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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

エルミタージュの素晴らしさを映画で!

2017-04-04 15:44:53 | 映画
六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」、もう行かれましたか?

本当に素晴らしい作品がずらりと並ぶ、豪華絢爛の展覧会でした。ティツィアーノ、クラーナハ、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ベラスケス、スルバラン、

ヨルダンース、フラゴナール、ムリーリョ、ハルスなどの名作を収蔵するのが、エルミタージュ美術館。ロシアの第2の都市、サンクトペテルブルグにあります。

1998年の9月、友人とロシアに行きました。ネヴァ川に沿って建つ荘厳で美しい宮殿で、収蔵作品の数は、300万点を超えるそう。全部見たいけど…無理。

1764年、女帝エカチェリーナ2世がドイツから美術品を購入したのが始まりで、1917年のロシア革命後は、貴族から没収したコレクションの集積所だったとか。

世界三大美術館(パリのルーヴル美術館、NYのメトロポリタン美術館)の1つで、世界遺産に登録された世界一の美術館を紹介する映画が公開です。

マージー・キンモンス監督「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿」(14)が、それ。絵画はもちろん、予告編にも登場するカラクリ時計について。

英国の宝飾家ジェームズ・コックスが1770年代に制作し、エカテリーナの愛人ポチョムキンが贈ったもの。中央に孔雀、サイドに雄鶏、フクロウが。

今も動きますが現在は特別な時だけ、時を告げるそうです。自分は動いたのを見ましたが…。それはさておき、映画に登場する絵画には…

ティツィアーノ『懺悔するマグダラのマリア』、カラヴァッジオ『リュートを弾く若者』、レンブラント『放蕩息子の帰還』と『ダナエ』など。早く見たい!!
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ケイシーもオスカー俳優に。

2017-04-02 21:47:50 | 映画
マット・デイモンとベン・アフレックは、8歳の頃からの親友(デイモンの方が2つ年上)で、2人で書いた脚本をガス・ヴァン・サントが監督したのが…

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97)。2人はアカデミー賞脚本賞を受賞。また兄のベンが初監督し、弟のケイシーが主演したのが…

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(07未)。マットとベンとケイシーは、「グッド・ウィル・ハンティング」で共演済み。3人は仲良しなんです。

本年度アカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞したのが、ケネス・ロナーガン監督「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(16)。授賞式で司会のジミー・キンメルが…

茶化していたのを覚えていますね。アンドリュー・ドミニク監督「ジェシー・ジェームズの暗殺」(07)でも、助演男優賞にノミネートされたケイシー。

ボストン郊外で便利屋として働く、リー・チャンドラー(ケイシー・アフレック)。ある冬の日、兄のジョー(カイル・チャンドラー)が心臓発作で…

倒れたいう電話が…。すぐに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに向かうリー。兄は亡くなり、残されたのは16歳のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)でした。

遺言で、甥に当たるパトリックの後見人に指名され驚くリーでしたが、弁護士からこの町に移り住むよう告げられます。リーには、この町を去った…

悲劇の過去があったのです。果たして、それは?共演は、デレク・シアンフランス監督「ブルーバレンタイン」(10)などのミシェル・ウィリアムズ。

ケイシーはひ弱なイメージがある個性派。ゴールデングローブ賞受賞式で、『主役を譲ってくれてありがとう』とデイモンに感謝したケイシー。必見!
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壁より怖い砂漠の逃走劇

2017-04-01 21:51:29 | 映画
メキシコ出身の映画監督アルフォンソ・キュアロン。1961年11月28日生まれの現在55歳。アメリカでの初長編作品が、「リトル・プリンセス」(95)で…

イーサン・ホーク主演「大いなる遺産」(98)と続き、今の監督とイメージとはかなりかけ離れた登場でした。やはり、ガエル・ガルシア・ベルナル主演の…

「天国の口、終りの楽園。」(01)がイメージでしょう。ねっ。ところが次に「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(04)なので、さらにびっくり。

要はキュアロン監督、オールマイティなんでしょう。個人的には「トゥモロー・ワールド」(06)が、大のお気に入り。P・D・ジェームズ原作『人類の子供たち』の…

映画化で、ラスト6分もの長回しの戦闘シーンは“めまい”もの。素晴らしい!ギレルモ・デル・トロ監督「パンズ・ラビリンス」(06)の製作の後…

「ゼロ・グラビティ」(13)で、アカデミー賞監督賞他7部門受賞しました。そのキュアロン監督と弟のカルロス・キュアロンが製作を担当し…

監督の息子ホナス・キュアロンが、脚本、製作、監督を務めた作品が、「ノー・エスケープ 自由への国境」(15)です。メキシコとアメリカの国境地帯。

アメリカに不法入国するモイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と15人の移民たちは、灼熱の砂漠を歩いていると、突然、狙撃されます。

次々と倒れる仲間たち。襲撃者の正体は不明。砂漠は摂氏50°Cにもなり、モイセスたちは水もなく、武器も通信手段もない状態。果たして?

狙撃者サム役は、ジェフリー・ディーン・モーガン。ガルシア・ベルナルも製作を担当。関係者で作った家族映画みたい!内容は怖いけど…。
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