エデンの園の３人

米国の大手ファストフード・チェーン店で実際に起きた事件。１本の電話から、社長と若い女性従業員をめぐる衝撃の心理サスペンス。

それが「コンプライアンス　服従の心理」（１２）。脚本、製作、監督は、１９７５年ニューヨーク出身のクレイグ・ゾベル。

ロバート・Ｃ・オブライエン原作『死の影の谷間』を、そのクレイグ・ゾベルが監督したのが、「死の谷間」（１５）です。

放射能汚染による死の灰に覆われた世界。唯一汚染を免れた小さな谷＜第二のエデン＞。かつて家族と暮らしていた農場で…

アン・バーデン（マーゴット・ロビー）という女性が、たった１人で暮らしていました。相棒は、愛犬のファロ。

ある日、アンは珍しい車両と防護服を身につけた黒人男性のジョン・ルーミス（キウェテル・イジョフォー）を見つけます。

彼は安全な避難場所を求め、放浪していた科学者でした。２人は自然と一緒に暮らし始めます。人種も宗教感も考え方も異なる…

ジョンに戸惑うアンでしたが、やがて濃密な＜２人だけの関係＞が生まれるのでした。長い孤独から、明るい未来の兆しが…。

しかし、炭鉱夫の白人男性ケイレブ（クリス・パイン）が現れ、彼らの生活は一変するのでした。果たして、３人の運命は？

原作は、１９７６年のエドガー・アラン・ポー賞受賞作。トーニャ・ハーディング役が素晴らしかったマーゴット・ロビー。見ます。