余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

決別

2022-09-09 23:09:22 | 写真の扉の詩
今日別れて
明日別れて
一人ぼっちのさざ波
さざ波は繰り返されて
見渡せば影さえみえない
振り返ればいた人もいない
怠惰にながれた小一時間
決別は虚しさを引き寄せる
雲が隠す言葉の箱
晴れ間はいまは向こう
一人ぼっちの迷う憂鬱
晴れ間は向こう
多少近づいて
昨日別れた
今日別れた
会いたくなる無性に

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