だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

キレたら怖い…

2006-12-20 21:21:07 | 映画
もし、透明人間になれたら…?かつて日本TVで、放送されていた『透明人間』(60)を覚えていますか?原作はH・G・ウエルズの“透明人間”。くるくる巻きの包帯を取ると、中はからっぽ!30分ドラマで、子供心に毎回ドキドキして見てました。それからだいぶ経った2000年、「インビジブル」が公開。

“透明”という意味の単語も、これでしっかり覚えました。主演は、ケヴィン・ベーコン、エリザベス・シュー、ジョシュ・ブローリン、監督はポール・ヴァーホーヴェン。ヴァーホーヴェンといえば、「ロボコップ」(87)「トータル・リコール」(90)「氷の微笑」(92)ですよね~。独自の映画スタイルを持っていて、作品選びも個性的。

オランダ人のヴァーホーヴェンは、自国でルトガー・ハウアーを主演に何本か製作。個人的には、ジェローン・クラッベ主演の「4番目の男」(79)が、お気に入り♪

そのヴァーホーヴェンが製作総指揮を担当した「インビジブル2」が、やって来ます!監督は、クラウディオ・ファエ(ちょっと知らないなぁ~)。主演はこの所、B級映画でがんばっているクリスチャン・スレイター。以前はバリバリ、主演をはっていたのですが、トラブル続き(女性関係やアルコール問題)の上、暴行事件(97)を起こして服役した過去が…。

今度の透明人間は、前作と違って研究所内から飛び出して街中で大暴れ。その理由は?軍の特殊部隊の先鋭マイケル・グリフィン(スレイター)は、透明になることで“究極の兵器”として、社会に紛れ込んでいます。しかし、一番の問題、透明化することでいずれは死に至る運命を、緩和する薬を投与されていないことを知ってしまうのです。

グリフィンは、軍への復習を開始!見えない兵器の殺人事件。こんな怖いことはありません。だって見えないんだもん!前作が透明になることを丁寧に描いていたのと違って、PART2はよりアクション性が高くなっています。キレたら怖いスレイターのアクションに期待!うふ、シネパトスに相応しい…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする