laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
楽しく気楽につぶして生きてます。

完全自分用メモ

2012-09-23 | kabuki en dehors de Tokio

というわけでどこでもドアでまたしても大阪に来ております。

脇役の方々を中心に感じたことを忘れないうちにメモ。

脇役フェチの方とlavie以外はとりあえず用のないお話です。

1.笑三さんなぜここに?そして意外とでかい。

初日近辺の感想で又之助と間違ってた。ごめん。

2.守若さんのモナリザの微笑にやられた。
鷺娘の引き抜き後見のときの険しい顔と大違い。ものすごく好みの年増腰元です!

3.玉雪さんを認知した!三津之助さんを若くして大きくした感じなのね。

4.シンゴくんの求女、すごくよくなってた。若手は初日付近と後半でこうも違うのか、の好例。

5.団子売の七勘を見ていて二人の踊りの質の違いを確認した。

いちにさんしで踊ってる七之助。
ひーふーみーで踊ってる勘九郎。

現代的な意味でリズム感があるのは七之助。ダンスはうまいんじゃないかな。
逆に勘九郎のリズムは、厳密に言うと少しずつずれてる。それが日舞の呼吸。

9/26追記。ちゃんとした感想はともかく、思いついたことはメモしとかないので忘れる。

6.彌十郎は古田新太に似ている→褒めてるつもり。だけど金五郎みたいな陰のある男はあまり似合わない。

7.雨乞狐の駕籠かき(功一と橋吾)、駕籠の扱い荒っぽすぎ。いくら中に誰も乗ってないっていってもw

8.女暫で、最前列からだと、舞台番からの目線(巴御前が舞台番を見ている表情)が捉えられてとても面白かった。玉三郎が勘九郎を見ている目線がとても柔らかく、ときどきからかったようで、まるで本当に親戚の姐さん(絶対に兄さんではない!)だった。

9.勘九郎の台詞や所作が見るたびに少しずつ変わっているのが面白かった。当方が勘九郎だけは熱心にチェックしているので気づくわけで、他の役者さんも変えてるんだとは思うが・・・w

たとえば、雨乞狐でいちばん激しい巫女の雨乞い踊り、微妙に激しい振りを抜いたり、足したり、3-4パターンを当日の体調や気分で使い分けているんだと思う。
瞼の母でも、変な笑いを誘う台詞はちょっとニュアンス変えたり、抜いたり。
狐の嫁があーい、と返事するのも(声がアレだから?)やめちゃったし。

10.そして、楽日間近に絶好調になっていた小山三・玉三郎の両姐御w。楽はまたとちりのボケ姐さんたちに戻っちゃってました。楽マジック?ほっとして油断?小山三は鏡台壊しちゃうし、玉三郎はどこにも出てこない登場人物の名前を、娘の名前として口走っちゃうし。

 

とこれだけ書いたら、舞台の感想はもう書くことないや、とお思いの方、とんでもないwww

別項では勘ちゃんのことだけ、また書きまくる予定なので、どうぞ慎重にスルーしてね。