１月に入って感染が急拡大の様相となっている新型コロナウィルス禍は、この日(１０日)も多くの感染者数が報告されています(県内 １３５名)。
１月に入ってから、県内の感染者数は 急な上向きのカーブを描いており、予断ならない状況が続いています。
先日までは長野市をはじめ大北エリアの感染者数の増加がクローズアップされていましたが、今度は県南エリアにまとまった数の感染者発生が報じられ、その いわばモグラ叩きのようにあっちこっちで頻発する状況には、何だか(コロナ禍)翻弄されている感であります。
県南の感染多発は、飲食店での集団的感染が起因しているとのこと…さきにも本ブログで触れていますが、コロナウィルスが油断ならないことを表しています。
一方、長野市域内においては この日(１０日)は２０名のコロナウィルス陽性感染者の発生が報告されています。
その概要は下記のとおりです。
市(１９１１例目)／５０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月６日／鼻汁・咽頭痛⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８５９例目の接触者
濃厚接触者 同居者１名
市(１９１２例目)／６０歳代女性(無症状病原体保有者)
時 系 列 １月８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８６４例目の同居者
濃厚接触者 無し
市(１９１３例目)／１０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月７日／発熱・咳等⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８６４例目の濃厚接触者
濃厚接触者 無し
市(１９１４例目)／１０歳代男性(無症状病原体保有者)
時 系 列 １月８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８６１例目の濃厚接触者
濃厚接触者 同居者２名 同居以外の２名
市(１９１５例目)／１０歳代男性(無症状病原体保有者)
時 系 列 １月８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８６１例目の濃厚接触者
濃厚接触者 同居者２名 同居以外の２名
市(１９１６例目)／２０歳代男性(軽症)
時 系 列 １月７日／発熱・咽頭痛等⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８６３例目の接触者
濃厚接触者 同居者１名 同居以外の１名
市(１９１７例目)／３０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月７日／咽頭痛⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８６３例目の接触者
濃厚接触者 同居者１名 同居以外の１名
市(１９１８例目)／２０歳代男性(軽症)
時 系 列 １月７日／咳⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 県外陽性感染者の濃厚接触者
濃厚接触者 同居以外の３名
市(１９１９例目)／５０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月８日／発熱・咽頭痛⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 不明
濃厚接触者 同居者２名
市(１９２０例目)／２０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月６日／喉の違和感⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 不明
濃厚接触者 同居者２名 同居以外の２名
市(１９２１例目)／１０歳未満女児(軽症)
時 系 列 １月９日／咳・鼻汁等⇒検査入院
感染経路 市１８８１例目の同居者
濃厚接触者 無し
市(１９２２例目)／４０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月５日／咳⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８８８例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名
市(１９２３例目)／１０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月７日／咳・咽頭痛等⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８８８例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名
市(１９２４例目)／１０歳未満女児(無症状病原体保有者)
時 系 列 １月９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８８８例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名
市(１９２５例目)／７０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月８日／発熱・咽頭痛⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８８８例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名
市(１９２６例目)／１０歳未満女児(軽症)
時 系 列 １月８日／発熱・咳等⇒検査⇒９日／入院調整中
感染経路 市１８５６例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名 同居以外の５名
市(１９２７例目)／４０歳代男性(無症状病原体保有者)
時 系 列 １月９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８５６例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名 同居以外の５名
市(１９２８例目)／１０歳代女性(軽症)
時 系 列 １月４日／喉の違和感⇒９日／検査⇒入院調整中
感染経路 市１８９０例目の同居者
濃厚接触者 同居者１名 同居以外の１１名
市(１９２９例目)／６０歳代男性(軽症)
時 系 列 １月６日／倦怠感⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 不明
濃厚接触者 同居以外の３名
市(１９３０例目)／２０歳代男性(軽症)
時 系 列 １月７日／咽頭痛・倦怠感⇒８日／検査⇒９日／入院調整中
感染経路 不明
濃厚接触者 同居者２名 その他調査中
ここのところのコロナウィルス陽性感染者の傾向について「若年層の感染の割合が高い」と言われていますが、ここ長野市においても 同様の傾向を示していることが報告されています。
この日の会見でも、長野市保健所(長)も そのことに言及されておられました。
今月に入っての 長野市の感染者のうち、その半数以上が ３０歳代以下の方々で占められています。
すなわち 昨今、「オミクロン株」をはじめとするコロナウィルスは、主に若者たちの身体に取り憑(つ)いていることが判ります。
報道等で示されているとおり、ここのところのコロナウィルス(主にオミクロン株)は、感染力は強いものの「弱毒化」の傾向にあり、万一感染しても軽症で収まるケースがほとんどと言われています。
しかし、この感染傾向が いわゆる若年層の間だけで済んでいればイイのですが、そこは神出鬼没のコロナウィルスのこと、いつ なんどき高齢者の層へ飛び火するかは分かりません。
私の周囲におられる 心臓に重大な基礎疾患をおもちの方などは「若いモンは軽症で済むかもしれないが、もし それ(オミクロン株)がオレの身体に取り憑いたとすれば、オレは一発アウト。直ちに重症化するだろうな。」と自嘲気味に話しておられました。
従前にも触れましたが、現下の〝第６波〟は「もし罹(かか)っても軽症で済む」との情報が流布されている傾向にあるようですが、それ(症状)は その人の体調や基礎疾患の有無などで大きく左右されるものでありましょう。
したがって私たちは〝第６波(＝オミクロン株)〟を甘く見ることなく、これまで同様に油断ならない存在として対峙すべきことを再認識するところであります。・