空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

0.8本目 Iron Cross 28H 6x6JIS

2015年11月21日 19時29分59秒 | アイアン
フレームよりもホイールに魅了された
漢の行きつく先は手組みの世界。



ど素人がゼロからはじめた、

『ホイールの手組み』

は一体どうなるのか?


そもそもなぜ手を出したかというと、


好きなものだから、あーだこーだと
話をしたい、しているのだが、

手組みもできぬ奴が完組みを語るのは
おこがましいだろう、知ったかぶりか。

とツッコまれたら悲しいので。


手組み?あるよ。
自分で組んだやつ。     フハン


って言える漢になるために。


プロの店長だと走る機会が少ないし、
一般の走ってる人だと組むことはないだろうし。

その中間であーだこーだと好きなものを
語って走っていたら、楽しかろう。


そして、
基本を知れば、完組みの何が最先端の技術で
すごいのかがわかる。ダメなこともわかる。

悪魔の所業もできる。。。コレホンメイ




パーツは自撮りしたのだが、
壊れたパソコンにあったので、ウェブサイトから拝借。




シクロクロスの鉄下駄に代わりに、
軽量なリムを試してみたかった。

ディスクブレーキ用のリムがあるのかと
探してみるとすぐに引っかかりました。
Stan's ZTR IronCross Rim 28h

ディスクブレーキ用というよりは、
チューブレス用になるリム。

これより軽いリムがロード用にあるのだが、
ググってみると強度が弱い報告がちらほら。

素人には危険なので、素直にシクロ用で。



ハブは、クリスキングほしいかったぁ~~
でも高いので素人が手を出すべきでないなぁ、と。
シマノかTNIの2択に。

ロードでアルテもってるので、TNIにしてみよう、と。
TNI エボリューションディスクハブ



あとはスポークだ。
これが最初の難題。

組み方は?長さは?種類は?

○○ラボの影響でヨンロク組しようと
目論んでいたが、、、、

ウェブで入力計算できるのもあるが、
仕事でCADが使えるので、まずは自分で、
計算ではなく、作図で長さを出してみることに。

ニップル部分と交差部分が
どのくらい補正でるのかわかないので、
その分は、X として大体割り出した。

ここで限界なので、究極の業を発動。
「ショップの店長に相談」

X の値をプラスすれば結構いい線いっていた。

X の計測だが、まずは使用するニップルを
現物のリムに差し込んで、内径を測ることから~。

そして、、、プロ用の虎の巻きが!!
無論、それは公開できない情報。


結果、先生の指示は、素人はまずはお勉強ということで、
安く済むようスポーク1種類で普通に組むべし、ということに。
おしゃれな黒スポーク、カラーニップルもなしよ。



DTチャンピオン プレーン1.8mm シルバー

長さは…

ネットでスポーク長を書き込んでる
プロショップの人ってなぜかいない。

それもメシノタネということなのだろう。
この情報も伏せときます。


1箱で100本。56本使うので結構余るが、
バラで買っても近い値段なので、箱買いにしておく。


さーっ、組むド。




前後とも6x6の3クロスJIS組



メーカーのリムのテンション指定
が95と低めだ。シクロだからか?



組んだー!

アウトー!

ダメなんです。

その1
写真では直してしまってますが、
スポークの交差のないところに
バルブ穴がこないといけない。


その2
フランジ付近の交差は編んではいけない。
フランジがたわむから。


全部外してスポーク入れ直し。




えれ~~~時間かかりました。



そしてようやく組み終わり、先生の元へ。
ブレとり・センターの合否に3回失敗。

ようやく素人としてはいいかな、という
仮合格を頂く。

(プロならダメだって…)


ながーく組んで飽きてきた。
ようやく次のステップへ。

Stan'sのリムテープを貼る。
チューブレス、クリンチャーは2周貼る。


タイヤをはめるのも苦労した。
クリンチャータイヤなのだが、
リムがチューブレス向けだからか、
チューブレスタイヤを入れている様に
きつくてムズイ。

それとリムの底が浅いので、
リムテープをタイヤレバーで傷つけまくり、
チューブも1本パンクさせてしまう有様。

難易度高いよ~~。

なんとか無理矢理タイヤ装着。



タイヤに空気を入れた時にすぐに気づいた。
ブレどり台にかけると、がっつりブレている。

馴染みだし、という作業が下手だからだろう。
組み終わったスポークやリムをグニグニと
力をかけてたわませてやるのだが、弱かったか。

とにかく試走したいので酷い所だけを直して、
外へ行くことに。




30kmほど試走。

鉄下駄とは雲泥の差。
ロードのような軽快な漕ぎ出しになり、
振動吸収性がよく、転がりも良好だ。




組んでばかりいたせいもあり、
すっかり足は貧脚に成り下がってしまった。

スプリント、40km/hの巡行テストをしたいが
脚をまず元に戻さないと…。


そしてまた、ブレを取り直すことになる訳で…







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