ぼやきのキョロ兵衛・私的日ハム道

北海道日本ハムファイターズを中心とした日々の思った事をつぶやいています。

ドラフト指名選手・最終寸評

2009年10月29日 22時41分24秒 | ドラフト
2009年度ドラフト会議が無事に終了しました。
ファイターズは1巡目で菊池雄星投手の指名獲得へ向けて手を挙げるも6球団競合の中での抽選の結果、西武が指名権を獲得しました。
う~ん、残念でした。

今日の指名選手は以下の通りですね。
 1巡目:中村勝投手(春日部共栄高)
 2巡目:大塚豊投手(創価大)
 3巡目:加藤政義内野手(九州国際大)
 4巡目:運天ジョン・クレイトン投手(浦添工高)
 5巡目:増井浩俊投手(東芝)
 6巡目:荒張裕司捕手(徳島インディゴソックス)

投手4、内野手1、捕手1。

細かく分類すれば
 即戦力投手2、育成投手2、即戦力内野手1、育成捕手1ですかね。

多分狙って居た外野手が残って居れば指名に踏み切ったと思います。
残って居なかったので、1名投手に切り替えたのだと思います。
後、事前に左腕を狙って居る報道が多くされていましたが、フタを開けてみたら左腕はゼロですか。
正直、高卒左腕は数は揃って居たのであまり気にしてはいないですが・・・逆に津田投手が退団した事もあってエース候補の高卒右腕が欲しかったので良かったと思います。

内野手は前々から狙って居た加藤政義選手が指名出来ましたし、薄い先発ローテ候補投手が欲しいと思っていた中での大塚豊投手を指名出来たのは大きいですね。捕捕手は、狙って居た帝京高・原口捕手を寸前で阪神にさらわれて、代替選手として荒張選手を指名。
正直どんな選手が分からないのですが、今後色々な情報が出てきそうなので楽しみです。

正直、今年のドラフトは地味な指名選手になった感じがします。
4巡目以降が地味に感じるんだと思います。
きっと私が名前を知らないだけだと信じたい所で、自分の思いを覆す活躍を期待したいと思います。


最後に本日指名された選手の情報を纏めてみたので載せておきます。

1巡目:中村勝投手(春日部共栄高)
この春急成長で関東№1右腕と言われるまでになった本格派右腕。
MAX143キロながら急速以上の伸びがありフォームのバランスも抜群。
ピッチングも角度をつけた低めの制球力があり、ストレートと同じふりのスライダーを交えた緩急をつけたピッチングは打者を翻弄、今夏の県大会では9連続奪三振をマークした。
身体もまだまだ成長途中でプロで身体を作って言えば、スケールの大きな投手になれると将来性豊かな投手との評。
性格も強気でプロ向きとの事で将来のエース候補に成長できる逸材。

なんでも目標はダルビッシュ有投手との事で、本人の下で良い所を盗んで大きく成長して欲しいと思います。


2巡目:大塚豊投手(創価大)
現ファイターズの先発投手・八木智哉の後継者として大学に進学、1年目からエースとして活躍。
新東京大学リーグ新記録となる23連勝と通産41勝を記録した即戦力右腕。
ストレートのスピードこそ140キロそこそこだが、3種類のフォークと今年の大学選手権で4試合無四球という抜群の制球力を持つ。
また同大会で3試合連続完投勝利をあげるなどタフネスぶりが伺い知れる。
正に実戦的な右腕として即戦力として期待されます。

ファイターズの補強ポイントである右の先発ローテ候補として持って来いの投手だと思います。
今季途中に糸数敬作投手が急成長を遂げて先発ローテの一翼を担ったものの、後から出てきてほしい木下、植村、ダースはまだまだその芽を見せてくれない状態ですから。
ポジション的に榊原投手が中継ぎ、先発のどちらに回るのか?というのも気になりますが、切磋琢磨して欲しいと思います。


3巡目:加藤政義遊撃手(九州国際大)
前々から指名の噂が出ていた遊撃手ですね。
東北高校出身でダルビッシュ投手の1年後輩で、大学では1年目からレギュラーを獲得して、
今年の春は打率.468 3本塁打で2冠王、リーグMVPを獲得、日米大学選手権の代表にも選ばれて全試合で安打を放つなど大活躍、大学球界屈指の内野手。
遠投115m、50m5秒8の高い身体能力を兼ね備え、俊足、好守、強打の高いレベルで3拍子そろった即戦力遊撃手で、同大学からファイターズに入団し、ヤクルトへ移籍した川島慶三選手より体が柔らかくて強いから、ヘッドスピードが速いと打撃レベルは上との事。
守備に関しても本職の遊撃は勿論のこと三塁に守らせても抜群の守備を見せる様です。

チームとしては金子誠選手の後釜の遊撃を任せられる逸材でもあり、中田翔選手が三塁守備を干された経緯もあり、小谷野選手のバックアップとしても期待できる選手だと思います。
とにかく個人的にも期待の大きな選手ですね。
1年目からレギュラーを取るのは難しいと思いますが、小谷野、金子誠、二岡選手らに大いに刺激を与えて欲しいと思います。


4巡目:運天ジョン・クレイトン投手(浦添工高)
投球フォームやルックスから沖縄のダルビッシュと言われている、本格派右腕。
現在のピッチングはピッチングと呼べない程のモノだが、それでも140キロ後半のストレートと切れ味抜群のスライダーは超高校級でその素材だけ観たらプロの素材。
まだまだ伸びシロの長く、体が出来て、ピッチングを覚えれば素晴らしい投手になると思われる。
正直、時間の掛かる素材だと思って居ますから長い目で見守っていたい投手だと思います。


5巡目:増井浩俊投手(東芝)
181センチ67キロというスラリとした体躯から腕を柔らかくしならせて投げ込むストレートは常時140キロ超、MAX150というストレートに切れ味鋭いスライダー、フォークが武器で日本代表にも選ばれた本格派右腕。
ここぞという時に三振が取れる球威はピカ一との事で実力も十分で、即戦力として期待できる様です。
課題は、コントロールと安定感との事。
気になりますね。
プロで食っていく為いにはどれだけ安定感を出てくるか?悪いときには悪いなりのピッチング出来るか?
だと思って居るので。
やっぱり先発候補として期待していると考えてよいのでしょうか?
中継ぎは層が厚いですからね。


6巡目:荒張裕司捕手(徳島インディゴソックス)
日本航空二高(石川)から愛知学院大に進学するもプロへの夢を諦められずにたが数か月で中退し、徳島の入団テストを受けて入団。
入団2年目となる今年は、正捕手に収まり全試合に出場し以下の成績を残すなど実力を認められてフェニックスリーグの四国・九州ILの選抜メンバーに選ばれ、そこでスカウトの目に止まったものの思われる。

 打率.301(292-88)3本塁打33打点11盗塁

遠投110メートル強という強肩と、打率3割を記録したバッティングに加え、11盗塁とそれなり足があるようです。
それより、プロ入りしたいという芯の強さを買いたいですね。
来年21歳でチーム最年少捕手という立場になりますが、2年先輩である大野、今成捕手にどこまで近づけ、追い越せるか?
これからが大事だと思うので頑張ってほしいと思います。


今度は時間が出来たら、現有戦力に含めて考えてみたいと思います。
それより日本シリーズが先ですね。

いつも下のクリックにご協力頂きありがとうございます。
  人気blogランキングへ にほんブログ村 野球ブログ 北海道日本ハムファイターズへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿