錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

石垣回想 - Dec. 2020 Vol.3

2021年01月01日 | 放浪雑記

👆これは、街で良く見かけるスターバックスの看板。
しかし、この女性は誰?
そう聞かれると、答えに困る人も多いのではないでしょうか?
そして、その答えはセイレーン(人魚)。
ただ、このセイレーン(人魚)は人魚姫のよな生易しいものではなく、航行中の人を美しい歌声で惑わし遭難や難破に遭わせるだけでなく、セイレーンに喰い殺された船人たちの骨は島に山をなしたという厄介な人魚(妖し)なのです。


そして、そんな人魚伝説が石垣島を含む八重山の広い島々に伝えられているのです。
それは1771年4月24日午前8時頃に八重山列島近海を震源として発生した八重山地震による大津波にまつわる話で、その地震の前に夜な夜な海の方から歌声が聞こえてきたらしい。
その声は男には女性の声として聞こえ、女には男性の声て聞こえる不思議なもので、最初は心地よい歌声に村の若人は浜にでて聞きいっていたのですが、そのうちに気味が悪くなってきた。


その浜が、この画像の先にあるのだ・・・・
そして、その頃を境に村人が幾ら網を入れても全く魚が採れなくなり、それを案じた一人の老人が普段は絶対に出ない沖にまで船を出して網を入れた。
すると、その網に魚らしきものが入っている手ごたえはあるものの、老人一人の力ででは引き上げることができず、偶然に浜にいた若人に応援を頼み浜の近くにまで網を引き上げることがでせきた。
すると、その網の中にいたものは・・・・ なんと人魚だった。


で、その網に掛かった人魚が引き上げられたという浜が、👆ここね。
まぁ、ここまでは島の昔話で紹介された内容なのですが、ここからの話はCherryが昔し地元の“オジイ”や“おばぁ”から実際に聞き取った話。
そして、その人魚は言った。
私は海の大主に分からぬよう歌声で大切なことを伝えにきたのですが皆さんには上手く伝わらなかったようです。
だから、その大切なことを今ここでお教えしますので、どうか私を助けてくださいと懇願する。
しかし、村の若人たちは人魚の肉に不老不死の力があるという言伝えから捕らえようとするのですが、網を入れた老人が・・・・
私はもう、それほど若くはないし、これ以上の命を望まない。
だから貴方は元いた海へと帰りなさいと沖まで運び放してあけた。
その時のこと・・・
これから海の大主が大きな地震を起こし、この島へと津波が押し寄せます。
皆さんは今すぐに高い場所へと逃げてくださいと・・・
その話を聞いた村の長老は早馬を走らせ他の村々へと知らせたものの、聞く耳を持つものはおらず大津波の引き潮で取り残された魚を浜で採っていた。
もう、この後は語るまでもないでしょう。
死者・行方不明者約11,000人という大参事の大津波が島へと押し寄せた。
これを俗に明和の大津波と言っている。
ちなみに、人魚を助けた老人が住む村の人々は一足早く高い山へと避難して難を逃れたというお話。


そして話は変わって・・・・
こちらはコロナ禍で“一躍、時の人”ならぬ“時の妖し”となったアマビエ。
こちらも石垣島に伝わる人魚の類とすれば人に災いを知らせ、そこに生きる人々を救うという事を考えると、日本の人魚は人を惑わし命すら奪うという西洋のセイレーン(人魚)とは大違い。
で・・・
もし、この新型コロナが終息し普通に旅行が楽しめるようなったら、この浜に座り災いを知らた人魚に思いを馳せてみたら如何でしょうか?

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石垣回想 - Dec. 2020 Vol.2

2021年01月01日 | 放浪雑記
はーい
皆さんは元旦の中で、ゆっくりと寛がれているかと思いますが・・・・
石垣回想 - Dec. 2020の続きですぅ。
が!
その前に、この島に対して誤解の無いようにフォローさせてくたさい。
と、言うのも・・・・


これまでCherryは島の中を走り回り海やら山の記事をUPしてはましたが、どうしても亜熱帯気候の自然を切り取っていたので石垣島っていうか八重山の島々はジャングルみたいなところと思われていませんか?
と、言うか・・・・
随分と昔は我が家のドラえもん(嫁)も、そう思っていた。


しかーし、夜になってバンナ岳の展望所へ行くと・・・・


そこから見える夜景は、それなりの街なのだ。
おまけに、こんな狭い範囲に多くのコンビニなんて要らんだろ!と思えるほど点在しているし、大型スーパーなんて深夜遅くどころか24時間営業の店舗すら複数ある。
そんなことから、この島では普段の生活レベルを落とすことなく過ごすことができるのです。
要するに・・・・
程良い規模の街から少し離れれば、海や山の自然と出会えるのが八重山の島なんだなぁ。
ちなみに・・・


この白い建物が、その昔 Cherryが使っていたアジトなんだな。

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石垣回想 - Dec. 2020 Vol.1

2021年01月01日 | 放浪雑記
12月27日UPした記事の一件で石垣滞在中の更新が滞ったまま年を越えました。
そこで!
今更ですが、昨年となってしまった12月の石垣回想編のVol.1です。
なーんて言ってるけど、これていって大した意味もない ^^
と、言うことで早速・・・・


何度も言いますが・・・
今回の石垣渡航はアジトに “ 置きっぱ ” になっていた荷物の整理と片付け。
だから、いくらGoToの一時休止で街は観光客が少ない。
でもぉ、だからと言って街を歩き回れば自分からコロナに感染しに行くようなものですからね。


そこでCherryは、そな街を避けるように深夜の島内を車で徘徊。
人気のない暗い夜道を走り・・・・


怖い噂話が絶えない、このトンネルを一人で走る。
って言うか・・・
怖い怖いと言っていたら、夜の生き物と遊ぶことなんてできませんからね。


そして、その後は山の “ てっぺん ” まで出かけて於茂登岳方向を見ると、以前にアップした国立天文台のVERAが見えた。
国立天文台?
VERA?
どこ?
なーんて人のために・・・・


はいどうぞー ^^
指で示した部分が国立天文台(VERA)のパラボナです。
そして、それから少し左側へと目を向けると・・・・


夜の名倉湾が一望できる。
で、これから春にかけて24時間のフル稼働する製糖工場の明かりが周囲を明々と照らしていました。


そんでもって、その山の “ てっぺん ” から夜空を見上げると、流れる雲の隙間から満ちかけた月と星が見えていた。
この時期だと特にオリオンおおいぬなんかが探しやすい・・・ かな?
でもぉ・・・
その空に線でも引いてあれば解るんだけど、そんな画像で解るかい!
なーんて人のために線どころか、今回はオリオンおおいぬを加工ちゃいましたよ。


これなら我が家のドラえもんでも理解できる・・・・ たぶんww
まぁ、そんなこんなで島に滞在中はコロナを避けるように駆け回ったCherry。
でも、全てを語っていたら限がないので、ここから先はVol.2へと続きますぅ。

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なんとか間に合ったぁ・・・

2021年01月01日 | 雑記(ひまつぶし)

大晦日の17時過ぎから手掛け他た正月用の御節料理。
もちろん正月前の『年越しそば』なんて言うのも同時進行なんだけど、その料理が一品ずつ並ぶ中で何気に量が減っていく・・・・
そう、息子たちのツマミ食い。
うらぁ
お前ら何をやらかしてくれてんだぁ!
なーんて追い払いながら、お重に詰め終えたのが大晦日の午後11時49分。
はぁ~
なんとか年内に間に合ったぁ・・・
もう後は何もやんねぇぞ!
と言うか、こちとら石垣から帰ったばかりで疲れてんだよ。
いや、今年は爆弾娘たちが帰省しなかった分だけ、まだマシだったかもしれないけど・・・・
もし、ここに爆弾娘たちが加わっていたら年内には絶対に終わってなかったかもしれない。

ミルキ~はママの味~ じゃないけれど・・・

我が家~はパパの味~ なーんてね。

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I wish you a Happy New Year

2021年01月01日 | 雑記(ひまつぶし)

I wish you a happy New Year.
この2021年が皆さんにとって良い年でありますように ^^

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