空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

エアロバイクは完成車でのみエアロなのでは?

2018年11月23日 22時00分00秒 | まとまらないはなし
エアロとディスクブレーキ。

レースとサイクリングの兼用を考えると
物欲はあるものの重いのでパスしてきた。


サイロンが亡くなり新たなパートナーを
探し始めた折りに読んだ雑誌



『サイクルスポーツ』の12月号。
エアロロードトップレベル四車の比較。

最速を調べるかなり面白い内容だったのだが、
一方でいよいよ時代の節目が来たのだと認識。

軽量特化のバイクとリムブレーキの終焉。
そして、
軽量ながらエアロのディスクブレーキの時代へ。

ヒルクライムでも使えるエアロバイク。
最強じゃないか。次はそうしよう。

が、

雑誌を読み終え、納得できないところが。

まず、S5がポジション合わずにふらついたとか。
駄目でしょ。なんとかしなさいよ。

つぎにタイヤ。統一しなさいよ。

そしてホイールもスポーク数、
リムハイトが違うと。


そこで、フレーム単体のエアロ性能は
どこが一番なのかを独自に計算してみた。

やりかたは超雑。

まずタイヤは『Rolling Resistance』から
種類、太さの違いをそれぞれ出して差し引き。

ホイールはZIPPやらあちこちから、
リムハイトの違いのデータを見つけ、差し引き。

一番雑なのはスポーク数の違い。
これは良いデータが見つからず、
ホイール毎の抵抗をスポーク数で割って引いた。

タイヤは信用のあるデータだし、
性能差も大きいので結構変動があった。

ホイールは大きな差はなかったが、
それでも数ワットの違いはある。


そして弾き出した独自結果では、

ヴェンジ、S5は互角。
マドンちょっと負け。
ハイモッド負け。

負けとはいっても雑誌の内容のワット差と
同様程度。ほとんど差が無い。

S5に関してはふらついていなければ優勝か?


所詮は机上の空論。自己満足。
スッキリはしたのでこの件は終了。




なのだが、、、

ホイールの抵抗を調べている際に
空気抵抗について盲目になっていたことに気づく。




エアロバイクは、
フレームとホイールが一体でこそ
エアロ性能が確保(保証)されるのでは?


だからフレームメーカーは
ホイールメーカーを買収して開発していた訳で。

当たり前のこと。だが何故か忘れていた。


完成車でのみ最高のエアロ性能が発揮され、
他のメーカーのホイールにしたらエアロ劣化する。

ステムやハンドルも他のに替えたらエアロ劣化。

わずかな段差、隙間、スネ毛の有無で
エアロ抵抗は大きく変わる。

エアロとはそんなシビアな世界だ。


完成車を弄ったら駄目なんて、
なんてつまらないんだろう。


ん?
ピナレロはデュラエースと一体なのか?
(デュラデザイン、イヤァッ)

アルチメイトなんて履いても無駄???
カンパ駄目?ライトウエイトは細くて尚更…


この辺、ホイール履き替えてテストしてほしいな。


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