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ベレニス・ベジョのミステリー

2014-02-16 14:42:55 | 映画
白黒、サイレント映画として公開され、アカデミー賞5部門を受賞した「アーティスト」(11)。もちろん、ご覧になりましたよね。作品賞、主演男優賞、監督賞、作曲賞、衣装デザイン賞受賞。

その他、助演女優賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、編集賞にノミネート。本当に超~話題になりました。なぜって、1927年から1932年までのハリウッドを舞台にした、フランス映画なんですね~。

しかもカラーで撮影し、後から白黒になりました。監督、脚本、編集は、ミシェル・アザナヴィシウス。主演は、ジャン・デュジャルダン。この作品でヒロインを務めたのが、ベレニス・ベジョ。

彼女は、監督のアザナヴィシウス夫人。フランス人かと思いきや、1976年7月7日アルゼンチンのブエノスアイレス出身。3歳の時に国内弾圧を逃れフランスへ移住したとか。フランス人です。

シャンタル・アケルマン監督「囚われの女」(00)でデビューし、ブライアン・ヘルゲランド監督「ROCK YOU!」(01)、ローラン・ブニーク監督「ブラウン夫人のひめごと」(02)などに出演。

「OSS 17 私を愛したカフェオーレ」(00未)で、監督と初めて組んでいます。近作はレジス・ロワンサル監督「タイピスト」(12)でした。フランスのコメディアンヌとしても活躍。

ベレニス・ベジョの最新作は、ミステリー・ドラマ。「ある過去の行方」(13)です。脚本、監督は「彼女が消えた浜辺」(09)「別離」(11)のアスガー・ファルハディ。

シングルマザーのマリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)は夫と別れて4年。テヘランで暮らす元夫アーマド(アリ・モッサファ)は、正式な離婚手続きのためパリに戻って来ます。

マリー=アンヌは、新しい恋人サミール(タハール・ラヒム)と彼の息子、娘たちと新生活を始めていました。そして長女リュシー(ポリーヌ・ビュルレ)が、アーマドに告げた衝撃的な告白。

それをきっかけに、マリー=アンヌとサミールが背負う過去と数々の真実が浮かび上がるのでした。ベレニス・ベジョは、本作でカンヌ国際映画祭主演女優賞受賞!気になります。

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