製作２０年以上、『人類の進化についての黙想』

デヴィッド・クローネンバーグ監督、嫌いではありません。むしろ監督作品には、すごく好きな映画もあります。スティーヴン・キング原作…

クリストファー・ウォーケン主演「デッドゾーン」（８３）。「蝿男の恐怖」（５８）をリメイクした、ジェフ・ゴールドブラム主演「ザ・フライ」（８６）。

ジェレミー・アイアンズが双子を演じた「戦慄の絆」（８８）。デヴィッド・ヘンリー・ホアン原作のブロードウェイ戯曲の映画化で…

ジェレミー・アイアンズとジョン・ローン主演「エム・バタフライ」（９３）。そしてヴィゴ・モーテンセン主演「ヒストリー・オブ・バイオレンス」（０５）、

「イースタン・プロミス」（０７）、「危険なメソッド」（１１）。監督とヴィゴの４回目のコラボ、それが「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」（２２）。

実は本作は製作、監督、脚本、撮影、編集を務めた６３分の「クライム・オブ・ザ・フューチャー／未来犯罪の確立」（７１）というオリジナルが。

監督だけが理解できる作品だそう。それから２０年以上経ち、第７５回カンヌ国際映画祭で退出者が続出した本作。人工的な環境に適応するため…

進化し続けた人類。加速進化症候群のアーティストのソール（ヴィゴ・モーテンセン）が体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリース…

（レア・セドゥ）がタトゥーを施し摘出するショーが人気に。しかし、政府は人類の間違った進化と暴走を監視するため、臓器登録所を設立し…

ソールをマークします。果たして？クリステン・スチュワート共演。クローネンバーグ監督作に出演する心境って、どうなんでしょうね？