眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

三浦解説

2005年10月23日 | 将棋
今日10月23日のNHK杯、行方-がっちゃん戦の解説者は三浦八段。実は三浦解説が一番好きである。
ぼそぼそしゃべるので、聞き取りにくいという難点はあるのだが、指し手が何を狙っているか、局面での考え方というのを実に分かりやすく丁寧に解説してくれる。「こういう手順前後は○○でダメです」というところまでしっかり解説してくれる。エステティシャンにケアしてもらっているかのようだ

また何気にポイント高いのが、大盤にかぶらないような立ち位置と駒の操作。
例えば▲2四歩△同歩▲同飛という進行があったとする。視聴者にとっては▲2四歩の局面、△2四同歩の局面、▲2四同飛の局面をはっきり見せてくれるようでなければいけない。
一直線の手順だからと▲2四同飛の局面まで一気に進めたり、1手1手動かしても大盤上で手が交錯したりして、画面をうるさくしてしまうのはNGだ。
三浦八段はこのあたりがとても丁寧だ。好感度満点である。

NHKも解説者を採点付けし、解説の良し悪しをチェックした方がいいね。大盤操作は重要なポイントだと思うよ。
嫌いな解説者、田中寅九段、先崎八段、他に好きな解説者、郷田九段、藤井九段、阿部八段の話もいずれしたい。

#東京ダービーは2-1で激勝!ササのゴール最高だった。梶山も良かったよ~

ピアノの森

2005年10月19日 | マンガ
先日、高田純次が某番組で「ピアノの森」(講談社、モーニング、一色まこと作)というマンガが「今、一番泣ける」と話していた。あのエロ丸出しのおっさんが「泣ける!」というから、説得力は抜群だ。これは読まずにいられない!
          
一色まこと氏の作品はあまり好きでなかったが、永山健康ランドのマンガコーナーで1~9巻まで一気に読んだ。
実にピュアで透明感あるマンガだった。特別に主人公が主張しているわけでも、熱血しているわけでも、劇的なラブシーンがあるわけでもない。主人公一ノ瀬海を取り巻く登場人物~母親、ピアノの先生、友達兼ライバル~が皆ピュアな心を持っており、そのピュアさにジーンときて目頭が熱くなる。ピアノ伴奏中のシーンも旋律が聞こえてくるかのようで、とても素晴らしい×2作品である。

ただ、この作品を評する場合、該当する単語が出てこない。↑でコメントしたようなことでは到底素晴らしさは伝わらないと思う。良い、素敵な、感動した、きれいな・・・どれも微妙に違う。
ホントもどかしいなぁ~もぅ「ピュア」っとしか言いようがない!是非読んでもらいたいと思う

以前、高橋しんというマンガ家さんが「自分が描きたいシーンを主張しろ」のようなことを言っていた(「世界で一番近い島」という作品。これも名作!)。
「ピアノの森」では、森にピアノがあり、月明かりが差し込み、当時妖精のような子供だった主人公が一心不乱にピアノを弾いている、というシーンがある。とても印象的なシーン。
このシーンが一色まこと氏の頭に浮かんだ時点で「ピアノの森」という作品は名作を約束されたのではないか。そう思わずにはいられない。

イラストレーターさんのHP

2005年10月18日 | その他
ファッションや服装にはほとんどこだわりがない私であるが、Tシャツには唯一こだわりがある。
シャツやジーンズは好みで買えるが、Tシャツ選びはデザインと感性の勝負!気に入ったものでなければ買うことは出来ない。ささやかな主張というわけだ。
今や1ヶ月ローテーションで着ても1周しないくらいの量があるが、これほど増えたのはgraniph(グラニフ)というTシャツブランドのお店を見つけたから。

2004年の将棋赤旗名人戦の町田地区予選の帰り、小田急線新百合ヶ丘駅で↓の写真のTシャツを着ている人がいた。
            
彼氏の注意を惹こうとでもしているかのような女のコのデザインが印象的で、その人に「どこで購入したの?」と聞きたい衝動にかられた。
その後、このデザインとはgraniph新宿店で再会し、電話やメールによる問い合わせを経て購入することが出来た(限定版だった)。問い合わせ時には本社の方にも、shopの方にも丁寧に回答して頂き、ホント感謝の嵐である。

この女のコのデザインは数種類あり、memeシリーズと呼ばれている。memeというイラストレーターの作品で女のコの微妙な心情を表現することをコンセプトにしている(↓の写真参照)。
     
結構お気に入りのシリーズで、新作は必ずチェック!ほとんど購入しており、graniph購入品中90%は占めている

最近までTシャツしか接点のなかったmemeデザインであるが、graniph吉祥寺店でイラストレーターズブックが置かれており、memeさんのHP(mimesis)があることを知った。
早速検索→発見→参照して見ると、私の見たことのないデザインの数々とアーティストのCDジャケットなどを手がけていることを知った。memeさんデザインを堪能しホントお腹一杯、満足満足。

待てよ・・・アーティストのCDのジャケット・・・あるデザインを思い出した。
アジカンのCDジャケットも、オリエンタルというか昭和っぽいというか何とも趣きのある女のコのイラストを使っている。
           
memeさんの検索ついでと言っては何だが、こちらも検索してみる。やはりHP(檸檬通り)があった。中村佑介さんという人だった。実はこの方超売れっ子で、CDジャケット、NTTのイメージイラスト、小説の挿絵など幅広く活躍しているらしい。
memeさんの時と同様、早速作品を見てみる。
元気だったり、ふーんという表情だったり、喜んでいたり、色々な表情の女のコが、オリエンタルっぽい感じで動物とからんでおり、ノスタルジックを感じさせる。
こちらもたくさん見ることが出来てお腹一杯でした。

1日に2人のイラストレーターさんのHPをチェックするというのも不思議な縁だったが、今後も「mimesis」「檸檬通り」にはお世話になりそうである。

トラックバックと母のブログ

2005年10月17日 | その他
ブログを始めて数日、「トラックバックって何なの」という超低レベル
先日自分のブログを見てみると、以前書いた「沢尻エリカ、「1リットルの涙」」に対してトラックバックがあった。むっこれオレが書いた文じゃないよ?誰が書いたの?返事どうやってするんだ?・・・訳わかんねー(笑)

色々と悪戦苦闘し、ヘルプを眺め、トラックバック練習ブログで実験し、何とか理解出来た
要は、こちらが投稿した記事を、別のブログ開設者に「見てみませんか」と上申するシステムらしい。
HPだったら見てもらうのを待つだけだったが、こちらから売り込むことが出来るわけ。
これなら共通のカテゴリを持つブログ開設者に見てもらえるし、相手方のブログの読者にも見てもらえるじゃん。最近のITはスゴいですなぁ・・・

・・・と、感心していると、いきなりピンと気がついた。
(当然のことだが)個人の考えを色々な人に見てもらえるではないか。しかも可能性は無限である。
今の小泉内閣の悪政に対し、状況を少しでも改善するべく意見を「見て」「見せて」「交換」したがっている身近な人物を思い出した。うちの母である。

早速実家に行き、私の書いた「今の政府与党には不満がいっぱい~消費税編」を見せる。
「なかなかよく書けてるね、面白いし分かりやすい、アンタが書いたの?」と好評のようだ。
で、母に「ブログって言うんだけど、書いてみる気ない?」と切り出した。「個人で思ったことを人に伝えられるし、こちらから見せることも出来るよ」「ボケ防止にもなるし」
「へぇ~凄いね。どうやってやるの」と食い付いてきたので、ブログ開設(*1)をちゃちゃっと行い、新規記事を書かせてみた。
暇なときの花札ゲームよりも楽しいらしく、結構気に入ってもらえたようである。その後、他の方のブログを検索したりして、母なりに気に入ったブログも見つけたようだ(私的にもオススメ。*2、*3参照)。

こうして母の第二次インターネットライフが始まったが、まだ指1本でタイプするレベル。小泉内閣の悪政に対し、トラックバックを駆使して意見交換出来るようになる日は来るのだろうか(笑)。
まあ興味を持って楽しんでくれれば良しとしよう
*1:「主婦のひとりごと
*2:「風に吹かれて」 多くの方に見てもらいたい。今の政治がいかにヒドいか分かります。
*3:「*たまご日記*」 料理の写真がきれいでほのぼのしてます。

おじさん達の想い~将棋社会人リーグ(社団戦)

2005年10月16日 | 将棋
私と私の将棋仲間は社会人リーグ(社団戦)というものに参加している。
1チーム7人編成の団体戦で一応最上位のA級に在籍している。私だけ仲間とは別のチームで出場しているが、まあ関係者のようなものである。
私の仲間のチーム(調布SC)は若手2人、中堅2人、残りが40~50代のおじさん達。このおじさん達が主力となっている。メンバーに多少の入れ替わりはあったものの、最下位のリーグからノンストップで勝ち上がり、現在のA級で指すことが出来るようになった。
主力のIさんは「やっぱり強いヤツと指すと面白い」「A級はいいねぇ~手ごたえがある」「なんとか残留して来期も強いヤツと指したいね」と、言っていたが、これはキャプテンTさんをはじめ、メンバー全員の想いだろう。
しかし巨人や他のスポーツチームがそうであるように世代交代という問題がある。
調布SCの場合、世代交代の人材が不足しており、若手も実力でレギュラー奪取に至らず、若返りが図れない。
若手のEくんは時折爆発的な力を出すことがあるがどうも不安定
Fくんは確実性には見るものがあるが、足は遅く、全体的に力不足、一旦悪くなるとズルズル行ってしまう、変化球にも弱い
調布SCの主力のおじさん達は、この若手2人がおじさん達を負かすほど強くなり、実際負かして欲しいと思っているようなところがある。「さっさと追い抜いてくれよ!」と毎回心の中で思うのだが、どうも「打てば響く」という感じではない、へらへらしていたり、大人しかったり、こいつはこれから伸びるぜーというような存在感がないのだ。

今この若手2人がA級で指すことが出来て、冒頭のIさん感想のような「苦戦ながらも身のある将棋」を指し、「充実感がある」のは、このおじさん達のおかげだ。
主力のおじさん達が団体戦の急所で勝つから、残留につながりA級で指せるのだ。
しかし数年したらこのおじさん達にも衰えが来るだろう。実際何人か衰えたおじさんもいる。この時おじさん達にA級で指す場を与えるには、若手のEくん、Fくんの成長にかかっている。

このおじさん達の想いを考えると、へらへらせず目に光を持ちなさい積極的に環に入って意見を聴きかつ言いなさい、そして今のうちに強くなってしまえ!と、他チームながら切に願うのである。
そうは見えないかもしれないけど・・・(笑)。

コンビニの中華まん~今年はサークルKがオススメだ!

2005年10月15日 | その他
年々多種多様な中華まんが発売されている。
従来の肉、あん、ピザ、カレー以外にも豚角煮、青椒牛肉絲、イモ、つぶあん、プリン、エビチリ、フカヒレ入り肉、じゃがバター、チャーシュー、チーズベーコン、カルビ焼肉、ラザニア、カニクリーム、 チーズフォンデュ、テリヤキ、など。
ピザ、カレーは出始めの頃の肉まんの亜流~塩味でなくミートソース味、カレー味~から脱却しより本物志向が強くなっている。もっとも私は初期のミートソース味ピザまんが好きだった(ヤマザキのはウマかったなぁ~)。

また中華まん文化の初期、セブンイレブンが中村屋と提携した肉、あんは感動モノの美味しさ~「神」の味~だった。あのこじんまりとした肉まんは絶妙な皮と肉の塩味があった。あんまんのこしあんはチョコレートを食べているかのようなマイルドさがあり、あん特有のざらつきが皆無だった。
しかし年々味が落ちている。本当に残念に思う。肉、あん以外の変り種中華まんも外しまくっているし、セブンイレブンさんどーしたの???

さて近年、各コンビニ共通の品はデラックス肉まんであろう。特選肉まん、中華街の肉まん、陳健一の肉まん、大入りジューシー肉まん、厳選肉まん、など呼称は様々だが、180円くらいのより豪華な肉まんはどこのコンビニでも販売されている。
このデラックス肉まん、実は味がイマイチなことが多い。肉の量は微増の割りに皮の量が多く、一口かんだ際の「あれ?まだ肉が見えないの」という違和感と肉/皮のバランスの悪さが目立つのだ。またサイズが大きいことで蒸す時間が長く、蒸し加減の悪さが底部でのビチャビチャ感になっていることが多い。「神」の味だったセブンイレブンでさえ、デラックス肉まんはイマイチだった。

しかし今年のデラックス肉まんでサークルKだけは違った
岩豚包(イェン・ツー・パオ)という茶色のゴツゴツした岩のような肉まんは最高に美味しい!サークルKのHPでも力を入れて宣伝しているだけはある!!
肉/皮のバランスが申し分ないし、やや固めの皮が蒸し加減による水っぽさを排除している。また荒引きミンチにされた肉は肉の食感と味を十分に残している。何でも中国から特級の職人を招き、商品開発を行ったそうだ。
これを食べたら他の肉まんはカスに思えるだろう。中華まん史上、往年のセブンイレブンの肉まんと同等以上の感動であった。☆☆☆確定である

今の政府与党には不満がいっぱい~消費税編

2005年10月15日 | その他
私は選挙の投票を欠かしたことがない。不在者投票をしたこともある。やはり今の政治には不満があるのだ。その不満について書いてみる。今回は消費税編である。

<消費税は低額所得者層にとって悪税だ>
現行の所得税は累進課税が適用されており、所得があるほど税を多く払う仕組みになっている。
不公平ではない。日本には(どこの国にも)物価や生活水準というものがあり、一人の人間の生活に必要な年間所得額というのは決まってくる。青年男子なら500万ぐらい、未婚女性でも400万ぐらいは必要だろう。
税を徴収した結果生活出来なくなったら本末転倒なので、国は生活出来るように税を徴収し、財源確保も必要なので、低額所得者からは少なく、高額所得者からは多く徴収するのが基本的な考えなのである。1億持っている人から30%とるのと、100万持っている人から30%とるのでは後者の方がダメージが大きい。だから例えば前者は50%、後者は10%などのように徴収率に差をつける。これが累進課税である。

消費税というものは導入当初こそ福祉のためとか言われていたが、実は所得税の一部と言える。年収が1000万あって貯金が残らない場合、48万円を税金として納めていることになる(5÷105×1000)。所得に見合った暮らしをする上で、必要な出費額にかかるのが消費税であり、所得に余裕のない人ほど出費額が所得額に近づく。つまり所得税と変わらないのである。
「使った分だけ払うんだから公平」というのは消費税を分かっていない人の決まり文句。また政府の仕掛けた罠。高額所得者と同じ税率の時点で不公平なのだ。世の中にはそれが分かっていない人が多すぎる。「欧州じゃ消費税30%のところもあるんだぜ」と馬鹿呼ばわりされたこともある。
しかし一部の先進国の後を追うことが賢いわけではない。日本には日本の良さがあった。良いものを真似によって壊してしまったのだ。

導入当初(私が高校生の頃、今から20年近く前だ)、竹下首相は3%から上げないと公約した。それが5%になり、今10%に上がろうとしている。苦しんでいるのは低額所得者であり30代、40代サラリーマンの既婚者である。逆に楽しているのは経団連に支えられた大企業、一部の金持ち、そして自民党員である。
国会議員はオイシイのである。経団連に支えられた大企業は、既得権を失いたくないから自分たちの既得権を守ってくれる党と政治家を支持する。政治家はオイシイから大企業優遇の政策を行う。これが自民党が勝ち続けるカラクリだ。

もう1つ。小泉首相が誕生する前、政府与党は所得税率を下げ、下げた分のお金を国民に還元した。TVのインタビューに映ったサラリーマンは「嬉しいっすね」とコメントしていた。
しかし、税率を下げた分の国の収入は国債発行で賄われた。国債は国の借金だが、それは国民1人1人に背負わされる。この時の減税は未来から強引にお金を持ってきて、未来の人(子供や孫)の借金扱いにしたのだ。政府がサラリーマン層のご機嫌を取るためにである。こんなことをする政府与党を支持せよというのが無理な話だ。

PSP、iPod nano、ZAURUS

2005年10月14日 | その他
全くチェキしなかった間にiPodが大ブームになっていた。
iPod nanoにいたってはマッチ箱程度の大きさの大きさしかなく、胸ポケットに入る大きさで音楽が聴け、別のCDやらMDなどを持ち歩く必要はなく、データのみ購入した方が安価、DiscManのように振動で音が無音になったりしない、とくればどちらが便利なのかは一目瞭然だ。
まあ私はCDも買うし、DiscManにも不満を持っていなかったので、iPodをチェキするタイミングがなかったわけだ。しかし先日購入したPSPで携帯型音楽プレーヤーを再認識することになる

PSPを携帯ゲーム機として使うだけでは勿体無い。パソコンと接続してデータを移し、音楽プレーヤー、静止画ビューア、動画プレーヤー、ブラウザとして使ってこそ、可能性が広がるというものだ(写真の本の受け売りです)。
            
PSPバリューパックでは32MbyteのメモリースティックDuoが同梱されているが、ギガ単位のメモリースティックDuo Pro(ハイスピード)を購入し、PSPに挿せばCD10枚以上+写真200枚以上のデータをゲームのセーブデータとともに保存することが出来る。

私は将棋をやっているので、棋譜を何とかデータとして持ち歩けないかと考えたのがPSPとパソコンの接続に注目したきっかけだ。
棋譜データをテキストにし、それを静止画像化すればPSPで表示可能ということが分かった。そこまでの静止画像化はそれなりに大変なのだが、先人がフリーソフトを作ってくれているのである。感謝感謝
そして棋譜(静止画像)をPSPで見れるようになると、今度は音楽データを持ち歩きたいというようにどんどん欲が出てくる。CDのデータ取り込みは音質に問題などがあるが、WindowsMediaPlayerの取り込み機能を使えば簡単だ。あとはUSBケーブルを使って(デジカメを持っている方は一方の口が小さくなっているUSBケーブルを持っているはず)、メモリスティックDuo内の専用のフォルダに移してやればよい。こうしてDiscManもCDも持ち運び不要になり快適になった。いやぁ楽だね~ホント。

まあ私はデータを持ち歩いて、外で聞いたり見たりする使い方をしたいのだ。
PSPを常時持ち歩いていてもゲーム(太鼓の達人)をすることの方が少なかったりする。沢尻エリカの画像を見たり大塚愛の曲を聴いている方が多い。ちなみにPSPのシステムソフトを最新にアップグレードすれば壁紙機能も使える。
       
脱線したが私的にはPSPがあればiPodは不要だ。iPod nanoだって2Gbyteまでの容量じゃん。メモリスティックDuo Pro(ハイスピード)の2Gbyteだって3万円近くするし、データカードに再生機能がついただけと考えれば、多目的なPSP1つの方が便利だ。

しかし昨日ヨドバシカメラでZAURUSを見た。音楽、静止画、動画、ブラウザ、EXCELが使え、アプリケーションソフトだってダウンロード出来るだろう。外でデータの編集も出来るのか・・・価格は7万ちょっと。小型パソコンと考えれば安い買い物のような気がする。結構気持ちが揺れ動いている・・・(笑)。

#1枚目の写真はPSPを活用する上でお世話になった本です。
#2枚目の写真はMyPSP。壁紙は沢尻エリカちゃん。音楽(大塚愛のLoveJam)選択しているところ。

沢尻エリカ、「1リットルの涙」

2005年10月14日 | ドラマ
映画「SHINOBI」以来注目してきた沢尻エリカ、 「1リットルの涙」(フジTV火曜21時00分)での優しい笑顔が最高にいい!

私はドラマに出ている若手女優(アイドル?)をソッコーで好きになる傾向がある。「ドラゴン桜」の長澤まさみ、「がんばっていきまっしょい!」の相武紗季など。
通常はグラビアやサイトの写真でしか見られず、イマイチとか思ったりするが、動いていると表情があったりして違うんだよね。
ちょっと前のかおる姫人気だって、飛んだり跳ねたり、汗をかいていたり、真剣な表情、笑顔などトータルで人気が出たと思う。

で、沢尻エリカ。ちょっと前まで沼尻沙弥香というアイドルと混同していたが、実に優しい笑顔なのだ。あどけなさとピュアさが同居し、透き通るような印象を与える。グラビアの写真も見たがドラマの方が全然いい。暖かさを感じさせる。
今年のアイドル戦線は、タッチ公開までメディアでの露出も含め、長澤まさみの1人勝ちという感じだったが、おそらくこの「1リットルの涙」で沢尻エリカが全国区になることは間違いない。
上戸彩が「あずみ」「高校教師」以降ブレイクした頃と同じ予感がする。

ちなみに「1リットルの涙」フジTVらしくなく、ストーリーに重点を置いているように見受けられる。えっTBSじゃなかったのと思わず言ってしまうぐらいだ。
「1リットルの涙」は実話を元にした原作があり、主人公は実在した方である。エンディングではその方の頑張っている様子の写真が出たり、その方の日記の一文が出たりして涙腺がゆるんでしまう。沢尻エリカ目当てで見たドラマだが、そのストーリーも含めてぐいぐい引き込まれてしまった。
今まで人気優先のドラマ作りをしてきたフジTVだが、今回は本当に本当に見直した。

見直したと言えば主人公の父親役の陣内孝則。軽薄そうなトレンディドラマ(死語)俳優というイメージしかなかったのだが、主人公を支えるおっちょこちょいな父親役を熱演していた。重いドラマなのであれぐらいの方がバランス取れているし、主人公の家庭~池内家~の仲の良さ、絆が伝わってくる。薬師丸ひろ子とのコントラストも見事であった。
秋のドラマは「1リットルの涙」に大注目である。

思わず沢尻エリカの写真集(写真)も買ってしまった。バックが雪での水着写真が最高!
☆☆☆星3っつですぅ(堺正章調)。
       
                 

アストロ球団実写版から熱が伝わってこないぜー!

2005年10月14日 | アストロ球団
テレ朝水曜深夜27時10分からの30分枠。
アストロ球団の実写版ドラマである。マンガ「アストロ球団」は巨人のV9全盛時代に少年ジャンプ誌に掲載され、爆発的なヒットとなった。
私は小学校低学年の頃、病院の待合室にあったこのマンガを読み、あまりの面白さに病院に無理を言ってこのマンガを貸し出してもらった経緯がある。その後社会人になって大田出版から復刻版が刊行され(大田出版さんありがとう!)、全話を読むことが出来、小学生からの想いをとげることができた。
           
今ハッキリ断言出来る。「アストロ球団」こそが世界一面白いマンガである。沈黙の艦隊、頭文字D、ガラスの仮面、のだめカンタービレ、医龍、クロサギ、ファイブスター物語、ピアノの森、あずまんが大王・・・面白いマンガは数あれど、読むだけで疲れ、トラウマになり(バロン森の脳がギン!となるシーンは今でもトラウマだ)、登場人物の呼吸、汗、体温の上昇を感じさせてくれるマンガは後にも先にも「アストロ球団」だけである。構図が無茶とか、辻褄が合わないとか、野球のルール無視などは問題ではない。読者の想像のつかない展開を繰り広げることがスゴいのだ。
ギャグマンガとしての評価では決してない。熱血スポ根マンガとしてスゴいのである。

しかし!実写のドラマははっきり言ってイマイチだ。熱が伝わって来ないどころか寒いのである。何故か!?その原因を考えてみるべく思いつくまま挙げてみた。

①ユニホームの「アストロ」の文字がしょぼい。習字で書いたような荒々しさが欲しい。デサントのマークが入っているのもマイナスだ
②宇野球一(林剛史)の投球シーン、足を高く真っ直ぐ上げて欲しい。今は腰まででひざは曲がっている。かなりつらい体勢(往年の西本よりも角度が鋭角になるべき)だが、それぐらいやるべきだ。
③ストーリーの大幅なカットが無理を生じさせている。無七志の殺人L字ボールを投げるのがカミソリの竜、ロッテ戦が観客なしの巌流島って何なんだ(怒)。
④高らかに笑って欲しい。カミソリの竜がL字ボールで勝ち誇るシーンなど。
⑤大量のエキストラが用意出来なかったのか?ロッテ戦はアストロ球場の10万人の大観衆の前でアストロ球場を賭けて戦わなくっちゃ!
⑥マンガの伊集院球三郎は盲目ながらも目に力があった。ドラマの伊集院球三郎(鈴木飛雄)は目がイっちゃった人である。
⑦明智球七(永山たかし)、球八(岡田太郎)の超人守備はワイヤーアクションだが、バッター視点が多くスゴさが伝わらない。球七の視点(空に飛んでいるところ)での構図が欲しい。
⑧マンガの川上監督はアストロの出現に、焦り、嫉妬し、胃が痛くなるような想いをしていた。ドラマの川上監督(須永慶)からは冷静にふんぞり返っている印象しかない。
エンディングテーマがほのぼのしすぎ
⑩ユニフォームを着ると、腕、胸、足の筋肉のラインが見えない。マンガは体にジャストフィットするユニフォームのためか筋肉のラインが見えるんだよね。
⑪実はビクトリー戦を重厚に見せたいために、マンガ(大田出版の方)の1~3巻あたりを抑えたのでは?
⑫沢村栄治の銅像も足が高く上がっていない。実在の写真を元にしたのだろうが、デフォルメして欲しい。銅像が泣くシーンもカットしないで欲しかった。
⑬峠球四郎(金児憲史)の初登場シーンは酒を飲ませて登場させて欲しかった。アストロ超人と言っても十代の少年たちなので、自粛したのだろうか(笑)。
⑭アストロ超人が溜まり場が近所の定食屋で、しかも定食屋のおばちゃんに心配されている!
などなど・・・

上に挙げたような内容は重箱の隅的な話だが、結局はテレ朝、監督、脚本家がどこまでスポ根マンガの金字塔であるアストロ球団を表現したいのかということだろう。最初から分かっている分析結果ではあるが・・・(爆)

しかし!10月13日放送分からビクトリー戦へ向けて動き出し、一気に熱くなるような予感がしてきた!!
球四郎はアクがあるキャラで「作り易い」のか、金児憲史さんがなかなかよい味を出している。丸太の特訓も出てくるし、ドリルを素手で握るシーンもあるし、球三郎も一人純白のスーツでキャラを立て始めてきている。期待大である。

#火野球九郎も役者さんが決まっているんだね。登場しないかと思った(笑)