絶対行こうと少々強引に計画を立てた。
メンバーは6人。
女性は私とMちゃんの2人。
男性は、成り行き幹事に奔走してくれたシゲルくんと、結婚前の大親友だったべーちゃんと、
クラスで成績トップだったアキラくん(東京在住)。
そして静岡県民である脳外科医の眠眠くん。
初日は上高地に行った。
40年前、愛すべき我がクラスは、大正池でおバカなことをやった。
(別に特別人に迷惑をかけるようなことではないはず)
実は、その時のクラスは、6月に林間学校に行くまで、あまり盛り上がりのない地味なクラスだった。
それが林間学校で爆発した。
その後は、他のクラスからやっかまれるほどの、めちゃくちゃ楽しい仲の良いクラスになった。
上高地での出来事は、その象徴のようなものだった。
今回は大正池とは反対の明神方面に向かって歩いた。
時間の都合で、明神池までは行けず、半分くらいで引き返してきた。
夕方宿泊施設に着く。
みんな「変わってない、変わってない」の連発!!
でも、私は、
私は、その施設には多分高校時代に3回、大学生の時に1回行っているはずだが、
よく覚えていなかったのである。
部屋の中の様子などは覚えているが、外観に至っては全然!!
「昔からこんな色だっけー?」
上高地のこともそうだ。
大正池での出来事があまりに象徴的で、他のことはあまり覚えていない。
「上高地って、こういう場所だったんだー!」
夜は楽しかった。
お部屋は、20人くらい入れる部屋で、男女同室にした。
お風呂は、源泉かけ流しの温泉。でも、熱湯風呂だった。
その熱湯の湯船の向こうに大きな窓がある。
窓は開いていて、よしずが立てかけてあるのだが、その2枚のよしずの間が大きく空いている。
外は裏山で、誰もいそうにはないけれど、行こうと思えば行ける場所(多分)。
熱湯を渡って窓を閉めに行くこともできない。
ちょっと躊躇した後、Mちゃんの頼もしいお言葉。
「よぉ~しっ!!見せたるわぁ~!!!」
何度か外にたばこを吸いに行く。
一人で行くこともあれば、シゲルくんやべーちゃんと一緒のことも。
べーちゃんと2人の時に、結婚後初めて、べーちゃんが私のことを想っていてくれた時のことを話した。
そしてその後のべーちゃんの女性遍歴の話には少々びっくりした。
日付も変わった頃、みんな寝ることにしたのだが…。
そこからがべーちゃんのワンマンショーだった。
酔っ払いのべーちゃんが、延々と独り言を話し続けるのだ。
それがおかしくておかしくてたまらない。
特にMちゃんがその一言一言に笑い転げる。
私は、Mちゃんの笑いに弱いらしく、Mちゃんの笑いが伝染する。
真っ暗な中で、べーちゃんの独り言は、仕込んだ缶ビールが尽きるまで続いた。
翌日は朝から雨だった。
予定では新穂高ロープウェイに乗るつもりだったが諦める。
「雨だったら温泉三昧!」その計画通り、温泉のはしごをする。
白骨温泉の泡の湯というところに混浴の露天風呂がある。
企画段階で半分ジョークでシゲルくんが持ちかけてきた話。
私もMちゃんも「いいよー。おもしろそう」と乗ってしまったので、
持ちかけたシゲルくんの方がびっくりしていた。
だって、お湯は白濁していて1メートル先も見えない。
男女入口は別々で、中も広いから、他の客に会うことも滅多にない。
女性にも安心の混浴!ってHPに謳ってあったんだもん!!
ところが、行ってみたら、「広くて会えない」だけは大嘘だった。
でも面白かった。
若いカップルさんとかもいたし。
本当に楽しい二日間だった。
でも、企画途中で私はちょっとだけ不安があった。
去年行った、楽しみにしていた学生時代の友達との30年ぶりの旅行が、
私的には少々悲惨に終わった。
そのことが頭を過ったのである。
30年、いや40年という年月はあまりに長いから…。
また何か嫌な思いをするんじゃないかと。
でもそれは全くの杞憂だった。
そうだ!あのクラスでそんな思いをするはずがなかったのだ!
多分私の人生で一番楽しかった一年だったのだから。
先週の今ごろ、私は松本駅にいた。(午前10時半現在)
高校1年の時に行った林間学校。
その時のクラスの人たちと、林間学校で宿泊した施設に泊まる計画を立てた。
本当は多分10年以上も前からあった話だ。
みんなの都合を合わせることも難しく、企画が進展することはなかった。
今年は高校1年から40周年。
今年は絶対行こうと少々強引に計画を立てた。
メンバーは6人。
女性は私とMちゃんの2人。
男性は、成り行き幹事に奔走してくれたシゲルくんと、結婚前の大親友だったべーちゃんと、
クラスで成績トップだったアキラくん(東京在住)。
そして静岡県民である脳外科医の眠眠くん。
初日は上高地に行った。
40年前、愛すべき我がクラスは、大正池でおバカなことをやった。
(別に特別人に迷惑をかけるようなことではないはず)
実は、その時のクラスは、6月に林間学校に行くまで、あまり盛り上がりのない地味なクラスだった。
それが林間学校で爆発した。
その後は、他のクラスからやっかまれるほどの、めちゃくちゃ楽しい仲の良いクラスになった。
上高地での出来事は、その象徴のようなものだった。
今回は大正池とは反対の明神方面に向かって歩いた。
時間の都合で、明神池までは行けず、半分くらいで引き返してきた。
夕方宿泊施設に着く。
みんな「変わってない、変わってない」の連発!!
でも、私は、
私は、その施設には多分高校時代に3回、大学生の時に1回行っているはずだが、
よく覚えていなかったのである。
部屋の中の様子などは覚えているが、外観に至っては全然!!
「昔からこんな色だっけー?」
上高地のこともそうだ。
大正池での出来事があまりに象徴的で、他のことはあまり覚えていない。
「上高地って、こういう場所だったんだー!」
夜は楽しかった。
お部屋は、20人くらい入れる部屋で、男女同室にした。
お風呂は、源泉かけ流しの温泉。でも、熱湯風呂だった。
その熱湯の湯船の向こうに大きな窓がある。
窓は開いていて、よしずが立てかけてあるのだが、その2枚のよしずの間が大きく空いている。
外は裏山で、誰もいそうにはないけれど、行こうと思えば行ける場所(多分)。
熱湯を渡って窓を閉めに行くこともできない。
ちょっと躊躇した後、Mちゃんの頼もしいお言葉。
「よぉ~しっ!!見せたるわぁ~!!!」
何度か外にたばこを吸いに行く。
一人で行くこともあれば、シゲルくんやべーちゃんと一緒のことも。
べーちゃんと2人の時に、結婚後初めて、べーちゃんが私のことを想っていてくれた時のことを話した。
そしてその後のべーちゃんの女性遍歴の話には少々びっくりした。
日付も変わった頃、みんな寝ることにしたのだが…。
そこからがべーちゃんのワンマンショーだった。
酔っ払いのべーちゃんが、延々と独り言を話し続けるのだ。
それがおかしくておかしくてたまらない。
特にMちゃんがその一言一言に笑い転げる。
私は、Mちゃんの笑いに弱いらしく、Mちゃんの笑いが伝染する。
真っ暗な中で、べーちゃんの独り言は、仕込んだ缶ビールが尽きるまで続いた。
翌日は朝から雨だった。
予定では新穂高ロープウェイに乗るつもりだったが諦める。
「雨だったら温泉三昧!」その計画通り、温泉のはしごをする。
白骨温泉の泡の湯というところに混浴の露天風呂がある。
企画段階で半分ジョークでシゲルくんが持ちかけてきた話。
私もMちゃんも「いいよー。おもしろそう」と乗ってしまったので、
持ちかけたシゲルくんの方がびっくりしていた。
だって、お湯は白濁していて1メートル先も見えない。
男女入口は別々で、中も広いから、他の客に会うことも滅多にない。
女性にも安心の混浴!ってHPに謳ってあったんだもん!!
ところが、行ってみたら、「広くて会えない」だけは大嘘だった。
でも面白かった。
若いカップルさんとかもいたし。
本当に楽しい二日間だった。
でも、企画途中で私はちょっとだけ不安があった。
去年行った、楽しみにしていた学生時代の友達との30年ぶりの旅行が、
私的には少々悲惨に終わった。
そのことが頭を過ったのである。
30年、いや40年という年月はあまりに長いから…。
また何か嫌な思いをするんじゃないかと。
でもそれは全くの杞憂だった。
そうだ!あのクラスでそんな思いをするはずがなかったのだ!
多分私の人生で一番楽しかった一年だったのだから。