余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

岐路

2021-06-16 00:54:23 | 十五の詩
人はある時期が来ると
岐路に立たされる
道、道に広がるものは見えもしない
見えないけれども選ばねばならぬ
鈍牛のようでも蝸牛でも
サラブレッドでもコンドルでも
決められた道なのか
それでも望む幸福の色彩
鏡の池には
望まぬものが浮かび沈む
ひとときの出会い
とわのひととき
今、私はその岐路に立っている
望むのも望まぬものも私次第
私は私の道を進む
魂と心の満ちる道を

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