先週のNHK土曜ドラマ、渡辺謙主演の「負けて勝つ」を視た。
反戦の外交官だった吉田茂が総理と成って、
敗戦処理にやって来たGHQのマッカーサーと対峙させ、
敗戦国日本を舞台に繰り広げられる、壮大なミステリーと人間模様が描かれている。
私の吉田茂像で言えば平和条約に署名した首席全権としての印象が強い。
子供時代の60年前は隣の高知県選出のボス老政治家で、
政治生命も末期で 「バカヤロー解散」を思い出し、良い印象を持っていなかった。
しかし今の混迷の政界にこそ、吉田茂のような気骨ある孤高の政治家が必要で、
時期を得た企画かもしれない。
近世のためにドラマの登場人物にも聞いた名前が多く親近感を持ったが、
何よりも「負けて勝つ」が私の人生訓であったので一層の興味を引いた。
このドラマは5回連続だそうで、
第一回目は敗戦から吉田茂とマッカーサーの出会い、
人間関係の構築が描かれており、今後の展開が楽しみだが、
久しぶりに私好みの重厚なドラマだった。
なお渡辺謙さんはポッテリした吉田茂の雰囲気を出すために、
体重を8.5Kgも増やして挑戦したそうで、この役にかけた意気込みが覗える。
さて先週の「しりとり川柳」ですが毎朝の貴重な1時間弱を使い、
朝ドラ「梅ちゃん先生」をバックに約15句詠み、お遊びの「頭の体操」に励んでいる。
今週は日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、
マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。
その日に詠んだ好きな愚作に○印を付けてみました。笑読ください。
●どっちかな 民主か自民 第一党
●早急に 解散してよ 願ってる
●落ちないと 思うところに 落とし穴
●一緒にね 飲み会行こう 近いうち ○
●戻ったよ 宴会続きで 体重が
●古都もある 面影残す 平安の
●子供達 親の背中を 見て育つ
●売れ行きは 天気次第よ 雨傘は
●密会か 秘湯に映る 影二つ ○
●その変化 隠し切れない 若作り
●信頼に 繋がるような 行動を
●美味しいもの 秋の味覚が オンパレード
●孫の手を よりも頼りの 婆の手が
●手を出して 火傷をしたよ 社長妻
●また太る 社長の手腕 発揮して
●お歳です そろそろお迎え 来るような
●早分かり 落語の落ちを 客が言い ○
●間に合わず トイレが近い 年取れば
●位負け 戦わずして シッポ巻き
●子供まで 巻き込まないで 夫婦喧嘩
●妻だって 浮気心は 持っている
●人間よ 叩けば埃 出る男 ○
●気持ちよし 健康診断 異常なし
●思い出の写真から(71) 鹿児島(昭和61年)
○西郷隆盛像(市内)
○桜島
○開聞岳
○指宿方面を望む
子供心にも「ええオヤジ」として映っていましたよ。
なんでやろか。一本筋が通っていたような気がしたんです。
生意気な女の子やったんやわぁ。きっと。(苦笑)
どっちが第一党になってもなぁ。
政治は・国は変わらん様な。
維新の会にも希望は持てんしなぁ。
これから日本は何処へ向かうんでしょうな。
段々と地盤沈下して行くんやろなぁ。きっと。
渡辺謙さんのドラマは視ていませんが、「梅ちゃん先生」は、視れない時は録画してでもかかさず視ています。
堀北さんのゆったりとした物言い、何か大物を感じさせる女性ですね!
川柳は、
●一緒にね 飲み会行こう 近いうち
近いうち、谷垣さんは野田さんに騙されましたね!
谷垣さんは自分が政治家にもかかわらず、政治家の言葉を信用したのが間違いです。
マニフエストで消費税を上げないと言った民主党の政治家の言葉を信用するなんて!
谷垣さんは人が好過ぎる、これではとても首相の器ではないように思えます。
思います。主権在民なのだからもっと政治に
関心を持たないと。
近いうち…の意味で谷垣さんは苦心しましたね。これで長老の見限りが決定的になったのでは。
それにしても、自民党は首のすげ替えばかりに目を向けた3年間でしたね。協力は自分達の利益になる増税のみ。次の首相は誰なのでしょうね。
貧乏人は麦飯を喰えとか云ったけど所得倍増で
我々も給料が3倍になった経験がありましたよね。
悪いこともしたけどやはり日本の景気が右肩上がりだったからかもしれないけど
今の政治家と比べたらやはり数段上だった感じ。
考えたら吉田茂さんの愛弟子だった池田・佐藤の
後輩が主流を今でも続けているようですな。