眠らない街

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市船優勝!

2012年01月09日 | FC東京&サッカー
延長後半、市船勝ち越し。
市船が流れの中で、唯一崩した得点だった。

結局、このまま試合終了し、市船が優勝した。

ただ、今回の市船は、悪い意味で伝統校らしいチーム作りをしていた思う。
第84回大会優勝野洲。
第86回大会優勝流経大柏。
第87回大会優勝広島皆実。
第88回大会優勝山梨学院大附属。
第99回大会優勝滝川二。
これらのチームは、クオリティを大事にしながらも、クリエイティビティ、連動性に比重をおいたチーム作りをしていた。これが近年の流れだった。
四日市中央もこちら側のチームだと思う。

市船は、スタミナ重視のチーム作り。
スタミナとセットプレーと強力FWを前面に出したもので、どちらかというと旧タイプのチーム作りだった。

勝負強かったのは優勝チームだけど、魅力的なチームだったのは、自分的には準優勝チームだった。
ここに、高校サッカーのチーム作りの難しさがあると思う
勝てるチームを作るのか、将来の世界を見据えた個人&チームを作るのか。
四日市中央の選手の涙を見ると、どちらがいいのか考えてしまいます。

延長戦突入

2012年01月09日 | FC東京&サッカー
後半ロスタイム、セットプレーから市船が追いつく。

流れの中では、前線の4人だけで攻めていた市船だけど、後半終了間際のセットプレーは全員攻撃でかなり迫力があった。

ただ、より良いサッカーをやっているのは四日市中央だと思う。
願わくば、前半のような怒涛の攻めで流れの中から、四日市中央に得点して欲しい。

前半終了

2012年01月09日 | FC東京&サッカー
四日市中央が、開始0分、コーナーキックからのこぼれ球を押し込み先制!
その後は、ボールが収まらないバタバタした展開が続く。

四日市中央は、京都のように局地戦に強いサッカー、プラス、ラグビーのようなサッカー。
ボールを奪ったら、直線的にゴールに向かい、個人技で突破を目指す。
パスをつなぐという感じではなく、ひたすら1対1。
そこから押し上げがあるので、波状攻撃という感じ。ただ、ボールを失うことも多い。
加えて、長いボールを蹴って、拾い合いに持ち込む。

市船は、どちらかと言えばパスサッカーだと思うけど、長身FW岩渕くんを使ったポストをするわけでもなく、分厚い攻撃をするわけでもない。
前線4枚だけで攻めていて、二次、三次攻撃につながらない当たりが、W杯予選の頃の岡田ジャパンっぽい。
市船の攻撃の時、4バックは4枚きれいに残っていて、ダブルボランチも残っていることが多い。
サイドバックとボランチの一方が攻撃参加すると厚みが出てくるけど・・・
今のままでは、四日市中央の4バックも跳ね返し易いと思う。

市船のチーム作りとして、4バックによるゾーンデフェンスとセットプレーがキモとなっている(2004年全国制覇時の監督さんの談話)
攻撃のバロメーターは、コーナーキック。
前半は、ボールは回らないし、コーナーキックも取れていない。
サイドを突破して、コーナーキックを取れるかが鍵。