だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

プロレス、デビューしました。

2014-06-28 21:03:36 | 映画
お金があるわけじゃないし、仕事だってごく普通の暮らしの平凡な庶民が、いろいろな困難を乗り越え、それなりに幸せを手に入れる物語。超大作でもないし、有名監督やスターも出ていない。

それなのに、映画を見てハッピーになりたくてついつい見てしまう…。そういう作品、ありますよね。予告編を見たり、口コミだったりで『絶対、見たい!』と思っちゃうのです。

ジャン=マルク・ルドニツキ監督のフランス映画、「ママはレスリング・クィーン」(13)もそんな1本です。ポスターを見ただけで、ワクワクです。監督は、本作がデビュー作。

ある事件で刑務所に服役していたシングル・マザーのローズ(マリルー・ベリ)は、出所後すぐに息子ミカエルに会いに行きます。しかし、長いこと代理母に育てられたミカエル。

ローズを受け入れようとはしません。なんとか息子を取り戻したいローズは、その条件の1つの働き口を見つけようとします。そして地元の大型スーパー、“ハッピーマーケット”に就職。

ミカエルがプロレスのファンと知ると、親子関係を修復するためプロレスラーになることを決意します。そして元プロレスラーのリシャール(アンドレ・デュソリエ)のいるジムへ。

ローズは、彼の忠告通り仕事仲間の3人を説得しチームを組みます。浮気を繰り返す夫に愛想をつかせた主任のコレット(ナタリー・バイ)、男に飢えているジェシカ(オドレイ・フルーロ)

自分の外見にコンプレックスを持つ、肉売り場の“怪人”ヴィヴィアン(コリンヌ・マシエロ)。こうしてド派手な衣装に身を包み、派手なパフォーマンスで登場するプロレスチームが誕生。

メキシコの強豪チームとの対戦を目標に、猛特訓を開始するのでした。果たして?「みんな誰かの愛しい人」(04)のマリルー・ベリ、「わたしはロランス」(12)のナタリー・バイ

「最強のふたり」(11)のオドレイ・フルーロ、「君と歩く世界」(12)のコリンヌ・マシエロ…とプロレスとは無縁の女優たち。ユニークな彼女たちを絶対、応援しましょう!

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