goo blog サービス終了のお知らせ 

ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

映画版「オペラ座の怪人」を見るにあたってのご注意

2006-10-27 21:07:54 | 日記
高橋くんの「オペラ座の怪人」を見て以来、なにげにこのストーリーについて考えてるんですが、今回いつも以上にスケートとは全く何の関係ありません。

なんていうか、従来私が思ってた以上に色んな解釈ができそうな気がして、私的にはラウルもクリスティーヌも置いといて、取りあえずファントムのことだけ考えてればいいか、みたいな感じだったんですけど、あのプログラムを見て以来、三人の関係性というものにも興味が湧いて参りました。
ちょっとネットをたどれば根強い人気のある舞台&映画なだけに濃いファンも多くて、そういうファンの方の思い入れの詰まったストーリー解釈は読み応えがあって面白いですね。
しかしここで一つ、注意しなくてはならないことがある……みたいです。

映画「オペラ座の怪人」字幕改善委員会

私も英語が分からないもので、映画を見る時は字幕が頼りなんですが、どうも日本の映画界は、こと字幕に関しては構造的に深刻な問題を抱えている様子。
早い話、「字幕をアテにしてはならない(かも知れない)!」

ちなみに、上記のサイトはここともリンクしています。

字幕改善連絡室

ここはもともと「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕改善運動の中心だったサイトです。懐かしい。「ロード~」の運動の時、実は私も署名に協力させて頂きました。
思えばこの時に初めて字幕問題が明るみに出たんですが、この改善運動により「ロード~」の字幕はどうにか正常化したものの、映画界が抱える字幕翻訳の問題点自体はあんまり変わってないみたいなんですよね。

そういう訳で皆さん、くれぐれも字幕にはご注意を。映画を正しく解釈するには、正しい翻訳が必要です(英語が分かればそれが一番ですが)。上記のサイトには、ファンの有志の方の手による翻訳や、劇団四季版の翻訳との対照表などもリンクされてますので、ご参考に。
私も読んだ後で、またじっくりと「オペラ座の怪人」について考えてみたいなあ……と思ってます。

***

拍手コメントへのお返事。
お返事が遅くなってすみません。お褒めの言葉恐縮です。
私にとっても予想外でしたが、それだけに色々と考えることができて楽しいです。