ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

アクセルは床まで踏み込め

2006-10-17 00:06:07 | 日記
色んなものをほっぽり出して鈴鹿に行っちゃったので、そのツケを払うのが大変でした。
で、キャンベルも取り急ぎ大ちゃんとこだけチェック。
ちなみにJ SPORTSのサイト→2006キャンベル国際フィギュアスケート
こっちがTBSのサイト→ISU06/07シーズン開幕戦 日米対抗フィギュア2006
同じ試合のはずなのになんで名前が違うんでしょうか。

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で、前の日記で「戦闘モードに入ります」と書いちゃった以上は「スポーツ」として見なければならない訳なんですが、よく考えたら私にはスポーツは全然分からないんだった(※モータースポーツを除く)。
結論から言うと、スポーツである以上結果がすべてなので、点数出ないとダメじゃん。以上終わり、ということになるのかな。
靴を変えたばっかりだとか調整不足だとかは言い訳にはならない訳で(別に本人が言い訳してるわけじゃないからいいんですけど)。実は私的にはあんまりジャンプには興味ないんですけど、試合で点貰おうと思ったら、やっぱりちゃんと飛ばないとダメなのね。

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とはいえもう一つ。これって本当に試合なの?というギモンもある訳です。
衣装さえ間に合ってなかった(なにげにこれが一番ショックなんですが……楽しみにしてたのに)から余計にそう感じるんですが、正規の試合とはルールも違うし、開幕戦っていうよりは、最終合同テストって感じもするんですよね。
そうすると結論は逆で、今のうちに出るべき問題が出てて良かったのかも知れない。
前回のタイトルでシェイクダウンという言葉を使った理由なんですが。私にはモータースポーツの感覚でしかスポーツを語れないし、そうするとどーしても新プログラム=ニューマシンかなと思っちゃうからなのです。テスト走行をトラブルフリーで走り切った後、レース本番で負荷がかかった所で壊れちゃう方が困るじゃないですか?
そういう訳なので、これから本当の開幕戦であるカナダへ向けて、課題の洗い出しと対策に取り組んでくれることを期待してます。

で。実は私今、妙にワクワクしてたりします。
だってこのニューマシン、なんかすごく「攻めた」作りになってません? 攻めの姿勢で作ったクルマって、走ると速いけどリスクもデカイ。そういうの、血が騒ぐんですよね。多少無茶するぐらいの方が楽しいっていうか。
なので、今回の結果に変に萎縮しないで、ガンガン攻めて行って欲しいなあと思ってます。だからタイトルが「アクセルを踏め」なのです。

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でも結果は結果として、表現はやっぱりステキでした。何気ない腕の動きがすごくキレイ。ファントムの仮面を表現してる、両手で顔を覆うしぐさの「シュパッ」て感じがかっこいいです。
ステップは素人目にもかっこいい。「マスカレード」は映画の中でも一番華やかな場面なんですよね。それに合わせた踊りがゴージャスでいいなあと。
冒頭に同じ「マスカレード」のオルゴール版を持って来られたのも意外でした。あのオルゴール、映画の最後まで見ると切ないんですよね。仮面舞踏会の華やかさと、オルゴールの寂しさ。その対比が胸に来るんです。
……という訳で、ちょっともう一回「オペラ座の怪人」について考えてみたいかも、とも思ってます。
前に書いた映画の感想で一応の結論は出したんですが、他にももっと色んな解釈の仕方ができるんじゃないかと思えて来ました。

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F1の写真もいい加減整理したいです。