倉野立人のブログです。

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長野市域で新たに3件の新型コロナ陽性感染者が発生/五輪の感動の一方で

2021-07-25 | 日記

7月24日、長野市域で新たに3件(市1151~1153例目)の新型コロナウィルス陽性感染者の発生が報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1151例目)/20歳代女性(軽症)

  時 系 列  7月22日⇒発熱など⇒23日/検査⇒入院調整中

  感染経路   県外との往来歴アリ

  濃厚接触者 同居者5名

 

・市(1152例目)/20歳代女性(軽症)

  時 系 列  7月22日⇒咳・喉の違和感⇒23日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1151例目の接触者

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1153例目)/40歳代男性(軽症)

  時 系 列  7月21日⇒喉の違和感⇒23日/検査⇒入院調整中

  感染経路   県外との往来歴アリ

  濃厚接触者 同居以外の1名

 

 

従前にも述べたとおり、ここのところの長野市で報告されるコロナ陽性感染者は、その多くが「県外由来」となっています。

(この24日の発生者は、全員が 県外との往来歴アリ又はその接触者となっています)

この傾向は おそらく全国的にも同様な流れと思われ、東京都を中心とした大都市圏域と地方都市が いわば〝見えざるコロナ禍の悪しき糸〟でつながっていることを実感(懸念)せざるを得ないところであります。

 

折しも時節は夏休みの行楽シーズンを迎え、地方⇔首都圏の人流が増えることは避けられないことから、改めて注意喚起=基本的な社会行動の実践 が求められているとの認識を強めるところです。

 

また、開幕を迎えた「東京五輪2020」連日に亘るアスリートたちの活躍や競技ドラマが報じられ、それはそれで感動させられるところでありますが…これは人心にありがちなところでありましょう、社会に遍在する課題があっても (五輪などの)大きなイベントがあると いわば〝休戦状態〟となり、それ(課題)が疎(おろそ)かになってしまう傾向にあります。

そして 国(政府)においても、その国民的盛り上がりの いわばドサクサに紛れて、かかる課題を 先送りというか時間稼ぎというか…いわゆる〝耳障りの悪い話し〟をしなくなるものです。

 

 

 

 

しかし実際には、五輪開幕後も 東京都内では前週を上回るコロナ感染者数を記録しているところであり、予断を許さない状況に何ら変わりは無いことを 私たちは五輪の感動の一方で その事実を改めて認識しておかなければならないのであります。

 

 

 

 

今の時流の言葉を借りれば、五輪の感動と コロナ禍の状況把握…かかる相反事実認識を、私たちは「二刀流」の意識をもって これに向き合うべきと改めて強く思うところです。