余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ピエタ

2022-07-18 22:53:35 | 水声の詩
ピエタ
抱きかかえる
永遠の時間
優しみにみちた姿
包み撫でる絹の肌
眼差しは透明に
口元は微笑み
抱えられるものは
穏やかに眠る
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こちらあみ子

2022-07-15 22:44:36 | マイブック(あ)
「こちらあみ子」
      今村夏子 著

あみ子はなにを見ているのだろう。
なにを感じているのだろう。
なにを思い、あみ子のさみしさはなんだろう。
抱えるものはときどきに翻る。
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むらさきのスカートの女

2022-07-11 23:39:49 | マイブック(あ)
「むらさきのスカートの女」
      今村夏子 著

むらさきのスカートの女を
黄色いカーディガンの女が見ている。
そう黄色いカーディガンの女がそれを語る小説。
眠りの夢を現実でも見続ける。
夢は夢であるために、
アパートがあり子供たちの笑い声がありクリームパンがある。
個として個をつなぐものの心地の行き所の夢。
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やさしい猫

2022-07-11 22:55:39 | マイブック(な)
「やさしい猫」
      中島京子 著

外国人が日本で暮らすということ。
暮らすということの難しさ。
入管という組織とはなんなのだろうか。
名称は聞いたことがあるだろう。
入館管理局。
表面の何をしているところかぐらいは知っているだろう。
この本を読めば少しは知ることになるだろう。
ふたりの愛によって。
スリランカから来たクマさんと日本人ミユキさん。
そしてなにより中島京子のやさしき眼差しによって。
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空に向かって

2022-07-09 22:54:29 | 十五の詩
行こうと決めたんだ
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