だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ゲッコーが帰って来る!

2010-12-25 22:48:48 | 映画
今年8月、喉頭ガンを発表したマイケル・ダグラス。1944年8月25日生まれ、名優カーク・ダグラスを父に持つマイケルは、「カッコーの巣の上で」(75)「ランニング」「チャイナ・シンドローム」(79)「スターマン/愛・宇宙はるかに」(84)

「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」(84)などの製作も担当。オリヴァー・ストーン監督「ウォール街」(87)で、アカデミー賞主演男優賞を受賞。思えば、父カークも「炎の人ゴッホ」(56)などで主演男優賞にノミネートされていましたっけ。

父を超え、オスカー俳優の仲間入りを果たしたわけです。一攫千金を夢見る若き証券マン、バド(チャーリー・シーン)が、大富豪で業界の黒幕ゴードン・ゲッコー(ダグラス)に取り入ろうとする物語。インサイダー取引を描き、当時の世相をうまく題材にしていました。

その「ウォール街」の続編が公開、「ウォール・ストリート」(10)です。このタイトル、実はオリジナルの原題。続編には“MONEY NEVER SLEEPS”の副題が。前作で不正行為のため、富も家族も失い刑務所入りしたゲッコー。

2008年、若き金融マン、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は電子取引による私設取引担当。ある日、ジェイクの勤めるケラー・ザベル社が破綻してしまいます。師と仰ぐ経営者は自殺。ジェイブ自身も資産を失います。

その原因が金融業界の黒幕プレストン(ジョシュ・ブローリン)の陰謀によるものと知ったジェイコブは、8年の服役を終え出所したゲッコーに近づきます。ヒゲも髪もボサボサで出所を出迎える者もいないゲッコー。実は彼の娘ウィニーはジェイクの恋人。

ゲッコーにウィニー(キャリー・マリガン)との仲を取り持つと提案し、それを条件にゲッコーの助言を引き出すジェイコブ。画して、ゲッコー、ジェイコブ、ウィニーの3人の駆け引きがはじまります。果たして、結果は?

監督はもちろん、オリバー・ストーン。他にイーライ・ウォラック、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラというベテランが共演。 もともと、見た目より高めのトーンで話すダグラス、ガンのせいで声を失うなんてことがありませんように。

2000年9月、キャサリン・ゼタ・ジョーンズと結婚。妻の支えで闘病中のダグラスですが、引退もあり得ます。なら、これが最後の主演作?必見。

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