先のことは考えない

2016-06-03 17:02:25 | 霊性
ふとあることから、Tくんのことを思い出す。
去年の8月に『りばいばる2』という記事で書いたこと。

映画を観に行った。
話題作の『E.T.』

終わってから彼が言う。
「リバイバルも一緒に観ようね!」
そう言われたとき、私は少々嫌な感じがした。
そんな甘いことを言われて、嫌だと思う私は本当に変わり者なのだろう。

何年か前に、『E.T.』がリバイバルされたとき、
連絡くるかな?ってちょっとだけ楽しみにしていたのだ。
「探せよ!」とか思っていた。

でも、私だってわかっている。
彼が言ったのは、
リバイバルされるころまで、ずっと一緒にいようねという意味だということくらい。
それがわかっていたから嫌だったんだろうと思う。

その頃、もしかしたら私はもうTくんとの関係にうっすらと限界を感じていたのかもしれない。
それは覚えていないけれど、
どっちにしろ、私はTくんと結婚しようとかは全然考えていなかった。
学生時代のことだし。
そのまま関係が続いていけば、やがては結婚ということも考えるかもしれない。
それくらいの気持ちだったと思う。
それなのに、先のことを言われたのが嫌だったんだろう。

そこまで考えて思った。
「先のことを言われるのが嫌」。
私は本当に、IGUちゃんに似ている。
私は、決してIGUちゃんに先の話などしなかったけれど、
彼が先のことを話すのを嫌がることは、わかっていた。
大体、私は、若い男の子に、先のことを期待するようなことを言うなんて、
発想になかったと思う。

今の私のMくんへの想いに先はない。
全くない。
あったら困る。
だから、何も考えずに、ただこの瞬間、Mくんのことを好きでいられる。

まあ、私は恋愛に限らず、先のことはあまり考えない主義である。
計画性がない。夢がない。行き当たりばったり?
あまりいいことには思えないかもしれないけど、
先のことは考え過ぎない方がいい。
特に心配事はね!!

人生はなんとかなるのである。
世の中では、そんな風に思っていた結果、大変な末路に陥った人の例をたくさん報道しているけれど。
私はそんな風にはならない。
そう信じていればいい。
たとえそんな風になったとしても、なんとかなる!!
(ならないかなあ?)